今回のお話を読む前に、先に創起さんの短編『謎の特捜司書 Jパーソン』を読んでおく事を推奨します



ある朝、ジャックが爽やかな好人物に変貌してしまうというおぞましい騒動は、ジャックとユーディ、そしてMX-A1改めJP/Jパーソンが、ユーノのプロテクトナックルによる拳骨と3時間に及ぶ説教をくらう事で終結した。
そしてJアークに戻ったジャック&ユーディ夫妻をいの一番に出迎えたのは…

「ば~~~~っかじゃねえの!?」

友人であるガーニィの、一片の情けも容赦も身も蓋も無い罵倒だった…

「それが騒動を解決しようとした功労者に対する言葉!?」
「そうだな。ついでに言うと、その騒動が起きたそもそもの元凶はお前だったよなあ!?」
「ひはひっ!ひはひよわーにぃふんっ!?」

今回の騒動は、ユーディがジャックのモーニングコーヒーに、クリープの代用品に『ケミカルXディバイダー』をブチ込んだ事が発端である。
そんな彼女の反論に、ガーニィはすかさずユーディの頬を両手で掴み、縦に2回、横に2回、最後は円を描くように引っ張ってから、パッと手を放す。

「ふん…」
「うぅ…酷いよ!か弱い女の子のほっぺに、縦縦横横丸描いてチョンするなんて!?」
「お前の何処が『か弱い』『女の子』だあ!?」

更に食い下がるユーディの言葉に、米神に血管をヒクつかせながらも、ツッコミを入れずにはいられないガーニィ。

「JP君はそう言ってくれたもん!」
「自分の旦那のコピーロボットが言った事を真に受けて、舞い上がってんじゃねーぞコラ!?」
「…ちょっと待ちたまえガーニィ君。君はMX-A1…今はJPとかJパーソンとか名乗っているようだが…彼が無限書庫に居る事を知っていたのかね?」

それまで毎度お馴染みの喧嘩と静観を決め込んでいたジャックが、ふとガーニィの口ぶりに疑問を呈する。

「知っているも何も、アイツのメンテナンスは俺が定期的にやっているんだぞ?」
「確かに、君にはオペレーションアームがあるが…私は全く聞いていないのだが?」
「当然だ。司書長に口止めされていたからな」
「なるほどな…」

司書時代からユーノに心酔し、今も変わらぬ忠誠心を誓うガーニィなら無理もない、と納得をせざるを得ないジャック。

「しかしまあ、自分のコピーロボットと嫁を取り合う旦那も旦那だが、それで少女漫画のヒロイン気取りになって舞い上がる嫁も嫁だなあ?」
「ガーニィ君…いい加減にしないと、私、本気で怒るよ…?」

怒気の成分が濃くなり始めたユーディの声に、ジャックも、それまで一言も発していなかったゴトー達も『これはヤバい!』と気付く。
…気付いていないのは只一人…

「それで自分の息子に拳骨くらってお説教とか、どっちが子供か分からないでちゅね~?」
「………(大激怒)」

赤ちゃん言葉まで使って煽るガーニィに、遂にユーディの中で何かがプツリと切れた。

ガシッ!

「…何だ?」
「疾きこと風の如く――っ!」

ギュルンギュルンギュルン

「おわ~っ!?」

ガーニィをダブルアームの体勢に捕らえると、大回転を加えるユーディ。

「あれは風林火山!?」
「知っているのか、オリジナル!?」
「ハワイの伝説的ベテラン超人レスラーが使った48の殺人技の一つだ。ダブルアーム、ローリングクレイドル、パイルドライバー、ロメロスペシャルという基礎技を集合させた、まさに本物の殺人技…」
「無限書庫の最深部に跋扈する超強力モンスターを、パンチとキックだけで薙ぎ倒せる彼女がそんな事したら―――」

ゴトーとコトーが男塾的な解説をしている間に、ローリングクレイドルとパイルドライバーを経て、ロメロスペシャルを決められるガーニィ。

「48の殺人技No.3“風林火山”~~~っ!!」
「ウギャア~ッ!?」

ブチブチブチッ!!
バキバキバキィ!!!

「こ、この嫌な音は…」
「うむ、ガーニィ君の全身の筋肉が断裂し、骨がバラバラに砕ける音だな」
「冷静に解説してないで止めろよ!アンタの嫁だろ!?」
「大丈夫だ。彼はこの時空でなら、ギャグ補正があるから死にはしない!」ドヤァ
「ドヤ顔でメタ発言してんじゃねーよ!?」
「アルク!ファス!担架だ、担架~!!」



それから暫く後、Jアーク内の医務室にて…

「ユーディの阿呆…相変わらず無茶苦茶しやがって…」
「君が調子に乗って煽るからだろうが…少しはデリカシーというものを持ったらどうかね?」

全身包帯でグルグル巻きの、ミイラ男のような姿でベッドに寝かされ、ユーディへの怒りを燻ぶらせるガーニィを、ジャックが正論で諌めるが…

「自分のコピーロボットに、同じ事を言われた奴が言っても、説得力なんて全然ねーよ」

即座にブーメランで自分に戻ってきた…

「私のは、愛情の形の一つとしてだね…」
「それでコピーロボットに嫁さん寝取られかけてりゃ世話無いなあ~?」

名調子は止まらない、とばかりに、ヒッヒッヒッと聞いている相手の神経を逆撫でするように笑うガーニィ。
流石にこれには、普段あまり感情を露わにしないジャックもムカついたが…

「………まあ、それだけ口が達者なら、命に別状はないだろう…」

それだけ言うと、ジャックは医務室を後にした…



そして、その日の夜。

「やれやれ、やっとマトモに立って歩けるようになったぜ」
「いや、昼に全身の筋肉が断裂して骨がバラバラになってたのが、何で夜にはもう立って歩けるまでに回復してるんだよ…」

ミイラ男状態から復活したガーニィを前に、コトーが至極真っ当なツッコミを入れる。

「元・無限書庫司書を舐めるな。これぐらいの回復力が無きゃ、開拓期の無限書庫ラッシュは切り抜けられなかったんだよ」
「………そうなのか、オリジナル?」
「確かに最深部の探索は、ぶっちゃけ武装隊の仕事が生温く思えるぐらい、命が幾つあっても足りなかったけど…」

コトーの疑問に、一時は無限書庫司書だった事もあるゴトーが答えるが…

「それでも、ガーニィさんの回復力は異常だ…」
「アンタ、本当に右腕以外は生身なのか!?」

ガーニィが自分達と違い、万能義手である右腕以外は全く改造も強化もされていない、純粋な生身である事が信じられない、という感想を率直にぶつける2人。

「俺はしぶといんだよ」
「いや、しぶといで済まされても…」
「しつこいぞ。納得出来なきゃギャグ補正だからって事で無理にでも納得しろ」
「メタ発言持ち出したー!?」

いつもの調子で、ヤマもオチも意味も無い問答を繰り広げる、むさ苦しい野郎3人。
そこへ、一服の清涼剤達がやってくる。

「皆さん、お夕飯の支度が出来ましたよー!」
「ユーディさんも、お腹を空かせて待ってますよ~」

アルクとファスの参入により、Jアーク内における最大の懸念事項であった『家事』に関する問題は解消されていた。

「…これで、後は『アレ』さえ無かったらなあ…」
「ああ…ウハウハの展開だったのになあ…」
「見ているこっちは楽しいけどな♪」
「「鬼かアンタは!?」」



そして深夜、ジャックの艦内ラボにて…

「…さて、ジャックはユーディと風呂でプレイ中…この分なら、戻ってくるまで相当の時間がかかるはず…」

コントロールアームでロックを解除し、ラボに侵入したガーニィが、説明的な台詞を呟く。

「あれからラボに籠りっきりで、夕飯にも遅れて来た…アイツが何かを企んでいるのは明白…っと」

暗いラボ内で暫く目を凝らしていたガーニィは、あっさりと目的の物を発見した。
それは台の上に寝かされている、未だ外装を取り付けられていない、内部が剥き出しの状態の人型ロボット。

「こいつか…」

ピピピピピ…

義手をオペレーションアームに換装し、未完成の人型ロボットに端末を接続するガーニィ。

「………なるほど、自省回路を内蔵した人型ロボット…要するにメタルダーかよ。で、俺の人格を元にしたAIを搭載している…と」

ロボットの内部構造を解析し終えたガーニィは、ジャックが何の目的でこれを作ったのか、おおよその見当を付けていた。

「手の込んだ嫌がらせだなあ…そもそも、俺がモデルのロボットに『敵を愛し、許す心』なんて似合わないだろ…」

そう呟くと、ガーニィは義手を元に戻し、足元に真紅の魔法陣を展開し、探索魔法を発動させる。

「………確か、コトーが大破したら搭載する予定で作っていたよなあ…ビンゴ!」

ラボ内を探索魔法で調べたガーニィは、“それ”が存在する棚に視線をやり、邪悪極まりない笑みを浮かべるのだった…



それからまたまた数時間後…

「やれやれ、ユーディの反応が可愛くてついつい可愛がり過ぎてしまったよ…朝までには完成させなくては…」

妙に艶々した表情で、ジャックは件の人型ロボットの仕上げにかかっていた。

「ガーニィ君の人格をモデルにし、自省回路を内蔵した超人機…彼も、私がMX-A1に対して抱いた、煩わしさを思う存分味わうがいい…!」

そんな理由で超人機を作るなと言いたくもなるが、ジャックだから仕方がない。

「よし、これで完成だ!………はて、面妖な。私は超人機を作っていたはずなのだが、ノリと勢いに任せて作業をしていたら、赤と青のハーフボディではなく、全身が真っ黒な人造人間になってしまった…これは一体?」

完成したロボットを前に、首を傾げるジャック。
その時だった。



 俺の名は 俺の名は ハサイダー
 潰せ! 殺せ! 破砕せよ!!
 胸の 回路に指令が走る
 俺の 俺の使命 俺の宿命
 ヴィヴィオを破砕せよ! 破砕せよ!!

 俺の名は 俺の名は ハサイダー
 潰せ! 殺せ! 破砕せよ!!
 黒い 身体に光が走る
 俺の 俺の後輩 俺の同僚
 ヴィヴィオを破砕せよ! 破砕せよ!!

 俺の名は 俺の名は ハサイダー
 潰せ! 殺せ! 破砕せよ!!
 右手の 鋏に炎が走る
 俺の 俺の標的 俺の宿敵
 ヴィヴィオを破砕せよ! 破砕せよ!!



何処からともなく流れてくる、重厚なテーマソング(替え歌)と共に、完成したロボット…ハサイダーが起動し、立ち上がる。

「何故だ?メタルダーを作るはずが、ハカイダーになってしまった…まさか!?」

ハッと例の棚に視線をやるジャック。

「無い!?コトー君が大破したら、G4システムやゼロシステムと一緒にパーフェクトコトージバンに搭載する予定だった、悪魔回路が無い…!?」

「ハッハッハッハッハッ!」

頭上から聞こえてくる哄笑に、ジャックは珍しく狼狽えた様子でそちらを見やる。

「すり替えておいたのさ!!」
「………君、いつからそこに居たのかね…?」

天井の隅にへばりつき、台詞の元ネタ以上に某蜘蛛男っぽい感じになっているガーニィを見つけたジャックは、呆れの混じった表情で脱力気味に問いかける。

「いーんだよ、こまけぇこたぁ…よっ、と」
「細かくないと思うが…じゃあ、いつから私のやろうとしている事に気付いたのかね?」
「お前が何も言い返さずに医務室を後にした時から、だな…あのままグッと怒りの矛先を収めるとか、お前がそんな殊勝な奴のはずないだろ?」
「君はそうやって、時々、私の心を読むような真似をする…ガーニィ君、恐ろしい子!」

天井から着地したガーニィの答えに、戦慄しながらもアウトサイダーのネタを交えて返すジャック。
…そんなやり取りをする2人は、起動したハサイダーの存在をすっかり忘れてしまっていた…

『ウゥ…ウゥゥゥゥゥ…!』

唸り声と共に、紅い両目を爛々と光らせ、ゆっくりと2人の方を向くハサイダー。

「…おい、何かヤバそうだぞ?さっさと機能停止させた方がいいんじゃないか…?」
「うむ、それがだね…君が鬱陶しさのあまりコントロールアームで機能停止させたり出来ないよう、複雑な手順が必要な仕組みになっていて…」
「マジで俺への嫌がらせ専用のロボットかよ!?」
「しかし私は謝らない!…そして君が自省回路を悪魔回路にすり替えたせいで、君の短気で執念深くて性根の捻じ曲がった人格をモデルにしたAIが、更に凶悪化してしまっているという…」
「チックショー、ムカつく言われようだけど否定出来ねえ…それって、超ヤバくないか?」
「………はっきし言って、『超』面白カッコい…もとい、ヤバい!」

などと、何処か緊迫感の無いやり取りをしている間に…

『ウオォォォ…!!』

ハサイダーは右手の鋏を振り上げ、2人に迫っていった―――



翌朝。

「…で、そのロボット…ハサイダーは、2人をボコボコにしてJアークから脱走した…と」

呆れた様子で溜息交じりに言うゴトーの目の前には、2体に増えた、医務室のベッドに横たわるミイラ男。

「何だろう…ジャックさんは変態的な天才科学者、ガーニィさんは古参の元・無限書庫司書で、俺達の中では頭の良さツートップなのに…」

何だかなあ、と言いたげな表情のコトーが後に続く。
ちなみに鬼畜外道っぷりもツートップなのは、今更言うまでもない。

「時々、私より馬鹿なんじゃない?って時があるよねー…」
「「「「「「いやいや、それはない」」」」」」
「え、アルクとファスまで揃って否定するの!?」

自分以外の6人全員から口を揃えて否定され、涙目になるユーディだった…



次回の小ネタに続く!



あ…ありのまま、今、起こった事を話すぜ!
「私は、メタルダーネタを書いていたと思ったら、いつのまにかその前日談SSを書いていた」
な…何を言っているのか以下略(ヲイ
去る7月3日、当ブログは3周年を迎えました
今後とも皆様のご愛顧を宜しくお願い致します

なのは「…もう4日前だよ?」
ヴィヴィオ「中途半端だね…」
千歌音「七夕記念はどうしたの?」

どやかましいわ
繁忙期とモロにかち合って、挨拶更新している暇が無かったんじゃい!

…もうね、来年から○周年のご挨拶やめる…

なのは「…年末年始の挨拶もマトモに出来ないのに?」
ヴィヴィオ「何か、毎年年末はグダグダだよね…」
千歌音「そもそもブログ何周年とかやっている人他に居ないわよ」

DA・MA・RE!!



というわけでございましてー、ブログ3周年+4日と七夕を記念して、当ブログにおける主人公・ユーノ君のヒロイン2人と、ヒロインになり損ねたどうでもいいオマケ一匹による座談会をお届けします

ヴィヴィオ「誰がどうでもいいオマケなの!?」

自分の事だという自覚はあったか…

ヴィヴィオ「紹介も酷いけど扱いも酷いよ!文章だと分からないけど、なのはママと千歌音さんにはちゃんとテーブルと椅子が用意されてるのに、何で私だけ引っ繰り返した段ボール箱に、茣蓙の上で直座りなの!?」

お前にはそれで十分だ

ヴィヴィオ「何で紀州有田みかん…何か、赤く染まってるし…」

創起さんの『ユLOVEるなのは』を参照だな

ヴィヴィオ「わけがわからないよ!?なのはママと千歌音さんには、ガラスのコップに注いで氷もストローも用意してあるオレンジジュースなのに、私だけ紙コップに只の水だし…」

お前にはそれで十分だと言っているだろうが!
紙コップだってタダじゃないんだぞ!?
限りある地球資源の無駄遣いさせやがって、このド下等が!!

ヴィヴィオ「逆ギレされたー…なのはママ!ママからも何とか言ってよ!?」

なのは「…ごめん、ヴィヴィオ!ユーノ君のオマケ同然のチョイ役とは言え、漸くヒロインに返り咲けた今、作者の機嫌を損ねるわけにはいかないの…!!」
ヴィヴィオ「酷いよ!なのはママは母親である事よりも、女である事を選ぶの!?」
なのは「………ママ、ヴィヴィオの為に女盛りを思いっきり犠牲にしたんだけど…フェイトちゃんとのダブルママ続行でレズ疑惑深まっちゃったし…」
ヴィヴィオ「責任転嫁しないでよっ!」

千歌音「無様ね…母親と娘で責任のなすり合い…こんなみっともない人達に、可愛い弟は任せておけないわ」
なのは「クロスオーバーなんて反則でしゃしゃり出てきたガチレズはすっこんでろなの!」
千歌音「女同士で養子引き取って事実婚状態なんて異常事態に実家も何も言わない、狂った世界の主人公に何を言われても悔しくも何ともないわ」
なのは「実家は関係無いの!」

いい加減にしろ!
話が進まん!!

ヴィヴィオ「元はと言えば、私の扱いが酷いからー…!」

えーい、うるさい!!!

パチンッ!

なのは「わっ、文章だと分からないけど、ヴィヴィオの姿がモザイクに包まれて判別不能に!?」
千歌音「音声もミュートがかかって、ヴィヴィオさんが喚いているのも聞こえなくなったわね…」

ふっ…アウトサイダー、もとい作者の力を思い知ったか…

千歌音「………そんなに鬱陶しいなら、最初からヴィヴィオさんを出さなければ良かったんじゃないかしら…?」
なのは(私もそう思ったけど、機嫌を損ねるのが怖くて言えなかったの…)

一応、『真仮面ライダーVIVID対ネオ仮面ライダーVIVID』の企画と、ホワイトデー記念SSではヒロインにする予定だったからな…どっちも挫折して断念したが…

千歌音「本当に、身も心も受け付けなくなっているのね…」
なのは「ある意味一貫してるよね…」

INNOCENT世界に出張とかマジ世界の破壊者みたいな真似はするわ、ViVidはイクス関連でまだまだ引っ張るわ、疫病神以外の何者でもないこいつをヒロインにするなんて絶対、無理!無茶!!無謀!!!

千歌・なの「「………合掌…」」←今もモザイク姿で抗議しているヴィヴィオに向かって



千歌音「それはそうと、ここ最近はブレイカーズの小ネタばかりで、千歌ユーのSSも小ネタも更新されていないのだけど…」

うむ…以前にも言ったように、ブレイカーズを書いている方が楽しい、というのが大きいが…

なのは「何か、他にも理由が…?」

ぶっちゃけ、もう書きたい事は書き切ったかな、と…

千歌音「『リリカルなのは絶滅計画』も、『TMV』も完結していないのに!?」

『絶滅計画』は何と言うか、『リリカルなのは』公式への愚痴や恨み言の成分が多くなり過ぎてなあ…

このブログの始まり自体が、「今の『リリカルなのは』にユーノの居場所なんか無い」という認識の下で、小ネタやSSを書き殴ってきたからな
その集大成ともなれば、公式への恨み節になるのは必然だったわけだ

千歌音「タイトルからして、『リリカルなのは』そのものへの悪意しか感じないものね…」

正直、恨み節は書いていて疲れるのよ…
自分で暗い話書いてマイナスの感情を掻き立てて、それを更に書いて…そんなマゾっ気全開のプレイ、サドの私には耐えられん!

千歌音「この作者、自分でサドって言ったわ…」
なのは(サドどころかドSなの!…って言ってやりたい!!でも、言ったら後が怖い…)

そもそも、私の小ネタもSSも、ドタバタ系のギャグが本質なのよ

既に『高町なのは再生工場』で、『リリカルなのは』の世界そのものが滅ぶところは書いたし、『絶滅計画』ではそれが、Force終了後から打ち切りの時点に早まる程度の違いだし、これ以上恨み節書き募るのも何だかなあ…と空しくなってな
そうこうしているうちに、母の日記念に書いてみた『ガーニィ君とユーディちゃん』が、予想以上にノリノリで書けたので、そこからブレイカーズにのめり込んでしまったというわけだ

千歌音「だからと言って、完結させずに途中で放置するのはどうかと思うわ…」

それは私もそう思う…
とりあえず、精神的にも時間的にもある程度の余裕が出来たら再開して、ラスト2話か3話ぐらいで〆にしようかなと

千歌音「………『TMV』は?」

そっちはメカやバトルの描写が面倒でな…元々、苦手な分野だし
じっくり腰を据えて書ける時間が出来たら、なんて思っていたら…全然暇にならずに時代が追いかけてくる…

千歌音「…何処かで聞いた歌の歌詞ね…」

まあ、そっちもそのうち再開するさ
…丸2年以上放置しているから、ちょっと厳しいかも知れないけどな…

千歌音「その2つが終わったら、今後一切千歌ユーは書かない…なんて事は無いわよね?」

それは無い
ブレイカーズは創起さんの設定を借りているから、“一応”ユーなのだけど

なのは(一応、を強調しないで~!)

うち独自の世界観では、今でも宮様はユーノ君の姉で嫁だ
私が『リリカルなのは』公式に何の希望も見出さない限り、それは変わらん

千歌音「何ともネガティブな理由ね…」

しかし、それだけではないぞ
ドロドロのガチレズ愛憎劇ばかりが取り上げられる『神無月の巫女』だが、それを多角的に見直した時、私は、宮様は寧ろユーノ君に近い立ち位置だと確信した

なのは「『神無月のA`s』とかでも言ってたよね…」

ソウマが主人公と間違われるほどの活躍をする中、自分は何も出来ず、世界観そのものはノーマルだから、そもそも同性の姫子と結ばれようと思う事自体が間違っていると苦悩する宮様
その姿は、フェイトになのはのパートナーの座を明け渡し、なのは当人には友達のフェレットとしか見てもらえていないのが密かな悩みという、ユーノ君にダブって見える

なのは「『神無月の巫女』の世界観がノーマル!?」
千歌音「私、学園では大神君とお似合いって言われていたのよ?フェイトさんヴィヴィオさんと一纏めで高町家扱いされる『リリカルなのは』の世界観より、よっぽどノーマルよねぇ…?」
なのは「違うの…あれはグッズ販売とかで勝手に言ってるだけなの…フェイトちゃんだって『親戚のお姉さん』ポジに退くはずだったの…」

前世の因縁を知り、敢えて憎まれ役として殺される事で姫子を救おうとする宮様
私にはそれが、なのは達の為に『影』となり、犯罪者とされる事も厭わず、自分の命を削って『組織』と戦い続ける、シェイドの姿が重なって見えた

これまで溜まりに溜まった劣等感をぶつけるように、タケノヤミカヅチを奪いソウマを半殺しにする宮様
私にはそれが、フェイトに敵意を向け続け、遂には悪意のみの行動で純潔を奪ってしまった、地獄ユーノの姿が重なって見えた

自分と姫子を因縁で縛り続け転生を繰り返させる剣神アメノムラクモに叛逆する、『絶対少女聖域アムネシアン』の来栖守千歌音
私にはそれが、自分を歪んだ愛情で庇護しようとする邪神アザトースに戦いを挑む、ガルド・アウグスティスに重なって見えた

創起さん、浅倉さん、翡翠さんと、3人ものSS作家さんが書いたユーノ君のダークサイドが悉く、オロチの巫女となった宮様や、九曜の首領である来栖守千歌音にダブる…
まさに、宮様とユーノ君はネガとポジの関係、血を分けた姉弟であってもおかしくない!と確信したのだよ

なのは「その3人の作家さんが、この発言見たら怒るんじゃないかなぁ…」

しかし私は謝らない!

…後、これも今まで主張してきたことだが、介錯作品だと『鋼鉄天使くるみ』や『円盤皇女ワるきゅーレ』、『鍵姫物語 永久アリス輪舞曲』等々、主人公がユーノ君みたく恋愛には草食系、且つ戦闘では表に出ないタイプ、しかし芯が強くて何だかんだで中心人物になっている少年、という作品が結構あるからな
前線組のクロノやエリオばかりが勝ち組コースな『リリカルなのは』よりは、幸せになれる可能性はあると言えるだろう

なのは「悔しいけど反論出来ないの…どうして、どうしてこんな事になっちゃったの…?」

とにかく、今は充電期間だと思ってくれ

千歌音「とりあえず、納得しておくわ」



なのは「えっと…私も質問、宜しいでしょうか?」
千歌音「すっかり萎縮しているわね…」

何かね、高町なのは君?

なのは「えー、その…ブレイカーズ関係以外で、私がユーノ君のヒロインなネタやSSを書く予定はありますか…?」

そうだな…創起さんの『翠眼の英雄』五部が完結したら、ver.『N』ルートの小ネタ書く許可を貰えないかどうか、お伺いを立てるつもりではあるが…

なのは「………『リリカルなのは』本編に沿ったユーなのを書く予定は?」

………あると思うか?(ギロリ)

なのは「ですよねー…」
千歌音「何て弱腰な…これが魔王だの冥王だのと恐れられたエースオブエースの姿かしら?」
なのは「私は年明けに、散々この作者に心をヘシ折られてるの!これ以上は耐えられないの!!」

自業自得だろうが
被害者ぶって泣き言言ってんじゃねーぞコラ

なのは「うぅ…私のライフはもうゼロなの…」
千歌音「だったらそのまま死ねばいいのに」
なのは「その時は絶対道連れにしてやるの…!」

そこのモザイクよりはマシな扱いなんだから我慢しろ…って、アレ?
…アイツ、何処行った…?

ドカーン!
チュドーン!!
ドッゴーン!!!

うおっ!?管制室で爆発が…!?

ヴィヴィオ「これでもう、モザイクもミュートもかけられないよ!」←聖王モードで

貴様…まだ私に逆らうか?

ヴィヴィオ「私にだってユーノ君のヒロインになる資格はあるんだ!だから『真VIVID対ネオVIVID』の企画を再開して、来年のホワイトデーには記念SSの後編を書いて!!」

…言いたい事はそれだけか…?

ヴィヴィオ「言いたい事なら山ほどあるよ!そもそも…」

グイッ
カパッ
ヒュ―――――――――………

ヴィヴィオ「うわぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~………」

なのは「嗚呼、ヴィヴィオの足元の床が開いて、そのまま底の見えない奈落の底に…」
千歌音「…私が創起さんのブログで落とされたのと同じ仕組みね…」



さてさて、そんなこんなで、当ブログの現状を振り返りつつ、今後の展望についても語れたし、まあまあ有意義な座談会だったな

なのは(………何処が?)
千歌音「まあ、私がこのブログにおけるユーノのヒロインであるという事実に変わりは無い、と確認出来た事は良しとしましょう」
なのは「と言うより、ほとんどその事がメインだったの。力説してたの…」

こっちも色々あったんだよ…詳しくは前回の記事を読め
私はもう思い出したくもない…

千歌音「それはどうでもいいとして…3周年はともかく、七夕は全く関係無かったわね?」
なのは(それは私も思った!でも、怖くて言えなかった…)

七夕に更新したから七夕記念って事にしてくれ…忙しいんだよ
今夜も仕事だし…

千歌・なの((本当にこんな作者で大丈夫なの(かしら)…?))
当分シカトしてやろうかとも思いましたが、ここ最近の創起さんのブログにおけるコメントが目に余ったので。



アンタは私がいつも煽ってくると言うが、その前に自分の発言を見返してみろ。
記事そのものへのコメントは申し訳程度、時にはそれすらも無しで愚痴と妄想の羅列になっている場合がほとんどだろ。
それで私が何度か「脈絡の無いコメントされても困る」って怒って、アンタも謝ったけど、それから暫くしたらまた元通りになっていたよな。

私がきっ子さんのブログで愚痴って、三条さんにマナー違反を指摘されたのは覚えているか?
創起さんへのコメントで、「ループ屋さんも三条さんに怒られたから…」って言っていたから、当然覚えているはずだよな。
それで、自分は私や創起さんのブログでそういう事するってどうよ?

それを自覚した上で、一方的な被害者面しているのなら、アンタ相当性質悪いよ。



はっきり言わせてもらうと、今のアンタにはついていけない。
ネット上の不特定多数の妄言に踊らされて主義主張はコロコロ変わる。
そのくせ自分は絶対間違っていないと思い込んで私や創起さんやケンイチ・カイさんの忠告は無視する。
こんなのと仲良くするとか、私は無理。

そんなアンタに、ちょっと読んで嵌まった青年漫画を一万回読んで正義を学び直して反省しろとか言われても、何の説得力も感じない。
寧ろアンタの方こそ、漫画やアニメ以外の本や映画を色々見て、自分の狭い価値観を見直してみるべきじゃないかね。



一応、忠告はしておいてやる。
アンタ、今のままだと、そのうち創起さんやケンイチさんからも縁切られるよ。
2人は私と違って優しいから、まだ相手してくれているだけだから。
不快な愚痴や過激な発言ばかり羅列するような奴を、誰が歓迎するものか。



何か言いたい事があれば、この記事へのコメントでどうぞ。