対局しててもなんか伝わってくるものいっぱいあるもん。
たぶん後ろで見ていたギャラリーの方々はもっとダイレクトで感じたんじゃないかなぁ。
それくらいすごかったし強かった！
状態の悪かった多井さんも、観戦者もが気がつかないようなファインプレーがたくさんあったし、河野さんにはやっぱ強者たるアガリが随所で、しかも大事な局面での勝負強さを肌で感じられました。私の我儘な打牌はすべて咎められたしねぇ。そして仁平さんはただただ強かった。脱帽です。
でもやっぱね、スゲー楽しいの。
勝ってもね、負けてもね、こんなに麻雀って楽しかったんだなぁって思わせられるんだよね。強い人との麻雀ってさ。
もちろん対局中は苦しいよ。辛いよ。切ないよ。
ホント苦しくて息が詰まりそうになるもん。
でもさ、周りの人たちの息遣いなんかが聞こえてきてさ、苦しいのは自分だけじゃないんだって。だから自分ももっとがんばんなきゃって思うんだよね。
もちろん勝ちたいけどさ、決定戦に残りたいけどさ、やってる最中はホントそんなことどうでもよくなるくらいうれしいんだよね。こうやって強い人たちと牌を交えることのできる自分って幸せだなぁってさ。
こんなこと書いたらきっと「お前は甘いっ！」って叩かれちゃうのかもしれないけど…
でも勝負師としての自分も忘れてないですよ。
今年はチャンスなんだから。これが最初で最後のチャンスかもしれないんだから。今、こんだけ追い風が吹いてる中立ち止まらないで全力で獲りにいこうって思ってる。夢を掴みにいこうって思ってる。
最後に反省も。
２枚だけ、悔いの残る打牌があったんだよね。
放銃も、結果も気にしない自分だけど、そんな打牌を打つことがないようにこれから麻雀も精神も鍛えていかなきゃ。
まだまだもっと精進だよね。
