ルーラルアート+ふるいちやすしの日記 -24ページ目

これから。

ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

少しまじめな話をします。
阪神淡路震災があった時、
僕は東京と大阪を行ったり来たりしていた頃だったんですが
ちょうどその日は大阪にいました。
大阪も結構な被害はあったのですが
神戸の惨状とは比べ物にならないくらいで
多分一週間程で町は動き出していたような気がします。
大阪駅周辺では普通にスーツを着た人々が会社へ向かい、
その中に時々神戸から歩いて(30kmほど)食べ物やお水を買いに来た
泥だらけの人がいるという異様な光景がありました。
その時は勝手にあっけらかんと立ち直ってゆく大阪の人達に
怒りを感じていたのですが
今になって思うと
神戸にとってもすぐ隣に大阪という元気な町があったと言う事は
いろんな意味で復興を早める力になった事は事実だと思います。

今回の被災地はそれとは比べ物にならない程広範囲で
ほとんどの地が閉ざされた立地にあり
復興への道のりがどれだけ厳しい物になるのか
想像もできません。
ただ、それでも周りの人間として出来る事は
一緒に沈んで行くことではないでしょう。
すこしでも明るい光でならなくてはいけないと
僕は思います。
それはとっても勇気のいる事で、
今日から普通にお笑い番組を始めたテレビ局と
それを見て笑ってる人々
当事者から見ると不謹慎だとも思われるでしょうが
僕はそうは思いません。
今、目の前が真っ暗になっている人達に元気と光を与えたいと思うなら
僕らは二倍元気に、二倍の光を持っていなくてはいけない。
かれらが今、どこを見回しても恐ろしい光景しか見えないんだったら
僕らは一つでも多く、美しい物を見ておかなくてはいけない。
これは日本の大災害です。
日本に大きな闇ができてしまった。
ならば光を作らなくてはいけない。
いずれ道や鉄道が通り
それを辿って彼らがこちらへ出て来たら
または僕らがあちらへ行く事ができるようになったら
その時やっぱり光でありたい。
僕は本気でそう考えています。

$ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

田岡咲姫+ビデオSALON

ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

ビデオSALONで連載させてもらっている
一眼流映像表現術というのが
丸一年続きまして
次回、3月19日発売の4月号が13回目となりました。
そこで今回はいままでバラバラに解説してきた物を
実践的にまとめてみる事にしました。
編集部に無理を言って4ページにさせてもらって
作例もしっかり載せてもらいましたよ。

その為に先日撮影に行って来たんですが、
モデルを務めてくれたのが
ひっさびさの田岡咲姫(たおかさき)さん。
久々と言ってもピンと来ないかもしれませんんが
実は芸名が変わりまして
ドラマ『下北ダブル生シュー』
「あっきん」役とナレーションを努めてくれた人。
当時は現役高校生だったんですが
今はもう二十歳になりました。

その間事務所が変わったりもして
あんまりお付き合いもなかったんですが
現在はアイドル的な活動も頑張りつつも
しっかり芝居のできる女優になりたいと
戻って来てくれたんです。
なので今回は普段のアイドル活動では見せない
しっとりした表情を撮ろうと思い
少し複雑なシチュエーションでやってもらいました。


$ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

詳しくは今月発売のビデオSALONで!
で、今月はその他にも
『春夏秋冬・十人十色の藤沢シネマ』の第二回で
僕の新作「無言歌」も発表します。
同時にビデオSALONのホームページでも
ノーカット版公開となりますので
ぜひ見てくださいね。

$ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

随分長い間ビデオSALONにはいろいろ書かせて頂いてますが。
今回の4月号は僕にとっても特別な一冊になりそうです。
ぜひ感想なんかも聞かせて下さい。

「ジャングル・トライアングル・スクラムブル」観て下さい。



去年上映した作品です。
これはいろんな意味でとても印象に残っている作品で
実は映画初挑戦という三人の女の子を
約一週間の特訓した後
そのままロケに突入!
まぁ、そんなレベルの物だからという事で
他の人を巻き込むのもどうかと思い
なんと、出演者三人と僕一人だけでロケを敢行!
埼玉の荒川上流から始まり
雨、暑さ、湿気、強風という過酷な条件の中
機材を運ぶのも役者を叱るのもなだめるのも
そして運転もぜ~んぶ一人!
室内のシーンも含めて二日で撮りきるという暴挙。
いつも映画は少人数で撮るべきだと思っている僕ですが
正直、これはやり過ぎでした。
ある意味とても勉強になったロケではあったのですが
二度とやらないぞ、と誓ったのを覚えています。
共に頑張った出演者は末政夕梨花音春ゆき(岡野佑紀)小澤みずきの三人です。

またこれがネットドラマ「下北ダブル生シュー」に続く作品だった事もあり
ふるいちやすし、「女子高生マニア?」疑惑がささやかれましたが
そんな事ないですよ!
この後「紫陽花」という大人な作品もちゃんと撮ってますから。
でもまた最近の二作品、女子高生が主役だなあ・・・・
よし、次回作はめっちゃ「大人作品」にするぞ!
40歳以上の役者さん、大募集です。

まあその前に来月20日公開の『無言歌』よろしくお願いします。

新作『無言歌』完成!

途中経過ごっそり抜けましたが
新作が完成しました。

ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

「好きです」とか「愛してる」とか言わずに
強いラブストーリーを作りたかったんです。
タイトルは「無言歌」です。

$ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

これは『ビデオSALON』の企画で
藤沢玲花さんをいろんな監督が撮ると言う物で
僕のこの作品は4月号(3/20発売)に掲載され
同時に『ビデオSALON』のホームページで公開される予定です。


$ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

宣言通り全てアンジェニューレンズで撮りました。
僕はもうこのレンズ達の虜になりつつあります。
それも含めてこの作品は僕にとってとても意味のある作品となりました。
ここから次のステップへ進んで行こうと思います。


$ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

例によって12分の短編ですが、
三月にはWEBで、
そしてひょっとすると上映会もやるかもしれません。
その時にはぜひ、
見に来て下さいね。


$ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

藤沢玲花さん+ビデオSALON+アンジェニュー28mm

ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

女優の藤沢玲花さんが来てくれました。
16歳にしてもうすでに数々のドラマや映画に出演経験を持つ彼女。
見た通りの穏やかな空気感の女性ですが、
最近では話題の「Re:Play-Girls」
激しい役(チヒロ)もこなしています。

$ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

で、ビデオSALONで何をやるかというと
今年一年、毎月様々な監督で
この子のショートムービーを12本撮るという企画。
すごくないですか?
この一年でこの子のまったく色の違う出演作が12本増えるんです。
もう早速一本撮ってきたとの事で
二本目を僕が撮る事になりました。
で、リハーサルに来てくれた訳です。


$ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

初めての本読みなんですが
今回の僕の作品の意味や思い入れなんかを話していくと
スイスイ吸い取っていってくれるようで
もうすっかり女優と監督との話ができました。
むしろ共演の吉田比登志
しっかり頼むぞ!
・・・いやいや、彼にもそうとう難しいテーマに取り組んでもらってまして
とにかくこの小さな作品が
何かいいきっかけになってくれると嬉しいなと思っています。
そして僕自身にとっても!



$ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

今年はとにかく「美にこだわる」「丁寧に撮る」をテーマにします。
この作品を書き上げた時に全てのカットをアンジェニューで撮りたいと思い、
ところが僕は45~90mmしか持っていなくて
どうしてもワイドが欲しかった。
そしてついに手に入れました。
28mm F3.5 エギザクタマウント
おそらく40年ほど前のレンズだと思われます。
これを愛機CANON 5DmarkIIで使おうという事です。
当然マウントアダプターが必要で・・・
あ、ここからはずっとレンズの話です。
マニアの方以外とはこのへんでお別れです。
今日も読んでくれてありがとう!

$ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

そう、このマウントアダプターが大変で、
実はCANON EF とエギザクタのフランジバックの差は
わずか0.7mmしかない!
そのせいか、どうしても無限遠でフォーカスが合わなくなるアダプターがほとんど。
∞のあわないワイドレンズなんてあり得ない!
そこで探しましたのが上の物。
なんとアメリカから取り寄せました。
どうやらこの溝がキモらしく
きれいに∞でフォーカスのあうセッティングが可能となりました。
ところが今度はカメラに近すぎて
ミラーが引っかかって上がらない。
上げてからレンズを付ければ問題ないのだが
それではファインダーが使えない。
まあ動画の時にはどうせファインダーは使えないので
いいんだけどね。
でも折角だからスチルでも使いたいし、
マウントアダプター(黒)からはみだしている部分(銀)を削る事にしました。

ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

ここの部分はレンズとは直接関係なく
マウントするための爪の部分
ですからエギザクタ用のレンズが必ずミラーに当たってしまうという物ではなく
その可能性が高いという事です。
ただ、削りすぎると当然マウントの強度が弱まるので注意です
僕も恐る恐る削っては試し、また削って試しを繰り返していたのですが
一向にミラーは上がらない
ついにマウントアダプターを接着してしまう事を決意。
まだ爪が残っているうちに
しっかり接着してとことん削っていく事にしました

ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

ゴム粘度やらラップやらでしっかりマスキングしないと
削った粉が内部に入ってしまいます。
そして限界かな?と思ったところまで削り
・・・・ああ、まだ引っかかる。
しかし画像のケラレはなくなった。
とりあえず今回の撮影が終わるまでこれでいっておく。

$ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

最後にカメラ内部に変な乱反射をさせないように
黒く塗ってできあがり。
ただし塗料の厚みを嫌って
油性インクで塗っておきました。
あぁ、エギザクタには面白いレンズがたくさんありそうだけど
もう懲り懲りだな。