これから。

少しまじめな話をします。
阪神淡路震災があった時、
僕は東京と大阪を行ったり来たりしていた頃だったんですが
ちょうどその日は大阪にいました。
大阪も結構な被害はあったのですが
神戸の惨状とは比べ物にならないくらいで
多分一週間程で町は動き出していたような気がします。
大阪駅周辺では普通にスーツを着た人々が会社へ向かい、
その中に時々神戸から歩いて(30kmほど)食べ物やお水を買いに来た
泥だらけの人がいるという異様な光景がありました。
その時は勝手にあっけらかんと立ち直ってゆく大阪の人達に
怒りを感じていたのですが
今になって思うと
神戸にとってもすぐ隣に大阪という元気な町があったと言う事は
いろんな意味で復興を早める力になった事は事実だと思います。
今回の被災地はそれとは比べ物にならない程広範囲で
ほとんどの地が閉ざされた立地にあり
復興への道のりがどれだけ厳しい物になるのか
想像もできません。
ただ、それでも周りの人間として出来る事は
一緒に沈んで行くことではないでしょう。
すこしでも明るい光でならなくてはいけないと
僕は思います。
それはとっても勇気のいる事で、
今日から普通にお笑い番組を始めたテレビ局と
それを見て笑ってる人々
当事者から見ると不謹慎だとも思われるでしょうが
僕はそうは思いません。
今、目の前が真っ暗になっている人達に元気と光を与えたいと思うなら
僕らは二倍元気に、二倍の光を持っていなくてはいけない。
かれらが今、どこを見回しても恐ろしい光景しか見えないんだったら
僕らは一つでも多く、美しい物を見ておかなくてはいけない。
これは日本の大災害です。
日本に大きな闇ができてしまった。
ならば光を作らなくてはいけない。
いずれ道や鉄道が通り
それを辿って彼らがこちらへ出て来たら
または僕らがあちらへ行く事ができるようになったら
その時やっぱり光でありたい。
僕は本気でそう考えています。
