藤沢玲花さん+ビデオSALON+アンジェニュー28mm

女優の藤沢玲花さんが来てくれました。
16歳にしてもうすでに数々のドラマや映画に出演経験を持つ彼女。
見た通りの穏やかな空気感の女性ですが、
最近では話題の「Re:Play-Girls」で
激しい役(チヒロ)もこなしています。

で、ビデオSALONで何をやるかというと
今年一年、毎月様々な監督で
この子のショートムービーを12本撮るという企画。
すごくないですか?
この一年でこの子のまったく色の違う出演作が12本増えるんです。
もう早速一本撮ってきたとの事で
二本目を僕が撮る事になりました。
で、リハーサルに来てくれた訳です。

初めての本読みなんですが
今回の僕の作品の意味や思い入れなんかを話していくと
スイスイ吸い取っていってくれるようで
もうすっかり女優と監督との話ができました。
むしろ共演の吉田比登志
しっかり頼むぞ!
・・・いやいや、彼にもそうとう難しいテーマに取り組んでもらってまして
とにかくこの小さな作品が
何かいいきっかけになってくれると嬉しいなと思っています。
そして僕自身にとっても!

今年はとにかく「美にこだわる」「丁寧に撮る」をテーマにします。
この作品を書き上げた時に全てのカットをアンジェニューで撮りたいと思い、
ところが僕は45~90mmしか持っていなくて
どうしてもワイドが欲しかった。
そしてついに手に入れました。
28mm F3.5 エギザクタマウント
おそらく40年ほど前のレンズだと思われます。
これを愛機CANON 5DmarkIIで使おうという事です。
当然マウントアダプターが必要で・・・
あ、ここからはずっとレンズの話です。
マニアの方以外とはこのへんでお別れです。
今日も読んでくれてありがとう!

そう、このマウントアダプターが大変で、
実はCANON EF とエギザクタのフランジバックの差は
わずか0.7mmしかない!
そのせいか、どうしても無限遠でフォーカスが合わなくなるアダプターがほとんど。
∞のあわないワイドレンズなんてあり得ない!
そこで探しましたのが上の物。
なんとアメリカから取り寄せました。
どうやらこの溝がキモらしく
きれいに∞でフォーカスのあうセッティングが可能となりました。
ところが今度はカメラに近すぎて
ミラーが引っかかって上がらない。
上げてからレンズを付ければ問題ないのだが
それではファインダーが使えない。
まあ動画の時にはどうせファインダーは使えないので
いいんだけどね。
でも折角だからスチルでも使いたいし、
マウントアダプター(黒)からはみだしている部分(銀)を削る事にしました。

ここの部分はレンズとは直接関係なく
マウントするための爪の部分
ですからエギザクタ用のレンズが必ずミラーに当たってしまうという物ではなく
その可能性が高いという事です。
ただ、削りすぎると当然マウントの強度が弱まるので注意です
僕も恐る恐る削っては試し、また削って試しを繰り返していたのですが
一向にミラーは上がらない
ついにマウントアダプターを接着してしまう事を決意。
まだ爪が残っているうちに
しっかり接着してとことん削っていく事にしました

ゴム粘度やらラップやらでしっかりマスキングしないと
削った粉が内部に入ってしまいます。
そして限界かな?と思ったところまで削り
・・・・ああ、まだ引っかかる。
しかし画像のケラレはなくなった。
とりあえず今回の撮影が終わるまでこれでいっておく。

最後にカメラ内部に変な乱反射をさせないように
黒く塗ってできあがり。
ただし塗料の厚みを嫌って
油性インクで塗っておきました。
あぁ、エギザクタには面白いレンズがたくさんありそうだけど
もう懲り懲りだな。