ルーラルアート+ふるいちやすしの日記 -16ページ目

神戸・六甲の音

ルーラルアート+ふるいちやすしの日記

今日ちょっとした探し物をしていると
僕が20年近く前にリリースした
『神戸・六甲』というCDが出て来ました
これは震災の前の年に神戸のイメージアルバムとして
つくられたインストのアルバムで
今、それを聴きながら書いてます。

当時僕は新大阪に小さな部屋を借りて
そこに閉じこもってせっせと音楽を作っていました
神戸までは電車でほんの20分ほどの所だったんですが
プロデューサーに無理を言って
神戸と六甲のそれぞれの場所の音楽を作るなら
小説家達がそうするように
その場所で作りたいと
何度かはホテルをとってもらったりもしました。
その時に録った町や森の音も
音楽の中に散りばめられていて
特に高架下商店街の音なんかは
地震で壊れてしまった所の音なので
とても貴重な物になってしまいました。

この夏の旅が終わりました。
その場所場所には色とエネルギーと空気の波があり
あの当時よりは少し広くはなったものの
相変わらずスタジオに閉じこもっている僕に
何か大切な事を思い出させてくれた夏でした
きっとこのアルバムもその為に
ひょっこり出て来てくれたのでしょう。
そしてそれは何も遠くへ行かなくても
自分さえ敏感に感じ取っていれば
この町にもあるはずだと

自分が作曲して
全ての楽器を演奏したこのアルバム
もう少し目立つ所に置いておこうと
思いました。



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夏の撮影ラッシュも佳境。

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明日、天気が良ければ
とりあえずこの夏の撮影ラッシュは一段落。
今朝、神戸に入り、
今は彦根のお城の隣のホテルにいます。
写真は先週行った
海辺の町の物ですが、
今日は仕事以外の写真を撮る余裕も無く
強行軍です。
でも、東京を離れて
ホテルにいると
なんだかゆっくりできるので
嬉しいです。

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先週、ふらっと立ち寄った神社で
巫女さんが
「よろしければ、ここの昔話をお聞きになりませんか?」
と、声をかけて下さったので
拝聴してきました。
そこは勧進帳の舞台となった所で
貴重な絵等も見せていただき
とても素敵な時間を過ごさせてもらいました。


それにしても
よく身体が持ちこたえてくれたと思います
今回は本当にヤバかった。
これからまだ編集仕事は残っていますが
乗り切ります。
そして、また、いい作品を作ります。
いや、もう作り始めてます。
とにかく丁寧に作りたい作品なので
うん
その作品がいかに自分の心に深く根ざしている物か
気付かされる事もありました。
だから、役者の言葉や表情一つ一つを
自分の心にもしみ込ませながら
作っていきたい作品です。
待っていて下さい。



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日本海

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昨日は予想外の早さで仕事が進み
飛行機まで時間があったので
小松空港すぐそばの海まで
時間つぶしに行って来ました。

やっぱり波の荒い日本海
でもそこには本当に穏やかな時間があり
ついこの間見て来た
南三陸町の静かな海とは
涙が出る程対照的で
僕の海ではないのだけれど
なんだか“ありがとう”という言葉が
胸を突いてしまいました。

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僕は活動の場と仕事を求め
京都、大阪、ロンドン、東京と大都会にしがみついて生きて来ました
だからこういう穏やかな所で
ちゃんと仕事をし
ちゃんと暮らしている人たちを見ると
心から尊敬をしてしまいます
きっと夜には静かに眠るんだろうな
それだけで羨ましいし
自分の生き方の下手さ加減に
悲しくなってしまいます。
「そんなに甘くはないよ」と
言われそうですが
どっちの厳しさを取るのが幸せなんでしょうね?
どっちから見ても
どっちも羨ましい物なんでしょうね

隣の海は美しい。


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金沢・・・とはいっても。

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金沢に来ています。
以前にも何度か来てはいるんですが
金沢に限らず
どこへ行っても現場とホテルにしか行けていないので
印象がありません。
まぁ、仕事ですからしかたないんですけど
悲しい事ですよね。
せめて知り合いでもいれば
晩ご飯くらいはおもしろい物が食べられそうなもんだろうけど
普通の居酒屋で
あ、でも魚はとんでもなく美味しかったです。

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仕事のせいにしてはいけません。
やはり旅は自分の足で行かなければ。
現に今回同行した二人は
“自分の旅”ここを訪れており
この町の印象を語り合ったりして
盛り上がっていました。
「僕も来たことあるよ。」と言ったきり
話に参加できない自分が
少し恥ずかしくなりました。

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僕は現実の世界とイメージの世界を
行き来しているような人間ですが
旅の世界という
現実でありながら
未知の世界へも
もっと行かなければいけませんね。
大いに反省しました。

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美しい駅の広場に
巨大なヤカンが埋まってました。
しばらくはこれが僕の金沢の印象です。(泣)

言葉にならない。

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何がきっかけという訳でもなく

突然
何でもない昔の事が
すごく鮮明に浮かんで来て
しばらく僕の頭を支配してしまう事があります。
そしていくら考えてみても
なぜ今“それ”なのか
意味も解らない。

今日がそれでした。

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こんな歌を作りました。


 言葉にならない
 あの日の事が
 胸にあふれて
 苦しい

 言葉にならない
 愛のときめき
 言葉にならない
 喜び

夢見る頃を過ぎても
忘れられない歌
花の咲く町の朝、朝。

夢見る頃を過ぎても
忘れられない人
振り向けばいつも
そこに、そこに。

 思い出すたびに
 忘れるたびに
 心をくすぐる思い、想い。

夢見る頃をすぎても
忘れられない夢
もう叶う事のない夢


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「夢見る頃をすぎても」という歌
もう20年も前に
初めての大きな舞台の音楽を作っていた時に
(そのお芝居のタイトルが「夢見る頃を過ぎても」でしたから間違いない)
そのお芝居とは関係なく作った歌です。
でもまだ若かったはずの僕が
こういう詩を書いたのは
そのお芝居が老人の物語だったからかもしれません

これをさっき歌ってみたんです。
とにかく自分の歌でも
すぐに歌詞を忘れてしまう僕が
なんと
スラスラっと歌えてしまった。
ライブをやっていた頃も
ほとんど歌った事のない歌なんですが

なんでだろう?
これは僕にとって
大切な歌なんだろうか?

いくら考えてみても
やっぱり解りません。



おや?

雷が鳴り始めました。
夕立が来るのかな?