正反動
- 2017/11/05
- 01:04
お得感満載の、日根野イオンカルチャー教室・
今夜のカルチャーショックは「正反動」
乗馬の練習をして、外乗を許可されるのは、５級ですが、およそ５０万円の履修費用を使いそれを許されました。
私のうんちくはお金がかかっていますね（笑）
外乗とは「馬場」以外でもお馬さんに乗れる技術があるということです。
それを今夜のカルチャーでいうと「先生は馬にも乗れるのですか！」と驚かれましたが、無端塾長は「障害」も乗りこなしますから、到底私などは初心者です。
さて、正反動は、乗馬の用語です。
日本騎兵の祖はもちろん秋山好古さんです。ロシアのコザックを相手にさんざん暴れまわりました。
弟は秋山真之さんです。日露海戦の作戦を練った，参謀で、これも大変な優秀な人です。
故郷松山の偉人です、正岡子規さんの友人ですから、松山が誇る人の筆頭でしょう。
現代では、陸上自衛隊小平学校の元陸将補、池田整治氏、ホメオパシーの由井寅子先生が愛媛の偉人です。
アレ、話がそれました。
今夜の稽古は、「正反動」を使う身体操作に至りました。
無双直伝英信流 奥 「壁添」にみられる、伸びて斬る技法です。
※壁添
前進しながら、「すっと」つま先立ちとなり。上段に振り冠り斬り下ろす。いたってシンプルな業ですが、これが難敵！
全国大会でこれをやるのは無端塾長くらい（笑）正反動の身体操作は誰にでも身につくものではありませんから。
私はこの業を見るとどのようなレベルの居合であるか即座にわかります（笑）
。
それを乗馬に例えてお話ししました。といっても、実際に乗馬をしている人でもなかなか難しいのが「正反動」ですから、理屈ではなかなか説明ができません。身体操作は自分で会得するほかは無いようです。この概念なく業は成立しないといって過言ではないでしょう。
某大連盟の居合者が（初めて奥に到達したくらいの初心者）ブログでこの業を敵が来るのを待ち伏せして待っている、敵が来るまで鬼のように待つと書いているのを見て心底から気の毒に思いました。平気でそんなことを教えている道場があるのですね。
反動を使う居合は偽物
体をねじって使うのもNG
そう思うと８万人の居合者がNGをやからしている。
これは大変だ！