自己紹介
暗中に黙坐して朽ち果てむや、騒擾に泡立ちて遂に還る処を見失はむや。
22歳のときの自問を引きずる「あはれ」な年寄り羊さんです
西条に転居し、オーガニックな生活を目指す。
私の年齢と変わらない座敷に座ると,なつかしい良き昭和がそこにある
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1970年初頭の騒乱の余韻冷めやらぬ世上を見ながら、松山に帰還し、所帯を持った私は、どのような生き方を求めたらいいのか途方に暮れていた。
おんぼろ長屋に住まいし、大学の休学届けが無効となるのを知りつつ、日々の生活に追われていた。
そこで、自問を書き留めたのが
「暗中に黙坐して朽ち果てむや、騒擾に泡立ちて遂に還る処を見失はむや」
70歳を過ぎた今 それがわかる
騒擾に泡立ったその後だった
金を儲けようと大阪に一家で出向き文字通り「泡を食った」
それでは遺憾と思い直しもしたが、回転する球形物体は転がり始めるとなかなか止めようもない
今、西条で静寂に包まれて過ごす夢を見ているのだが、そうもいかないだろう
あと少し、残余の時間になすべきこと、後世に伝える私のわずかばかりの経験と思い付きを洗い出す、ま~総括ですな
50年以上支えてくれたダーリンに感謝しながら・・・