居合用語集 ① 超初心者小学生のため | 卍老人残日録

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-真剣道継承未完- 

居合用語

 

①序破急

 

はじめはゆっくり、次ははやく 最後はとっても早く

この用語はかなりの稽古事で使用されています

 

②口伝 細かなところまで伝える個人的な伝達法

 

人により伝え方を変えるのは師範の技量

 

ということで、刀の名称や、拝見の作法、取り扱いの掟などは段位によりそれなりに身につくようになってゆきます

 

 

③着装

着付けを見れば、その人の段なり修行の程度がわかるのは当たり前です

 

袴はなぜ、5本のひだがあるのかなど質問が降ってきますからよく覚えておきましょう

 

⑤礼法

9種類の座礼、3種類の立礼(さらに2種)使い方

 

特によく使う 指建礼 双手礼 合手礼

付帯した 敬愛礼 尊敬礼。会釈と敬礼の意味を身に付けて行きます

 

⑤出入りの作法

上座、下座の考えは基本的に変わりません

 

体育館などの場合日本の配置に合致しないことが多く、国旗がどこにあるかということで通常出ない場合も臨機応変に対応できるのが居合者です、そのためには、礼法を総合的に身に着けてゆくのが早道です

 

上の絵のように 簡便な礼法を述べる書籍もおおい、基道館ではさらに厳格な作法に準拠しているので、ハイレベルを身に着けTPOで使いこなすことが可能だ。一般ではOKでも最敬礼は90度、それがなぜかと理解できる

 

 

食事は家庭でしつけてもらいますが、道場みんなで出かけたとき

作法を知っている集団が食べるわけですから、日ごろから「練習」しておきましょう。我々は日本人ですから(ガイジンも数名いるけれど、道場内では日本の作法を日本人以上に守ることが大切だと考えている方々です)子供といえども見苦しいことをしてはなりません

 

習いごとに向かうとき、家庭での生活がその進捗を左右する、子供を預けて「教えてもらう」という態度ではそれほどの効果は期待できないだろう

 

なぜなら、インスタントラーメンを食べて稽古に来て和食の真髄を習いたいという、およそ思考と行動が伴わない事象だからだ

 

さらに踏み込むと言葉の意味をしること

用語を覚えただけでは意味をなさない

 

真に日本人らしくありたいと考えるなら

食事の中身から整える必要がある

 

業をどのように行うか(何を食べるか)ではなくどのような品質のものを行うか(食べるか)という視点に立つことだ

 

 

それが基本であり、痺れた頭で何を行おうがどうせたいしたことにはならない

 

特に添加物で、脳内かく乱物質を含んだものは「絶対」回避する必要がある

 

あれこれ迷うより、全部オーガニックにしたら時間と労力の節約になるのは間違いない(笑)

 

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脱線してしまいました(笑)

 

心は腸にあります

腸内を整えるためと朝一番の飲み物としてお湯で割って飲みます

大昔、一般のリンゴ酢を1本飲んだところ、シミがきれいになり驚いたことがあります

 

 

丹原で黒糖つくりをしている方の黒糖を使用したぜんざい

食べ終わって「こんなおいしいぜんざいは初めて食べました」とダーリンに告げると彼女はにっこり笑いました

 

 

和食の達人が正しく箸が持てないということはない

 

しきたりと、口伝を身に着け、選りすぐった素材の良いところを吟味できる鑑識眼を持ち、そのためには日ごろから精進した結果が「名人。達人」と呼ばれるゆえんだろうから

 

基道館の定めには 「初心入門といえども将来師範となり後世に伝える覚悟をもち稽古に臨むこと」という一文がある

 

初期の弟子たちはそれぞれ道場を構えているが、弟子であった時の方がいかに「らく」であったか(笑)

その責務を引き受けてこそ伝統に連なる意味がある