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感想亭備忘録

ドラマ、映画、小説について感想、解説、批評など。
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バディものの刑事ドラマとしては、まずまず王道の設定かな?

特殊な立場の二人が、通常捜査の一般警察と対立、協働しながら事件を解決に導くという形。

相棒(特殊な部署)やMIU404(はみ出し者)と同じ系譜。この物語ではオカルト、超常現象を専門に扱う部署。あ、そういえば主演の藤原竜也は「ST 赤と白の捜査ファイル」でも似たような役柄だったような?

 

初回を見る限り、超常現象であるかのように見える事件を解明し、現実的な解決をすることで人心を落ち着かせる部署のようにも見えますが、今後どう展開するんでしょうか。

 

第一話は、不可解な事件に、動画配信、SNSでの拡散、推し活と現代的なガジェットを詰め込んでいました。それなりにそれぞれの要素は機能していましたが、どうも迫力不足。もっと狂気を演出できた気がするんですが残念。

謎の解明もアクションで見せるのではなくロジックでやってほしかったなあ。すべてお見通しっぽいのになんだか後手後手を踏んでる印象です。

まあ、次回以降に期待かな?

 

それはそうとユースケ・サンタマリアさんは、コミカルな役あまりやらなくなりましたね。無頼派の無愛想な男を好んで演じてる気がします。それなりに似合ってるんですが、昔のようなちょっと情けないコメディタッチの演技も見てみたいです。

 

次回は狐憑きがテーマ。

せっかくオカルトをテーマに持ってきてるんだからもっと怖さを前面に打ち出してもいいんじゃないかと思うんですが。

オカルト的な、ホラー的な、もしくは人の執念やそれが生み出す狂気的な。そういうものを快刀乱麻を断つが如く解決してくれるとスカッとするんですけどね。さてどうなるのでしょう。

 

 

 

 

なんと言えばいいのか、めちゃくちゃに面白い!とか、とんでもなくドキドキするとかではないんです。

んー、なんだろう。とにかく居心地がいい。

変な誉め言葉ですが「居心地のいいドラマ」というのがピッタリくる気がします。

 

昭和初期、下町的な人々のつながり、そういったもうなくなってしまった、二度と戻らない日本の原風景に、ノスタルジーと憧憬と、そして安心感を感じてしまっているのかもしれません。

 

嘘を聞き分ける力を持つヒロインの辛く苦しい人生を柔らかく受け止める、この物語の舞台となる街がとても魅力的に映ります。なんなら何も事件が起きなくても、ゆるーい日常風景だけをドラマとして見せてくれても、楽しめそうなほどです。

 

メタな話をすれば、警察の科学捜査がそれほど発達しておらず、圭太などの通信機器もSNSもないこの時代は、古典的な探偵や特別な力を持つヒロインが活躍する舞台として最適です。

 

第1回のミステリー部分はそれほど驚きはありませんでしたが、その部分は次回以降のお楽しみということで期待しています。

 

原作は知らないのですが、鈴鹿央士さんと松本穂香さんのコンビも魅力的です。ですがそれよりなぜか味方良介さんのたたずまいに惹かれるものを感じます。この時代の口調や立ち居振る舞いが本当に似合っているように思います。

 

次回以降どんな物語を見せてくれるのか、とても楽しみです。

 

山岳救助ものの王道中の王道…なのかな?

長澤まさみさん演じる長野県警山岳救助隊の新人隊員・椎名久美の視点から主人公・小栗旬さん演じる島崎三歩を追うという構成です。

 

滑落事故、雪崩、落下事故など過酷な山の環境の中で起きる様々な事故、遭難に立ち向かう姿を、それぞれの背負う過去と絡めて描いていきます。

 

辛い過去を背負う主人公が大活躍して人命を助ける、というのはこういう救助を描くストーリーとしては王道中の王道なのですが、そしてそれはやっぱり感動的ではあるのですが。

えーと、なんでしょうか。

島崎三歩が大活躍、というか超活躍、というか超人的に活躍しまくります。普通の人類にはできないぐらい活躍してしまいます。猛吹雪の中、3,000m級の山にダッシュで登っていくわ、雪崩にあっても「久しぶりに流されちゃった」と照れ笑いするわ。

登山、山岳救助を舞台にしたスーパーヒーローものみたいになってます。スーパーマン、スパイダーマン、バットマン、島崎三歩ってぐらいです。

 

やり過ぎといえばやり過ぎなんですが、ここまで徹底すればそれはもうスーパーヒーローものとして評価すべきなんだろうなあとも思います。

もっと地味な、山に登ることで自分の抱える問題と向き合うといったいわゆる日常系登山とでもうべき「山女日記」が好きな自分には派手過ぎましたw

 

でもド派手な山岳ものが好きな人には十分こたえられるクオリティだったと思います。

 

 

 

なんだろう…ハイテクノロジーなSF世界を舞台にしたドロッドロの昼メロ、サイコホラーを添えて。超ゆったりした展開で情景描写は美しく。って感じですかね。

 

描かれるのは愛する者を失った人物がテクノロジーの力を借りてその人を再生しようとする、という近未来SFではよく使われるモチーフです。

純愛と修羅場とサイコパスとテクノロジーが出会うことで生み出されるものとは…。

 

女性の記憶が一部失われ、その部分が断片的に描写され、男の側はその部分を隠したい、という状況もあって前半は何がどうなってるのか中々はっきりしてきません。後半になってようやく

物語が分かる形で動き出すんですが、それでも全体的にはゆっくりというか静謐なトーンで進行していきます。

 

ハリウッド的ハイテンションハイスピードを求める人には合わないとは思いますが、歪んでしまった人物の扱いにくさ、怖さは充分感じられるかな、と思います。

 

amazonオリジナル作品としてアマプラで公開中です。

 

ちょっとうさんくさいホラーDVDシリーズのを作っているオカルトライターと編集マンのコンビが主人公。

新作の編集中で、基本やらせ動画ばっかりだけど、1本だけ視聴者からの投稿動画を入れようということで、この二人が投稿動画を見るという立てつけのドラマです。

 

1話30分で、前半15分で投稿動画を流し、後半でその動画のおかしなところ、疑問点を二人が見つけ出し、動画に隠された真実を解明していくことになります。

主人公はお笑いコンビ、かが屋のお二人。

この二人のとぼけた感じ、しかもこういう関係性ってあるよなあと思わせるリアリティがとてもいい。とぼけたやり取りだけでも楽しめるかもしれません。

 

謎とその解明は結構強引だったり荒業な感じはしますが、まずまず納得させられなくもない感じw

オカルト的なものを現実的な解明していくお話は結構好きなんですよね。そういう意味で心霊映像をどう解釈して現実的なところに持っていくのか、毎回興味深く見られました。

 

 

1シーズン4話で2シーズンあります。といっても1話30分なので全部合わせても4時間。結構お手軽に楽しめます。シーズンごとの最終話にはちょっとしたサプライズもあってお手軽に楽しめる小品といったところ。

なんて思ってたら映画化もしてるみたいで、ただいま絶賛公開中らしいですw

映画見る方は絶対にテレビ版を見てからいかないとネタバレ食らうことになりますのでご注意…といっても大したネタバレじゃないかw

 

映画も配信に降りてきたら見ようかなあと考え中です。

テレビ版はamazonプライムで配信中!