感想亭備忘録 -33ページ目

感想亭備忘録

ドラマ、映画、小説について感想、解説、批評など。
願わくばたくさんの面白いコンテンツに出会えますように。

 

今、ワイドショーで話題になっている東出昌大さんの不倫騒動がこのドラマにも影響を与えているようですね。

 

病棟クラーク役で出演していた唐田えりかさんが不倫のお相手ということで、出演シーンのカットと今後の出演を自粛することが発表されました。大河の件といいリスク管理の難しさを感じさせられますね。

沢尻エリカさんの場合と違って犯罪ではないのですが不法行為でありかつ演じるのが清純で優しい役柄だったので降板は致し方ないところ。

第一話で、不倫を疑われる状況で(実際は不倫ではなかったのですが)交通事故死した女性の義理の息子を優しく慰めていたのが唐田えりかさん演じる病棟クラークでした。なんか皮肉ですね。

 

さて、騒動は別としてドラマ自体はしっかり方向性が見えてきた気がします。今回のエピソードである中学生の溺水事故を通して、松本(伊藤英明)が救急救命でがむしゃらに働き続ける動機が詳細に語られました。そして彼に対立する濱田(ムロツヨシ)の立ち位置も明確になりました。

 

「全ての命を助けたい。」とある意味青臭い理想にがむしゃらに突き進む松本と、それとは対照的に「すべての命を助けるのは不可能。であるなら“生きたい”という意志の強い患者を救う。」そしてその対価を得ることで病院を支えている自負がある濱田。

 

対立するそれぞれに、それぞれの正義や信念がある状況は物語を熱くする必須条件だと思います。この対立がどんな葛藤を生み、どう収束するのか期待したいと思います。

 

それと松本穂香さん、個人的に好きな女優さんなんですが、彼女の役どころがどう化けるのかも見てみたいですね。気弱で真面目で左利きで濱田にいいようにいびられているように見えながら、その実しっかり教育されている様子も見えます。彼女が大活躍するエピソードも期待しています。

 

えーと、そんなに改まって書くほどの感想はないのですが(笑)

今回もほっこりまったりいたしました。

 

言ってしまえば、富士山のふもとのキャンプ場で女の子二人がキャンプして餃子鍋食べただけ、なストーリーなんですが、なんというか会話のテンポ、しかもすごくゆーっくりとしたテンポがなんだか癒されます。

 

あ、もう一つ上げるとすればドローンでの撮影がかなり効果的です。キレイな風景をゆっくりと俯瞰で見せるカメラワークは、ドローン撮影のお手本といってもいいかもしれません。

 

原作を知らないのでこの後どんな風に展開するのか、はたまた特に何も展開しないのか、それもわかりませんが、ハイテンポで急展開の対極に位置するこのドラマならではのテイストを来週も満喫したいと思います。

 

徐々に白熱してきました。

古手川(工藤阿須加)が過去に負った心の傷が彼をいまだに苛んでいる事、そしてその傷をきっかけに前回、不気味だと書いた有働(野波麻帆)に取り込まれそうになっていく姿が描かれました。

 

有働は精神疾患を抱えた人々を救う天使なんでしょうか。それとも別の顔があるのでしょうか。カエル男がいったい誰なのかという謎とともに有働という女性が何を意図して何をしようとしているのかもきになります。

 

今回は俳優さんの熱演が光りました。

野波麻帆さんの上手さは言うまでもないのですが、今回トラウマを引きずりそれを刺激されると抑制が効かなくなる古手川という男を、工藤阿須加さんがとんでもない迫力で演じてくれました。

いままで優等生的な役が多かったように思うのですが、感情をコントロールできない狂気に近い部分を見せた演技には驚きました。もっと色んな役が見てみたいですね。

そして、“まえだまえだ”の前田航基さんが精神疾患を抱えかつて殺人を犯した青年を演じていたのですが、無邪気さと怖さを兼ね備えた人物としてとても説得力がありました。

 

30分という短さですが充分以上に濃密です。

迫力のある物語が今後どう展開していくのか…予告を見る限りは濃密さが一層加速していくようで、楽しみなような怖いような気持ちです。どんな真相が隠されているのか追いかけたいと思います。

 

とびぬけて素晴らしいわけではありませんが安定していますね。

やはり推理うんぬんよりも、合コンを合コンとして成立させようとする阿久津(トリンドル玲奈)と、合コンがなんだかよく分かっておらず謎に突き進んでいってしまう天野(山本美月)の攻防が面白いです。

なんとかして自分のペースにもっていきたい阿久津ですが、まったく空気を読まない天野に逆にペースを握られてしまう展開、そのやり取りをもっとクローズアップしてもいいんじゃないかと思います。

 

今回驚いたのが、推理会議の妄想の場が、初回は警察の捜査会議風、2回目企業の会議風ときて、今回いきなり幼稚園での紙芝居!というところ。阿久津もかなりの戸惑いを見せていましたが、見てるこっちも唖然としてしまいました(笑)

そしてなにより、ゲストの男性陣の熱演ぶりに感心してしまいました。この試練を乗り越えて大きく成長してほしいです(笑)

 

推理自体はやはりちょっと雑な部分がありました。

引退した洋食屋のシェフ兼オーナーのボケを治すために、かつての店の味を引き継いだキッチンカーに弁当を買いに来ている、というお話になっていましたが、なぜあんなに横柄で高飛車な態度をとったのかの説明がついていなかったように思います。まあ、正解だったかどうかは藪の中という筋立てなので、そういう緩さもあってもいいのかもしれません。

 

次回もゆる~く見守りたいと思います。

 

安定して面白いですね。

お仕事ドラマとしてもプライベートの人生模様を描くドラマとしても、充分楽しめる上に、お仕事とプライベートの混ざり具合が絶妙です。

 

今回は過去の発言がネットで炎上してしまったスターの真意を探る仕事部分と、ケイト(吉高由里子)を振った野中(重岡大毅)がケイトの元カレ尾高(柄本佑)が彼女と別れた真意を探ろうとするプライベート部分が、微妙にシンクロしてるようなしてないようなのいい感じに仕上がっていました。

前者が人間への純粋な興味。後者が自分の最低さを共有することで許されたいという下種な下心、という好対照さが鮮烈でした。

 

それにしても柄本佑さんのカッコイイ男っぷりは意外(と言っては失礼ですが)です。意外ではあるんですがピッタリハマっているところがすごいですね。

柄本さんが印象的ですが、それ以外のキャストも素晴らしいです。佐々木蔵之介さんの編集長の俗物でありながら一本筋の通っている出来る男感には痺れますし、重岡さんのダメ男っぷりも殴りたくなるぐらい見事です(笑)

「獣になれない私たち」ではただただうるさかっただけの山内佳哉さん。かなり似たキャラクターなのに、弱気な部分があるせいか愛すべき人物になっています。編集部の他のメンバーも一癖二癖ありそうな人間がそろっていて見ていて飽きません。

それに加えて編集部のスピード感がいいですね。即断即決即実行、ディスカッションもスピーディーで見とれてしまいます。

 

今回ラストシーンでケイトが父親に会いに行きました。これから父親の真実に迫っていくんでしょうか。視聴者にはどんな事件でなぜ父親が犯人とされたのかも明かされていません。次回はその辺も明かされるんでしょうか。楽しみです。

 

あ、でも「タツミーヌ」ってネーミングは酷いなあぁ(笑)