感想亭備忘録 -22ページ目

感想亭備忘録

ドラマ、映画、小説について感想、解説、批評など。
願わくばたくさんの面白いコンテンツに出会えますように。

 

今回も楽しめました。

前回も書きましたが、多部未華子さんが本当に魅力的です。困り顔の天使ですね(笑)

 

展開的には、隠したい存在、隠したい事実をどうやって隠すかみたいなところをドタバタコメディタッチで描いています。ステロタイプといえばそうですが、だからこそハズすことはなく一定の面白さを確保できているといったところです。

ただし、母親(草刈民代)からナギサ(大森南朋)を隠そうとするシーンはちょっとしつこすぎたように感じました。やたらモノを落としたりこかしたり声を出したりクシャミしたり、あそこまでやるとちょっと飽きが来ますね。

 

お仕事パートはメインではないせいかあっさり解決していきますが、それはそれで爽快感というかお手軽ではありますが達成感があってラブコメディのスパイスとしてはいい塩梅なのかなと思います。

ただ、朝のミーティングといいつつ主人公の担当する病院の中の一つだけの話をして解散してしまったり、支店長にメイ(多部未華子)が「お話があります。」と近づいた割には支店長の話だけで終わったりとストーリー進行のために変に端折ってるところがあるような気がします。もう少し丁寧に描いてもいいんじゃないでしょうか。

 

それと合コンのシーン。仕事の話をしようとするメイを薫(高橋メアリージュン)が邪魔をして婚活に繋げようとするのを、相手側の女子社員に阻止されるという形で笑いを狙っていましたが、薫の話題の振り方が強引に過ぎてちょっとイラっとするというか頭が悪そうに見えるというか。もう少し巧妙に話題をすり替える技術を見せたほうが笑いにつながった気がします。

 

と、なんだかんだ言っていますが、気楽に楽しんで見てはいるんですよ(笑)惜しい感じがするのでそこを詰めてほしいってことです。

 

今回のラスト、抱き合うメイとナギサ。そしてそれを目の当たりにする母親、というまあ衝撃のシーンで終わったんですが、どうなんでしょう。これはナギサとメイと田所(瀬戸康史)の三角関係のラブコメなんでしょうか?そういうわけでもないんでしょうか?さすがにナギサとメイでは年が離れすぎている気もしますし…うーん。まあ、母親にバレて急展開な次回で何か見えてくるかもしれませんね。

 

今回は、青池透子(美村里江)が最後に見たのは、絶望なのか希望なのか。そこに収束する物語でした。

 

騙され落とされようやく這い上がったと思ったらそこも汚れた世界だったという彼女の最後の願い。最後の行動の意味はなんだったのかを4機捜のメンバーが解き明かすお話。意外にも九重(岡田健史)がキーとなるひらめきを見せてくれました。

 

基本的にはいいお話で感動もしました。志摩(星野源)の抱える闇の一面も見えてきました。よかったんですが、ツイッターの発言の読む順番…間違えますかね?そっち向けに読んだらずーっと続いちゃうんじゃ?と思うんですがどうなんでしょう。

逆から読むと意味の変わる文章ってのは「意味話がわかると怖い話」で見た気がしますがそこからインスパイアされたんでしょうか。

 

そしてメロンパンの車にずっと乗り続けるのかも気になりますね(笑)

あの歌も妙に耳に残りますし(笑)

 

とにかく快調に面白く見られています。細かいことは置いておいてこの調子で突っ走ってほしいですね。怪人菅田将暉の動向も気になります。菅田さんは恐らく少なくとも中押しと締めの2回は出てくるでしょうからどんなふうに絡んでくるのか期待しています。

 

抑えたテンションの石原さとみさんのドラマは面白い説(笑)

いや、面白かったです。

 

病院薬剤師という存在は知っていてもどんな風に仕事をしているのかあまり知られていない職場を舞台に、いわゆる医療ドラマを展開させるというのは目の付け所がいいですね。まあ原作ありきではあるんですが。

 

専門的な職業を描くときに使われる手法として、主人公自身が新人で周囲が主人公に対して説明していくことで視聴者が知識を得るパターンと、主人公の近くに素人を配置してその素人の視点で視聴者がドラマを理解するパターンがあります。今作は後者ですね。

主人公である葵みどり(石原さとみ)はバリバリ働くやり手の薬剤師で、そこに新人として相原くるみ(西野七瀬)を配して彼女の疑問に羽倉(井之脇海)が答える形。これが気持ちいいぐらいにはまっていました。わかりやすいし各キャラクターもその特徴がはっきりしています。

 

葵みどりはちょっと完璧超人すぎる気はしますが、桜井ユキさん演じる主任のマシンのごとき有能さや、羽倉の能天気で親切でいい人な感じがチームの雰囲気をよく表していると思います。

中でも真矢みきさん演じる販田の…うーんなんといえばいいんでしょう、とらえどころのなさというかなんというか。とにかくなんでも「わかる!」と肯定してしまうところが面白いです。なんか深い理由があるんでしょうか。調子がいいだけのように見えてなんかしたたかさも感じるんですよね。今後のストーリーへの絡みに期待です。

 

それと西野七瀬さんもよかったと思います。棒演技なんて言われたりして、それもあながち外れてはいないんですが(笑)その棒っぷりが味になっているというか。なんだかアンドロイドみたいな硬さの中に時々関西弁が入ることで人間臭さが出てきて、上手い演出だなと思います。

 

ストーリー的には医者をだめに描きすぎていてちょっと…という部分も無きにしも非ずですがおおむね痛快で楽しめました。ただし終盤のウエットな展開は長すぎたように思います。あれだけ忙しい職場なんですから、感動のお話もあわただしさの中で表現してくれたほうがよかったんじゃないかなと思います。

 

何はともあれ次回も期待できる出来でした。第2回も楽しみです。

第1話がカーアクション、第2話が人情ものときて今回第3話は古式ゆかしい刑事ものの定番「走って追跡」でした。

刑事ものの定番とされるテーマを毎回きちんと「今」に合わせてアップデートして見せてくれます。今回もとても楽しめました。

 

軽い気持ちでバカなことをする若者。

ささいなきっかけで道を外れそうになっている彼らをどう扱うのか。厳罰を主張する九重(岡田健史)とそれに理路整然と反駁する桔梗(麻生久美子)のやり取りが印象的でした。厳罰を与えて完全にドロップアウトさせてしまうのではなく、救うことで正しい道に戻すことこそが将来の治安の維持に役立つのだという主張は説得力がありました。

 

今回はいろいろ伏線的な人物が出てきましたね。騒動を起こした若者のうちの一人、成川(鈴鹿央士)は逃亡したままですし、彼に声をかけてきた怪しさしかない関西弁男(菅田将暉)は当然なんかやらかすでしょうし、桔梗の息子と一緒にいた女性(黒川智花)も意味ありげというか次回予告でもチラッと映っていましたし。物語的にこれから本格的にいろいろ仕掛けるよってことでしょう。

 

しかし岡崎体育さんははまり役というかなんというか。気持ち悪かったですね(笑)ご本人も自分のツイッターで「気持ち悪ゥ」と呟いてらっしゃいましたね(笑)格闘シーンはちょっともっさりでしたけど。

 

しかし綾野剛さん、よく走りましたね。あれだけ見事に走ったんだから捕まえさせてあげて欲しかった気もしますが(笑)

あ、アンナチュラルの毛利刑事(大倉孝二)と向島刑事(古田ウーロン太)が出てましたね。コメディリリーフのように見えて意外に鋭かったりカッコいいセリフを発したりと活躍してました。UDIのメンバーもだれか出てくれると嬉しいですね。

 

 

まずは多部未華子さんがとてもチャーミングでキュート(死語?)でした。彼女ほど困り顔、疲れ顔、凹み顔が魅力的な女優さんはいないんじゃないでしょうか。そんな彼女の魅力がいかんなく発揮された第1話でした。

美人過ぎず(といっても充分キレイですが)親近感を抱かせるかわいらしさとクセのない演技が持ち味でありコメディエンヌとして定評のある彼女ですが、そのせいか似たような役柄が多いような気もします。

 

今作もコメディタッチではあるのですが、第一話は思ったほどコメディ色は強くありませんでした。

物語としては、「家事が全然ダメなキャリア志向の女性の家に、中年男性の家政夫がやってくる」というあらすじから予想される出来事から外れるものではありませんでした。ギスギスした主人公の気持ちが家政夫によって癒される、といった方向です。

ただし、主人公であるメイ(多部未華子)がキャリア志向になった原因が、母親の言葉「お母さんになりたいなんて馬鹿なことは言わないで。あなたはやればできる子なんだから」というある意味呪い、呪縛ともいうべき刷り込みだというところが面白いですね。

 

今後家政夫との関りの中で呪縛がどのように解かれていくのか、呪縛を解かれたメイはどんな生き方を選ぶのか、とても興味深いです。

 

ところでこのドラマは恋愛ドラマなんでしょうか?イケメンのライバルが「偶然」隣の部屋に住んでいる、というあまりにもベタすぎるシチュエーションは恋愛に発展するフリなんでしょうか。個人的にはそうでない展開の方が好みなのですが…。まあ、続きは見てのお楽しみってことにしておきましょう。