「G線上のあなたと私」第8回感想 | 感想亭備忘録

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全体的に見ていてむず痒くなる展開でした(笑)

見てるほうが照れ臭いというか恥ずかしいというか。決して悪い意味ではなく。

 

今どきのアラサーと大学生にしてはあまりにも初心な気はしますが、それもご愛嬌でしょうか。

恋愛ドラマにしては「偶然見てはいけない場面に遭遇してしまう」系のくだらない上にリアリティーのない演出が控えめなところがいいですね。登場人物それぞれが自分の内面に真摯に向き合っているのが伝わってきます。ほかの異性と親しげな様子を見て思い悩むといった薄っぺらいイベントは恋愛ドラマを作るうえで非常にお手軽ではありますが、もう既に禁じ手になっている気がします。個人的にそれをやってしまえば「ああ、物語をまじめに作る気がないんだなあ。」と感じてしまうのです。

恋愛ドラマにとって二人の恋路を妨げる障害というのは不可欠ではあるのですが、それは主人公たちの内面に存在している方が現代社会に生きる我々にとって説得力があるのではないかと思います。「逃げ恥」もそうでしたし、このドラマもその傾向があります。

このドラマの場合女性が年上という状態での年の差、というのが障害になるのですが、その障害をそれぞれがどう感じ、どう乗り越えようとするのか。それを見せてくれることを期待します。

 

恋愛ドラマは得意ではないのですが、このドラマを面白いと感じる理由は上記のそれぞれの内面の問題を描いている部分と、もう一つ、也映子(波瑠)と理人(中川大志)の掛け合いの面白さがあると思います。テンポがいいですしそれぞれのキャラクターが存分に発揮されていて、ずーっと会話していてほしくなるぐらいに楽しいのです。

 

最終回に向けてもう一波乱ありそうですが、どのように描いてくれるのかとても楽しみです。