悪くはなかったと思います。
今までで一番、文書、文字がキーになった物語でした。
でもまだまだ浅いように思います。「彼」という文字が右肩上がりと右肩下がりで二人いる、とか几帳面な文字は粘着質だとか、単発の感想レベルで、いくつかの要素を複合的にプロファイルして犯人像を絞り込む程度のことはしてほしいんですが、原作はどうなんでしょう。
もっともっともっともっと文書、文章、書類に特化しまくって推理を展開して欲しいんです。現場百回をやるのなら文書捜査官でなく、普通の刑事でいいじゃないですか。
矢代(波瑠)が強引に集めてきた文書をアームチェア・ディテクティブで解き明かす鳴海(鈴木京香)という図式でいいと思うんですが。
もちろん文書だけから事件を解き明かすとなれば、もっともっと物語を作り込まないといけません。情熱と行動力で解決するようなアバウトな筋立てではなく論理的に追い詰める物語である必要があります。
原作にそういう話はないんでしょうか。
あ、それと最後は泣きで締めると決めてるようなのですが、どうも安っぽくて湿っぽくて。ドライな話を続けて最後の最後にウエットにするんならいいんですが毎回泣かれるとつまらないです。
まあ、これは好みの問題ですかね。
一応次回も期待します。
