なんだかものすごく古いタイプの物語でした。
文字や言葉、言い回しや筆跡から謎を解明していく知的におもしろいドラマを期待していたのですが、展開されるのはお涙頂戴の人情物。ちょっとふりかけ程度に文字に基づいたやりとりがあるぐらいで、基本昔懐かしい2時間サスペンスドラマ。
足で稼いだ情報を元に犯人を追い詰めて、泣かせて逮捕。
最後「聖母たちのララバイ」が流れるんじゃないかと思いましたよ。
色々言っても仕方ないのでクライマックスシーンだけ。
なんで穴があいて水が漏れてるパイプのバルブを必死で閉めようとしてたんでしょう。ほったらかしでも問題ないと思うんですが。途中から主人公はバルブ放置してましたし。
目の前で水に沈みかけてる人質がいるのに犯人説得してる場合なんでしょうか。先に人質確保してから説得すればいいのに。
そして「かもめ」の話。
大して感動的でもない話でしたよ。物凄い脳内補完用の映像が流れてようやく犯人が泣き崩れるわけですが、泣きに頼るような結末の付け方自体古臭すぎると思うんです。
もっとドライにクールに知的に謎を解明していって欲しいんですが………まあそれは僕個人の好みの問題かもしれませんね。
このテイストでドラマが進行するなら感想は離脱せざるを得ないなあ。
