昨日、某ショッピングモールにあるインド料理店へカレーを食べに行ってきました。
いろいろなメニューがあり目移りしたのですが、何とかコースに近くなるように数品を選択し、店員さんを呼びました。
まずサラダをと、二種類あるうちのグリーンサラダというのを注文すると、
「没有」
じゃ、もう一つのシェフのサラダでいいかとそっちを注文。
(たしか2、3元しか変わらなかった)
カレーは希望通りに進み、最後にライス。
香米(いわゆるタイ米)にミックスベジタブルが混ぜてあるのがおいしそうだったので、それを注文すると
またもや「没有」
普通のライスしかないとのこと。
インド料理屋でタイ米ないのは寂しいんでないかいと思いましたが、ないものは仕方ない。
最後にもう一品追加しようとジャガイモにクミンをまぶしてあるものを注文。
(炒めてあったか粉吹き芋だったか失念)
すると三度目の・・
な、なんだ、(゜д゜;)もしやメニューの半数位はダミーなのか!?
と思いつつもカレーが食べられたらいいかと、そのまま完食。
さてさて「結帳」のお時間。(以前北方にいたせいか私は「埋単」とは言わないのです)
レジへ行って支付宝で支払いを終えるとインド人と思しきオーナーさんが
カレーの辛さはどうですか(日本語ペラペラ)
と聞いてくださり、
同じ微辣でもメニューによって辛さが違うんですね
(実は辛さでなくスパイスの内容が違うかららしい。文句でなく率直な感想)
とか私は言いました。
で、さきほどの疑問は聞かないと気が済まなかったので、
実際にはないメニューが多くないですか。
と直球で聞きました。 すると、オーナーさん
実はあるんですよ、と。
どういうことだと混乱していると、
日本人や中国人には一部メニューは出さないんです。
なぜなら、もの珍しさで頼むけど
グリーンサラダ→本場は生の玉ねぎを入れる
タイ米→香りになじめない
クミンをまぶしたジャガイモ→クミンになじめない
という原因で、9割の客がほとんど残し、それが気の毒だから出さない
とのことでした。
深読みすれば店の評判が落ちる可能性も考えられるわけですが、
確かにいつもお客さんが残すというのは店にとっても好ましくないですね。
ただ、私は生の玉ねぎ以外は大丈夫でむしろ好み(うちは和幸米とタイ米の2種類を常備しているほど)なので、
次回店員(中国の方)でなくオーナーさんに直接言えば出してくれるとのことでした。
オーナーさん、いろいろお考えなのですね~。
それにしても日本語のボキャブラリーがすごいです。
初級学習者なら「おもしろい、新鮮」という表現になるところを「もの珍しい」とは。
中級以上であるのは保証します。(N2、いわゆる日本語能力試験2級以上!)
オーナーさん、また行きますので頑張ってください~(ノ゚ο゚)ノ