沖縄でタクシーを利用している時、
複数の運転手さんの口から聞かれるのが
レンタカー会社が外国人にも貸しているのが
ちょっと・・・
ということ。
日本は世界でも稀な左側通行・右ハンドルの国。
これだけでも相当外国人にはハンデになりますが、
マナーの違い、その他標識の意味など、そう易々と運転できない背景があります。
本ブログでは差別的なことや色眼鏡で見ることはやめようと言ってきましたが、
本件に関しては別です。車とは「走る凶器」であり、それに拍車をかけ住民の安全を脅かす
ことは許されません。 ( ̄∩ ̄#
私が今でも当惑する赤信号でも右折フリー状態を日本でもされたらどんなに恐ろしいことか・・・。
そもそも、中国の運転免許証ではもちろん運転できないし、
ジュネーヴ条約に中国は加入していないので国際運転免許証も発行されない。
なぜ貸せるのか。ネットで調べていれば分かったことなのですが、私の場合、意外なことからの事実を知ることになりました。
沖縄から中国へ戻る日のこと。
搭乗手続きをしようと、私も長蛇の列の一員となっていました。
その時、日本の記者と中国語の通訳が列の中でめぼしい人に声をかけてインタビューしています。
この旅行中、レンタカーを利用しましたか
という質問。
私も見かけは判別不能で中国人観光客に思われ聞かれました。
いえ、私は日本人です。
そこで、事情を聞くと・・・
中国人は香港・フィリピンを通じ国際運転免許証を作って、それで運転しているらしい
という実態でした。
後々調べると偽造も結構あるとか。
諸悪の根源は利益最優先のレンタカー業者ですね。
これについては世界から非難を受けてもパスポートで貸す貸さないを決めてもいいと思います。法の整備を待つより各業者が自社基準を作る方が早いですから。
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もう一件。今度はただの情報です。
タクシーで那覇空港に向かう途中、見慣れぬナンバープレートを見かけました。
本来、ひらがなが入るべき箇所に、なんとアルファベットの「Y」が書いてあります。
何だ~おふざけか~?
と思ってタクシーの運転手さんに尋ねると
あれはアメリカ人の車だ、と。
最近は少なくなったらしいですが、ほぼ軍関係。
一時は10万人いた軍人も今は3万人ほどだそうです。