烏の緑羽 八咫烏シリーズ9
「八咫烏シリーズ」の第2部3作目。少し前に単行本版で読了。烏の緑羽 (著)阿部智里烏の緑羽 八咫烏シリーズ9Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}前作「追憶の烏」の最後、任官試験を受ける澄生(澄尾と真赭の薄の娘)と博陸侯・雪斎のやり取りで終わったので、本作品はその続きと思っていたが…。金烏・奈月彦の異母兄の明鏡院長束の護衛である路近の勁草院時代から物語られる。勁草院教官だった翠寛は路近より若く、路近とは縁の深い関係だったのか。もっと年寄りだと思っていた…。「空棺の烏」では、翠寛は教官という立場にも関わらずあからさまに雪哉を目の敵にしていて、なんて嫌な感じの教官なのだろうと思っていた。そして「弥栄の烏」でも猿への戦略で雪哉と真っ向から対立して幽閉されるが、ここでは随分印象が変わった。もしかして常識的な(まっとうな?)人なのか?その翠寛の背景も明らかに。路近と谷間・地下街の因縁というか、そういうものも分かった。このことと「楽園の烏」に路近が登場しなかったことと関係があるのだろうか。物語の最後のほうで、時代が「追憶の烏」につながる。「八咫烏シリーズ」は時系列どおりでない巻の構成になっている。結果を知っているからこそ、その前の段階での物語を読むと「ああ、そうだったのだ」と思いつつも緊張感があり、次の巻を読みたくなる。*********************************俳優の佐々木蔵之介氏が出演している「なぜ日本人は伊勢を目指すのか?伊勢神宮・天照大御神の秘密」というYouTubeに私の姉である文筆家・千種清美も出演している。なかなか良い動画だと思うので、暫くここで紹介することにした。佐々木蔵之介氏の姿を見ると、ああ、大河ドラマ「光る君へ」は終わってしまったのねえとしみじみ。*********************************デパ地下の「銘菓百選」コーナーでこちらを求めた。「一炉庵」の「柚まんじゅう」である。もう、この段階で柚子の香りが…。この表面の凸凹など柚子の表現が素晴らしい。柚子の風味がとてもしっかりしていて美味しかった。そして…こちらを求める時に、人だかりが…。名古屋の「きた川」の「いちご羽二重」である。私も1つカゴに入れてしまった。これは間違いなく美味しい。ふわふわの羽二重餅~。写真がうまく撮影できなかったが…。とても大きな苺の周りにはこし餡、そしてそれをふっわふっわの羽二重餅で包んであるのだ。私は酸っぱいものが苦手なのだが、この苺の酸っぱさがこし餡の甘みと合っていて、なんと美味しかったことだろう!