7月下旬に読了。
図書館のおススメコーナーにあり、手に取った。
カゲロボ (著)木皿泉
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カゲロボ
1,512円
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木皿泉氏といえば、『昨夜のカレー、明日のパン』を読んだことがある。
たしか、テンポのよい連作長編で、感動した覚えがある。
さて、この『カゲロボ』は、全9作品の短編からなり、他の物語では「端役」だった少女が違う物語で主人公になったりするが、全体として密に繋がっていないが、細かいところで「あ、これ、あの話の・・・」と気づいたりする連作。
恐ろしい話もあり、ほっとする話あり、最終的な読後感は良かった。
「カゲロボ」とは人間そっくりのロボットで監視カメラらしい。
登場人物の中学生たちは恐れている。
「畏れ」という事があまり存在しない現代、この「カゲロボ」のようなモノがあれば、もしかするといじめなどは減るのではないかと思ったりした。
私が一番良い、思ったのは、「こえ」に出てくる、「両手で持ち上げるにようどよいくらいの大きさの、長方形の箱で、鉄製のようだった。横長の側面の一方に穴が2つ並んでいた。穴の奥にはガラスのようなものが光って見える」(本書より引用)というモノで、重さは11kg。この箱の穴がカメラになっており、登校拒否になった中島君のパソコンにつながっており、これを通して中島君は学習をするらしい。この箱は「ハコジマ」というニックネームで呼ばれ、ツチヤという男子が世話をすることになった。
この他、細かい設定があり、大変興味深い。
このハコジマは、カゲロボとは全く違うタイプのものだが、これは良いアイデアではないか、と思った。
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三重県に帰省してきた。
帰省すると必ず食べるのがこれである。
三重県津市が誇る牛肉屋さんのレストランですき焼き。
2016年12月31日のブログでも紹介している。
火を通し過ぎてはいけない。
そして、伊勢神宮外宮に参拝。
大変な人出であった。そして、外宮参道でランチ。
外宮は食の神様なので、外宮前のお店では「御饌丼」というものを作ったそうだ。
「御饌丼」には、三重県産のものを使うなど基準があるものの、各店それぞれ違うよう。
横須賀の「よこすか海軍カレー」のような感じだろうか。
私が食べたのはこちら。
「伊勢志摩の豊漁丼」を「御饌丼」として出しているようだ。
最後はお茶漬けにする。
パンフレットによると、他店は「生しらす丼」、「鯛の伊勢茶丼」、「あなご丼」なども「御饌丼」と出しており、魅力的。
次は何を食べよう。
それから、同行者は、この伊勢エビのラーメンを注文。
大変濃厚でした。
そして、大正12年に建てられた逓信省旧山田郵便局電話分室の建物を利用した施設のチョコレート屋さんで一休み。
冷たいチョコレートドリンク!
左と右とは違うもの、色が違うし、しっかり味が違って、ビックリ。
チョコレートドリンクの奥は深い。
と、外宮街道でお腹も満たされ、良い気分で内宮へ。
あまりの暑さに、まずはおかげ横丁で買い物と、大好きな氷。
2014年8月のブログ、2016年9月のブログにも書いたが、私は、こちらのメロン氷が大好きだ。
メロンの果肉が入って、しっかりとメロンの味がする。
ここで、やっぱり暑いので、宿に戻ることにした。
宿は歩いて10分くらいの近さである。