町田市立国際版画美術館に行ってきた。
「パリに生きた銅版画家 長谷川潔展 -はるかなる精神の高みへ-」である。
2年前に東京国立美術館で「時 静物画」を鑑賞し、長谷川潔作品について改めて認識を強くし、さらに横浜美術館コレクション展でも多くの作品を堪能。やっぱり強く惹かれた。
そして、町田市立国際版画美術館で「長谷川潔展」が催されるとのことで、展覧会初日にワクワクと出かけたのである。
な、なんと!初日で「無料」だった!
本展覧会では、「撮影コーナー」が6か所あり、SNSにアップしても良いとのこと・・・。
「狐と葡萄(ラ・フォンテーヌ寓話)」 1963 メゾチント 町田市立国際版画美術館蔵
この技術!なんと言ったら良いか。ぼんやり見入ってしまう。
撮影可だと、このように絵の一部を拡大して記録できるのが嬉しい。
「コップに挿した枯れた野花」 1950 エングレーヴィング 町田市立国際版画美術館蔵
コップに挿した花のモチーフに惹かれる。
「エッフェル塔と雲」 1933 エングレーヴィング 町田市立国際版画美術館蔵
「スペイン風景(モトリコの教会)[モトリコ漁村(スペイン)]」
1936 ドライポイント 町田市立国際版画美術館蔵
「マルキシャンヌの村(東ピレネーの村)」 1934 ドライポイント
町田市立国際版画美術館蔵(Mogawa氏寄贈)
ボリュームたっぷりの展示に、満足。
そして、美術館内の喫茶室で特別メニュー「黒カステラの黒ごまアイス添え黒蜜を添えて」で舌鼓。
長谷川潔作品をイメージした模様が黒カステラに描かれていて、オシャレ!