アメリカ出張お土産プレゼント
おかげさまを持ちまして今回のアリゾナ出張レポートはこれで最後になります。これまで多くのお客様から、出張レポートに関するご意見やご感想頂き、誠に有り難うございました。
私としてもこのBREAKING NEWSで新着情報を始め、私的な事まで色々と皆様にお伝え出来た事が
とても嬉しく思っております。つきましては今回のアリゾナ出張レポートを含め、『BREAKING NEWS
FROM LAND OF AMERICA』をご覧頂きましたお客様の中より抽選で、2名様に最近Heard Museumでも発売されたホピジュエリーアーティスト、チャールズ・ロロマの作品集(全209頁フルカラー写真満載)を又は今回のHeard Museumで開催した『48th Annual INDIAN FAIR & MARKET』 の
記念Tシャツ(アーティストサイン入りサイズMのみ)を3名様にそれぞれプレゼントさせて頂きます。
各プレゼントをご希望のお客様は、弊社ホームページの『ORDER』ロゴをクリックして住所、氏名、
電話番号、メールアドレスなどの必要事項をご記入の上、ご注文欄一番下にあるコメント欄にご希望の
商品(ロロマ作品集かTシャツ)と、今回の出張レポートの簡単なご感想やご意見をご記入の上、
ご送信下さい。
ご応募の締め切りは2006年3月12日までとさせて頂き、当選者の発表は3月15日(水曜日)に
このページにて発表致します。尚、携帯メールでのご応募はこちらからご当選のご案内が出来ない場合もありますのでご遠慮下さいます様お願い申し上げます。
アメリカ出張レポートVol.34
本日はフェニックスにあるHeard Museumで開催されたアート&クラフトショーに行って来ました。
近年、このショーのクォリティーはそれまで有名だったサンタフェの『Indian Market』よりも高くなり、
コレクターの間ではこのショーで買った作品の方が他のショーより価値があると考える志向があるようです。
このショーにはロングブランチでもお付き合いのある多くのジュエリーアーティストが作品を出品しており、
中でもGary&Elsie Yoyokieが今回コンペティションに出品したブレスレットがリボン(Best Of Category)を
受賞していました。この作品はVol.30で彼らの家を訪問した時に見せてもらった物で、その時はデザインの
詳細をお伝え出来ませんでしたが、この作品はブレスレットの両面にオーバーレイワークを施した
全く新しいタイプのホピジュエリーです。このブレスレットは受賞後、既にSOLDの札が付いていましたが
私がヨヨキー宅を訪れた際に既に同じデザインのブレスレットをオーダーしていたのでラッキーでした。
又、Vol24でお伝えしていたロングブランチ別注のWoven Leather付きペンダントも今回のショーに
出品されていました。
弊社の考えたアイデアがヨヨキー夫妻のプロダクションラインに加わったのは非常に光栄な事です。
これからも彼らとは新たなデザインをクリエイトしていきたい考えておりますのでご期待下さい。
今回のアリゾナ出張ではジュエリーを始め、さまざまな商品を入手しておりますが、その全てを
お見せする事が出来ませんので、その中からごく一部を別ページにてご紹介致しますので、
是非ご覧になって下さい。
アメリカ出張レポートVol.33
本日は、終日移動だった為に特にジュエリーの入荷情報が無いので私的な事をお話しします。
私がアリゾナの片田舎の町に仕事で行くと必ずと言っていい程、立ち寄るレストランがあります。
それが、この写真のメキシカンレストラン『ROMO'S』です。この店で食事を取るようになってから
もう6~7年は経つと思いますが、以前は日本でも滅多にメキシカンフードなどは口にしませんでしたが
この店でメキシカンを食べるようになってからは、東京のメキシカンレストランが気になるようになりました。
ここの店でよく食べるメニューは『Chimichanga』と言うブリトーを揚げたような感じで、更にこの店の
特製ソースとアボガドディップ、サワークリーム、チリビーズが付いたセットで$6.95と値段の割りに
とてもボリュームのある料理です。ソースはグリーンチリかレッドチリの何れかをチョイスするのですが、
以前、どちらが辛いかを聞かずに『RED』を頼んで辛くて食べられなかった事がありました。
又、このメニューには、デザートとしてフライドブレッドとハチミツが付いて来るのですが、これが
またとてもシンプルですけど、揚げた立てのフランドブレッドに少しだけハチミツをつけて食べると
ちょっと辛いメキシカンメニューの後口にはとても合います。この町には他にも多くのレストランが
ありますが、ここはいつ来てもお客さんがたくさんいてとても繁盛しているようです。
この店の味なら、日本でオープンしてもきっと人気が出るだろう思います。
アメリカ出張レポートVol.31
本日はジェイスン・タカラを訪ねに行きました。彼の家族は今週末から始まる
ホピでの儀式の為、その準備でここ数日忙しく過ごしているようでした。
ジェイスン自身も木曜日より、その儀式を始める為に彼のキヴァに入って
数日そこで寝泊りするそうです。下画像ははジェイスンの奥さんがその儀式の時に
みんなに振舞うパイを作っていた時の写真です。
ジェイスンは『ホピにとって儀式、儀礼が一番大切で仕事やお金は二の次だ。』
と教えてくれました。
下のリングはジェンスンの新作リングでオーバーレイワークとナヴァホのベゼルワークを
ミックスした珍しい作品です。石はジェスン曰く、『見た目はターコイズマウンテンだけど
このターコイズはキングマン鉱山の近くでかなり前に少しの期間だけ採掘していた
『OLD MAN MINE』という名のターコイズでこれは採掘量の少ない希少な石だ。』と話してくれ
又、ツイストワイヤーベゼルの間にある3つのゴールドドットを、これらはそれぞれ 『Desire/望み』、
『Dedication/奉納』、『Determination/決意』を意味したデザインだとも教えてくれました。
ジェイスンは常日頃より新しいジュエリーのデザインを考えており、 その教えは彼のジュエリー
作りの師である世界的に有名な宝飾家Pierre Touranieによるものだそうです。
しかし、以前にジェイスンが作ろうとしていた新しいコンチョベルトのデザインを
他のホピアーティストに話した所、後に有名なインディアンアート&クラフトショーで
そのアイデアを盗用して同じデザインのコンチョベルト作り、そのアーティストは賞を取ったそうです。
それ以来、そのアーティストは今でもジェイスン逢う度に、『今は何を作っているんだ?』と尋ねて
来るそうですが、ジェイスンはその彼には何も話さない様にしているそうです。
ジェイスンは常に、自分の心の底から湧き上がるように生まれた新たなデザインを
具現化してからジュエリーを作っていると言い、ジェイスンのデザインを盗用したそのアーティストが
作るジュエリーには、『心の奥から創造して作られたジュエリーではない』とジェイスンは見抜いている
とも話してくれました。
事の真相はともあれ、ジェイスンが見せてくれた彼のスケッチブックには多くの未製作のジュエリー
デザインが描かれていました。