勝ち組の定義 | 勝つ拡販戦略、克つ営業戦略、勝利の方程式

勝つ拡販戦略、克つ営業戦略、勝利の方程式

ハイテク業界での経験を生かしてブログを書いてみることにしました。自動制御、ロボット、防衛兵器、画像処理装置、人工知能、組込みソフトウェア等、このような製品を担当したとき、どのような行動を取ればよいのか自問自答も含め展開してみたいと思います。

前回、圧倒的多数に勝つ方法を営業の現場への適用例を書こうと
思いましたが、

その前に書くべき大事なことがあったので

それを書くことにします。

これはランチェスター理論ではありません。

筆者はここで、毎回 「勝ちにこだわる。」 と宣言しました。

しかし、これは勝ち続けることにこだわる

とは言っていません。

つまり、勝負は時の運も左右するので、必ずしも

ランチェスター理論の戦略が奏功するわけではないのです。

これの実例としては、歴史上の出来事として残っている

圧倒的多数で日本上陸、征服をめざした元軍が

神風(台風)で全滅、日本は救われたというような古事があります。

このように勝負は天候など、人間の力ではどうにもならないことにも左右されます。

脱線しましたが、筆者が言いたいことは、

闘う以上、勝つこともあれば負けることもある。

これは、もし相手とこちらが同じ戦力で、双方ミスをせずに最善の手を打ったとすると

確率は50/50になります。

これはトランプゲームで実証しつくされているので、今更いうまでもないことかもしれません。

さて、

そろそろ、筆者は結論を述べようとしています。

勝つか負けるかは時の運、

負けるときもあるとすれば、

圧倒的な勝ち組など存在しないことが明白です。

では、

利益を最大限に保つ方法はないのでしょうか?

そんなことはありません。

10年以上も継続して好業績の企業も世の中にはごろごろしてしいます。

これはどういうわけでしょう。

好業績企業も長い年月の間に負けることはあるのです。
ある意味マクロで勝って、ミクロでは負けていることもあります。

但し、

『負けを最小限に保っている。』 

というのがその地位を保ち続ける最大の理由です。

勝ち組になるなら、負けを最小限に保ち、勝つときは、散々、

「毒を食らわば皿まで」 ぐらいの勢いで全部、すべて勝っておく。

そうすれば、利益を最大に保つことができる=勝ち組

になれるのです。

まぁそうそう、未来が見えて、うまく切り抜けることができれば

だれも命も落とすことはないのですが。。。。。

ビジネスは結局、戦争のスケールが小さいものに過ぎないので

大きなミスをすれば、ただ負けるだけでは済まないのが現実です。。。

甘くはないということですね。

次回は現場の戦略にブレークダウンしてみたいと思います。

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