今日は福岡県公立高校入試の合格発表。
筑紫丘理数、筑紫丘普通、春日、福岡中央、筑紫中央、武蔵台、柏陵、福岡農業など、多くの高校で合格することができた。
特色選抜や私立専願などを含め、概ね志望校に入学できる運びになりそうだ。
上記合格実績を見ても明らかなように、LOGOSには地域トップ校に進学する生徒もいれば職業科に進学する生徒もいる。
信じられないことにこの世代は、2年の終わりまで全員同じクラスで授業を行っていた。笑
本当にデキる生徒は、どんな授業でも、何からでも学ぶことができる。また勉強が苦手な生徒をバカにしたりしないし、質問されれば丁寧におしえてあげるなど、「教え合い」によってより理解を深めるという構図になっていた。
それはLOGOSが「教科書の内容」に忠実に、学校の授業で習う基礎基本を重視した学習方針だからこそ可能なことだ。
福岡県の入試を語る上で「内申点」を無視することはできない。
よって定期テスト対策に軸足を置き、それの積み重ねに高校入試を戦うスタイルになった。基礎基本の定着に徹することで、それぞれが目指す目標に対して堅実に歩みを進められたと言える。
しかしそれでも全員合格とはならなかった。
LOGOSのもう一つの方針として「受けたい高校を受ける」というのがある。
人生には「成功」も「挫折」も必要だからだ。
何十年とこの仕事に携わり、唯一絶対に言えることは、高校入試で悔しい思いをした人ほど3年後に好結果を出せるということ。
一人だけ不合格だった生徒が3年後にその生徒だけ現役で国立大に合格するなど、ここでの挫折が活かされるケースはとても多い。
それを確信しているので、受けたい、入学したい高校の受験が必要だと思っている。
学習塾の方針として「全員合格」を掲げたいところだが、それと同時に有意義な受験をさせ貴重な経験を積ませたい、不合格もまた「学び」であるという思いもあり現在に至っている。
今回残念な結果に終わった生徒も、これが必ず今後の人生の糧になる。あそこで落ちたから今がある、そう言える日が必ず来る。いや、そうなるよう振り上げた拳を下ろさずに悔しい気持ちのまま勉強を続けなさい。そうすれば今回の結果を活かしたという強固な成功体験が得られるはず。
逆に合格した生徒こそ、これで終わりではない。
ここで気を抜かずあと3年間はしっかりがんばれ。
みんな卒業おめでとう!!
苦しい日々だったと思うが、最後までよくがんばった。逃げなかった。
全員が勝者だ。
そして保護者の方々には、最後までご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
生徒のみなさんは最後まで本当によくがんばってくれました。
今回の受験を経てとても成長したし、大人になったと感じます。
良い経験をされたと思います。
生徒様の今後のご活躍をお祈り申し上げて、最後のご挨拶とさせていただきます。
これまで本当にありがとうございました。