公立一般ラスト1ヶ月 | 勉強で困らないために

勉強で困らないために

成績が上がらない。そもそも勉強しない。「どうすれば?」よりも「どうあるべきか?」
教育の王道を突き進む『学習塾LOGOS』(福岡県春日市・太宰府市・大野城市)の代表が考える勉強の本質とは。

いよいよ今年度の公立高校入試までラスト1ヶ月となった。


ここからの1ヶ月は、しっかりと的を絞って追い込みをかけたいところ。


たとえば筑紫丘なら250点(オール50)、春日高校なら230点(1教科45~50)のように、ある程度の合格ラインを考え、そこから逆算して補強ポイントを明確にして計画的に取り組むこと。


さらに福岡県の教科ごとの特徴も踏まえて計画を立てることが重要だ。


数学は当日のお楽しみ的な要素もあり、型にはめて対策を立てることが難しい。ほぼ全員が35~45点に集まるように作られるので、応用問題の練習を散漫にやるよりは基本的なスキルをしつこく練習して本番に備えたい。

図形など気になるところだが、そこを「強化する」時期ではないと思う。

その時間は他の理科や社会に使ったほうが点数への時間効率は高い。


トップ校以外であれば、理科と社会についてはどちらかを決めて、理科なら理科、社会なら社会を絶対に45点以上取れるように徹底的に準備しておきたい。


また上位校なら合格者の大半が英語で50を超えているはず。

1月までに文法や表現を固めていれば、ここからは長文やリスニング、英作文を繰り返し練習して備えたい。


学校でもLOGOSでも、これからは実戦的なトレーニングが多くなるが、それ以外の「自分の時間」については、目標から逆算して計画を立て、やり残しの無いように必ず実行しよう。


毎日何時間くらいやればいいですかね?


にように「時間制」ではなく、

決めたことをやり遂げること、分かるまで、身につくまでがその日のタスクである。


結果から逆算した行動、時間ではなく成果、そういうことを学べるのが受験の良いところだ。