公立高校志願者数 | 勉強で困らないために

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成績が上がらない。そもそも勉強しない。「どうすれば?」よりも「どうあるべきか?」
教育の王道を突き進む『学習塾LOGOS』(福岡県春日市・太宰府市・大野城市)の代表が考える勉強の本質とは。

一昨日、福岡県立高校の志願者数が発表された。


LOGOS関連地区の主なところは、


筑紫丘(理数)    40(7)       実質   33/110    3.33

            (普通)  400(40)     実質360/507    1.41

            (全体)  440(393)   実質393/617    1.57


春日           440(167)        実質  273/461   1.69    

筑紫中央   440(186)        実質  254/398   1.57

筑紫           400(360)        実質    40/204   5.10

武蔵台       440(350)        実質    90/75     0.83


(       )内は合格内定済

実質倍率は、内定者を除いた残席数と一般受験者で算出した倍率。


という状況。


筑紫丘は例年並み。

春日はむしろ特色選抜の影響で競争率が高まり、合格ラインも上がってきそう。

筑紫中央は人気が安定しており、これも例年並み。

筑紫高校は、もはや何が起こっているのか想像できないような状況。

定員400に対して約360人が特色選抜に殺到し、309名が合格内定。それに加えてスポーツを主とした推薦入試で51名が合格内定。残席40という狭き門に200人を超える受験生が集まっている。

逆に武蔵台高校は残席90に対して75名が受験予定で、これは定員を割り込んでいる。


これからの志願先変更期間でどのように変化するか注目したい。


特色選抜の影響で、一般受験の倍率は例年と比べて高い傾向にあるが、これによってボーダーラインが上がるか?というとそうでもなさそう。

特に筑紫高校などは特色の基準が低く設定されていて、なおかつ実力以上に通知表の評定も高くつけられている傾向にある。

つまり、筑紫高校志望の多くの生徒は「すでに特色で合格内定済み」である可能性が高い。


入試の問題にもよるが、概ね例年並みで合格できるのではなかろうか。


本番まで残り2週間。

これから詰めの作業に入る。

ここからは「できるはずの問題」を確実に正解するための確認を丁寧にやっていきたい。