2023年度入試の願書提出が締め切られた。
LOGOS関連地区では、
筑紫丘 440 641 (49) 391/592 1.51
春日 440 637 (133) 307/504 1.64
筑紫 400 410 (153) 247/257 1.04
筑紫中央 440 665 (173) 267/492 1.84
福翔 320 426 (110) 210/316 1.50
武蔵台 400 437 (368) 32/69 2.16
柏陵 360 410 (264) 96/146 1.52
数字は左から
①定員②志願者数③(内定済)
④残席/受験者
⑤実質倍率
という状況。
筑紫丘は例年並み。
春日,筑紫中央に受験者が多く集まり,筑紫はここ数年の流れそのままに減少傾向。
相変わらず,どの地区からも通え,駅近くに位置する筑紫中央の受験者が多い。
また,ご家庭の私立高校への評価が高まっており,上位校に挑戦しやすい環境になっていることがうかがえる。
さらに特色選抜が一般化したことで,内定者が増え,実質倍率が爆上がりした。
これによって,来年はさらに「特色熱」が高まることが予想される。
志望校を考えるときに,受験での合格,学校の水準などの他に「特色で合格できるか?」が大きな比重を占めることになりそう。
特色選抜はおもに「書類審査」による受験である。
一般入試であれば,県内統一の試験なので公平性は高いが,特色選抜では「中学の先生の主観」で高校の合否が決まることになる。
受験は人生の大きな経験である。
合格はもちろん不合格からだって得るものはたくさんある。
目標に向かって精一杯の努力をし,それが結実するのかそれでも足りないのか,そういう経験を社会が積極的に減らしていくのはあまり賛成しない。
受験生としてラスト1週間を戦っている生徒は,人生一度きりの大きな経験をしている。