松下幸之助氏が、好況よし不況もまた良い、と言ったそうだ。


好況時の利益で次に備えて設備投資をしてしまうと、


不況時に資金不足で困窮してしまう。


ある程度内部留保しておけば、


不況時に大きな効果を生む。


不況時には社員が目的に向かって意思統一して行動する。


人間作りに最適な時である、


人員整理や減給はせずに、良い教育をするチャンスである。


最高にやる気を起こす。


金はそれ自体では金を生まないが、


人は将来金を生む頭と体、意思をもっている、


やはり人間重視は大事であった。


中小企業は特に人をだいじにしてじっくり成長せねば、


企業は持続が第一である、


しっかり頭に入れておかねば。

10年一昔というが五昔ぶりに東照宮に参拝した。


以前は建造物の外観を見て回っただけである。


三猿や眠り猫などの記憶と社殿の立派さだけが


頭に残っていた。


今回改めて内外をじっくり拝観した。


外装の色彩にまず驚嘆した、


江戸時代を考えながら見ると繊細な彫刻の


一こま一こまに塗られた色が鮮やかで動くことを


忘れて見とれてしまった。 


若いころは何を見ていたのだろうか、


ただ眺めただけであったようだ。


今は中も全部見れるので一層興味深かった。


歳を重ねてから同じものを見るとこんなにも感じ方が


違うのに自分でも驚いた。


本当に有難い気持で参拝出来て感激である。


ただ長い急な石段が大変であったが


若い社員に助けられて感謝である。


改めてもう少し観光旅行をしなければ


いけないと思った。


動けるうちに。

一時すたれた社員旅行が最近見直されてきた。


わが社も13~14日で日光と湯西川温泉に行った。


福島県境に近い山里の温泉旅館がとてもよかった。


昔ながらの旅館で女将以下の従業員が人間くさくて、


よく教育されている、


今一番都会の人間が求めている


愛情がこもっているもてなしであった。


ホテル風の事務的なものがなく、


こちらも頭が下がる思いだ。


料理も一品ごとに暖かいのを厨房から運んでくる、


一事が万事そのように気が効いている。


商売に徹してるさまは気持ちが良かった。


帰りにわが社のような小団体におかみが最敬礼で


にこやかに送ってくれた、こちらも自然と頭を下げて


お礼を言った。


社員もそれとなく感じていたようだ。


それだけでも若い者には勉強になった。


全員がうちとけて過ごす時間が出来て良かった。


何事も学ぼうと思えばものになる、


良い経験であった。