創業10年目を迎えた今日まで



毎月増上寺参りをしている。



2000年の開業時には



臨時の倉庫内作業しかなく



実作業日のほうが少なかった、



毎日営業に専念したが



バブル以後の最低景気で



極安の仕事に甘えるしかなかった。



ただし仕事は丁寧に正確にを守り通した。



自分の気持ちを落ち着かせるために



増上寺の本堂に一人座り法然上人に誠実な実行を誓った。



ともすると忘れがちになるので9年間社員の健康と



ともに願いを込めて参拝し続けた。



神頼みのつもりはなく、



自分の行動を仏前で誓うのである。



毎月一日になると、お礼を含め参拝に行かねばと気付く。




サラリーマン終了直後に開業を決意して9期が経った。



兄の事務所に間借りして一人で営業に歩いたが、



本拠地なしの会社は信用が発生しない。



資金のない事務所探しは大変であったが



バブル景気のどん底の時で案外安かった。



浜松町駅から200メートル、8坪のオフィスで9年、



便利さと人間関係で多くの人が立ち寄ってくれた。



商売は人間が営むものをベースにまい進してきた。



社員の生活第一、教育第二で真面目な仕事を



心がけて基礎を築いてきたがこれには完了がない。



毎日が信用の積み重ねで人間も出来かかって来た。



思えば5年間無給で家内にも苦労をかけたが



昭和二桁の人間はそれしきのことではびくともしない。



社長をやりながらの年金生活であった。



最近の四期は法人税も納めるようになった。



もう一度原点に戻り、さらに上を目指し再出発だ。



事務所も3倍の広さになり体をなしてきた。



心機一転これからが伸び盛りでなくては。




ここひと月間我が家の猫{タビ}が大声で泣き通しだ。



人間と一緒で夜9時には自分のベッドで寝につく。



朝は6時に起きて食事とトイレが済むと鳴き出す。



人の顔を見て何か訴えているようでもあるし、



外に逃げ出して楽しく遊んで来た味が



忘れられないのか、どこか体の具合が悪いのか、



発情期なのであろうか、いろいろ考察するが



全部当たっているような気もするし、見当違いなのか。



普通の声なら良いのだが、だんだん大声になり



最後はガオガオどなるので近所迷惑である。



叱ってみても効き目なし、叩こうかと思うが



それもしてはいけないと思うし、困惑である。



ネコなりの意志での行動であろうが



時が経つのを待つよりしようがないのかな。