20年前息子が4月10日の小学校入学式のときに


我が家の八重の椿の花が満開であった。 


学校の桜も満開でとても綺麗で


良い時期だなあと当時思った。


現代は3月20日には椿が満開になっていて


3月中には散ってしまう。


桜も3月中で終わりの状況である。


毎年椿を見上げながら咲くのが速くなっているのを


感じていたが20年で1か月早くなるとは驚きである。


かいどうの花も5月連休の前に


満開であったが3月末で見ごろである。


場所とか日当たりにより


多少速かったり遅かったりはあるのだろうが、


我が家の場所と条件は変わっていないから温暖化である。


当時外のバケツの氷が


手では割れない厚さであったが今年は1回も凍らなかった、


年間を通したら住みやすいのか、どうか


夏の様子も思いやられる。

先日高校の同窓生の創業45周年のパーティにし出席した。


商売の関連なので先輩から後輩まで


350人もの大宴会であった。


同期者は50名であったが社会活動をしているのは5人であった。


活動者は明るく会話も活発で生き生きしている、


反面悠々自適の面々は柔らかい会話と行動で静的になっていた。


やはり激しい社会活動から離れて暮らすと、


こうなるのだなあと、感じた。


羨ましいと思うところもあるが、寂しさのほうが多い気がする。


活動者だけで二次会に行ったが皆の元気さには少々びっくり。


商売の話、家庭の話、それからカラオケ、と発散が多い。


自然の成り行きであろう、


70歳の青年実業家であるから。


全員まだまだ頑張ろうな、で別れたが、安心もした。


良い友を持って良かった。



若いころこの季節になると


誰となく花見の話が出て来たものである。


よし、やろう、となり役目を決めて実行した。


ある年上野公園で10人のグループでやったときのこと。


4時ころ場所取りの役が茣蓙を


持って行ったが良い場所はすでにない。


端のほうのトイレに近い場所で手を打った。


7時前に全員集まり宴会開始、


するめ、せんべい、の乾きものしかなく


寂しく始まったが酔ってくると会話も弾んだ。


両となりの団体は準備もよく


御馳走も盛り沢山で女性も多かった。


我が蓙は男のみであった。


一人二人と隣の茣蓙敷に押しかけすっかり


うちとけていた、


酒の勢いと桜の天井のお陰で見知らぬ同士が仲良しに


なるのも早い。


いつの間にかこちらの座敷の御馳走が増えていた。


宴も終わり荷物を見たら酒が


半分も減ってないのには驚いたり笑ったり。


開放感のある場所だからこそ出来る人間の交流であり、


その良さは花見の場所以外では出来ない、


良い思い出である。