数楽と音学と音楽 -17ページ目

数楽と音学と音楽

音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。

大寒波予報ですが、夕方に雪が少し降った程度です。
翌朝はアイスバーンの気がしますが、大雪よりはましかなと。

今週はレッスンが休みのため、あまり書くことがありません。

ジョギングして、マラソン大会エントリーして、家事をして、
あとはフルートの練習でした。

課題曲1はインテンポで練習出来るまでになりました。
まだミスが幾つかあるので、それを次回のレッスンまでに潰せれば・・・。
自宅で100%の力を出せたとしても、
レッスンでは70%、試験本番では40%と先生は言っていました。
逆算すれば自宅練習は120%を出さないといけない訳です。
・・・えっ?計算がおかしい?
まあ、もう練習疲れて細かいことは気にしません。

課題曲2は以前記事に書いたフレーズを延々とやっていました。
そしたら、なんだか訳がわからなくって、混乱してきました。
運指と指がぐちゃぐちゃに・・・。
ミの音で右手薬指で塞がなければいけないのに開放になったりと、わかっているのにミスをするという・・・。
これ、意図的に混乱しやすい運指なんだとつくづく実感。

課題曲3は今出来るテンポを1つでも上でも出来るように吹き込み。
とにかくインテンポは早いということがわかっていれば、練習の方向はおのずと決まります。

適度に休憩しながらでしたが、考えながら吹くと色々見えてくるものですね。
フルートが苦手とする運指や音をいやらしく、でもぎりぎり出来るように構成するという、敵ながら天晴れと評価するしかないバランスです。

試験までには克服してやります。

でも今日は疲れたので寝ます・・・。





ヤマハ フルート演奏グレード6級への日々の練習です。
 

・・・完全に見誤っていた。


最も難しいのは課題曲2でもポロネーズでもなかった。
最後に紹介する課題曲3の本当を姿を目にした時、絶望が私の全てを飲み込んだ・・・。



そう、深遠を覗く時、深遠もまたこちらを覗いていたのだ・・・。





中二病全開の出だしですが、昨日は相当堪えました。
インテンポで練習してみたら・・・

「あ、これは駄目だ」

これしか出てきませんでした。

他の曲が簡単だというつもりはありません。
地道に一歩ずつ積み重ねた結果、届きそうなところまで見えてきました。
でも、この課題曲3は別次元でした。
練習を積み重ねても届く気がしない。
完全に実力不足という現実を吹き手に突きつけます。

今までは画像にある、プエルトリラー(上部左周辺にあるwやmみたいな記号)と
モルデント(A♭M7の下にある記号)の扱い方を教えてもらい、譜面通りに吹くレッスンは受けていました。但し、そのテンポはインテンポ(Modearate)に比べかなり遅いものでした。
予習も兼ねて課題曲全てをインテンポで取り組み始めてみたら、課題曲3はとんでもない化物へと変貌しました。

難しいってレベルじゃない。
確実に吹き手を殺しに来ています。
実力がないものは容赦なく潰されます。

・・・潰されました。

最近しごかれてレベルアップしてきたからこそわかる。
間に合わない・・・。

よくもまあ、恐れを知らないお馬鹿な私が、挑戦することを先生は認めてくれたものです。
去年の段階で。
私が先生の立場だったら、フルートテキスト3を修了するまで受験させませんよ。


楽器から手を離ししばらく考える。


気分転換に、youtyubeで自分が好きな曲や、綺麗な子の動画を眺める。

目線をディスプレイに、思考は課題曲3に固定する。

「今出来ないということは、まだ伸び代があるということじゃないのか?」

「これから越えるべき限界が見えたのだ」

「こんなところで立ち竦んでいる訳にはいけない」


完全に壊れてます、はい。

今年は1月から色々ありすぎて、自分が何者だったのかわからなくなってしまいました。

以前の自分の発想では出ないものばかりです。

技量があがるのなら悪魔と契約したっていい。
技術に飢え、表現力に渇望し彷徨う。

この半年は生涯で一番フルートに力を入れることになると思います。

あ、フルートやめる訳ではないので、そこは勘違いしないで下さいね。
他にやることがあるんです。



ヤマハ フルート演奏グレード6級への道です。
今回は課題曲2について。

まとめると
・16分音符のスラー、スタッカート
・オクターブ移動
・腹筋

以上です。

とにかくオクターブの吹き分けは体力を使うのです。
レッスン時に腹筋の練習をしたことがあるのですが、ものの数秒で痛くなりました。
つまりそれだけ普段腹筋を使わないで吹いていたということでもあります。
テンポはAndanteですが、なかなか嫌らしい運指が指をもつれさせます。
但し課題曲1みたいに臨時記号の嵐はないので、音の処理を適切に出来るかが肝だと思われます。

腹筋を使ってのオクターブは完全に体力勝負なので、練習で出来なければ本番でも出来ないという単純明快な課題です。
ですが、おそらく一番難しいところはここではないでしょうか?





#は4つでホ長調です。16分の間にあるスラーが地味に難しい。
フルートの場合スラーの処理はスタッカート気味にして切ることです。
鉛筆で点が書かれていますね。こんな感じで吹きます。

3つの課題局の中で一番ハッタリが効かない曲のような気がします。
とにもかくにもやることは明快なので、ひたすら正しい練習あるのみです。

まだ自由曲が残っているのだ、ここで立ち往生している場合ではないです。


最近睡眠が浅い。
3時頃目が醒めて外を見ると雪が降っていました。
出社する頃にはあたり一面白銀の世界。
栃木では年に3回くらい起こります。

睡眠が浅いのは週末に計25km走ったからだろうか?
調子に乗ってペース上げたら、腿が悲鳴を上げました。
疲れ過ぎてると深く寝れないのかしらん。

それはさておき、流石に雪が降ると寒いですね。
重装備で寒さを抑えても喉は痛みを感じてしまいました。
喉の痛みはフルートの演奏にも支障をきたします。
吹奏楽器は息を使う楽器、喉も楽器の一部です。

会社ではのど飴を使いますが、自宅ではこれを使います。




蜂の巣と蜂蜜。
地元で有名な蜂蜜屋さんがあって、親子8代くらい続いているらしいです。(未確認)
それなりに人気があり、ジェラード屋さん、ケーキ屋さんまでつくってました。
そんなに儲かるなら養蜂家に転職しようかと一瞬思いました。

それもさておき、ここの蜂蜜、市販のより明らかにおいしい。
値は張りますが、その価値は十分にあります。
蜂の巣はそのままデザート感覚で食べられます。
かなり甘いので少ししか食べられませんが。
蜂蜜は国産ですが、蜂の巣は残念ながらニュージーランド産です。
おいしいけどね。

練習を継続するためには健康維持も大事。
さて、また吹いてきますか。

ヤマハ、フルート演奏グレード6級への道

※昨日の記事からの続きです


先生:
では課題曲2に行こう。
この曲オクターブの上昇系、下降系と16分音符のスタッカート、スラーの組み合わせの処理が肝だ。3つの課題曲の中では君が一番不得意な要素が満載となっている。

Horiver:
そして、一番指導時間が短かった曲です・・・。
(単に私がへたくそで課題曲1と3に時間を費やしていただけですが)

先生:
曲をやる前にオクターブの練習だ。これは本当はフルートテキスト3で取り上げる内容なのだが、君はテキスト2までしか終わっていないのでこの場で習得してくれ。

Horiver:
・・・はい。(ここでも背伸びした弊害が・・・)

先生:
オクターブの上昇(例えば、低音F#から中音F#をスラーで演奏)、腹筋を使って音を持ち上げる。
大してオクターブの下降(さっきの逆をスラーで)は息の向きを変える。まっすぐに息の向きを下に向ける感じにだ。

Horiver:
上昇系は腹筋の使い方で理解は出来ますが、下降系はよくわかりません。

先生:
自分の手を口に当ててみて。
そして息を手のひらに向かって吹く、その状態で手首に向かって息の向き「だけ」を変えるんだ。

Horiver:
・・・あー、なるほど。感覚はわかりました。


1回曲を通す


先生:
とにかく、この課題曲2はインテンポに対して遅すぎる。今の倍のテンポで出来るようにならないとお話にならない。精進するように。

Horiver:
・・・はい。


てな感じでレッスン終了。

レッスン後の雑談にて。

Horiver:
今日のレッスンはいつも以上に音がかすれるのですが何故でしょう?

先生:
端的に言えば唇が疲れ切っている。今日の進歩具合からすると相当練習したのだろう?
その疲労が残っているのだろうな。

Horiver:
確か以前、唇筋(正式名称は知らない)はいくら使っても大丈夫だと言ってた様な・・・?

先生:
もっと練習すれば筋肉はつくよ。今はまだその筋力が備わっていないだけだ。
毎日2時間も練習すれば筋力は確実につくよ。

Horiver:
・・・ははあ。

先生;
腕や指が痛くなったときは、即練習はやめるように。
そっちは腱鞘炎になって取り返しがつかない事になるぞ。



帰宅後、魂が抜けて床に横になってたら、そのまま寝てました。
寒くて目が覚めて、お布団に移動しましたが。

自分が思っている以上に精神の消耗が激しいようです。
何もする気が起きないのです。
掃除と洗濯とランニングだけ済まして、練習のことは頭の外に追いやります。
ぼーっとしながら、まだ観ていなかったDVDを眺める。
そこでとある人物が言った一言。

「(戦いは)己の力を出し尽くしてからが本当の始まりだ」


・・・。

・・・・・・。

・・・・・・・・・!(心に突き刺さった模様)

そう、やっと今持っている全力を出し切ったに過ぎないのだ。

・・・さてと、フルートの練習でもするか。

くそう、このタイミングで観るんじゃなかった。
これ聞いたら立ち上がるしかないじゃないか。