数楽と音学と音楽 -16ページ目

数楽と音学と音楽

音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。

フルートグレード試験6級への道は続きます。
綺麗な音クリニックからの続きです。

先生:
課題曲1いこうか。
はい、どうぞ。

Horiver:
え?伴奏もメトロノームもなく、いきなり本番形式の無伴奏からですかで?

先生:
はい、どうぞ。

Horiver:
・・・。
♪~♪~

先生:
・・・55%。

Horiver:
え?

先生:
今の演奏なら1/2の確率以上で合格するかもいうレベル。

Horiver:
(・・・ということは、今までは50%以下だったのか。)

先生:
インテンポで吹ける様になっているし、テンポの揺らぎも改善されている。
但し、1箇所明らかに譜読みが間違っている、スラーがおかしい。

Horiver:
え?どこですか?
・・・あれえ?ここですか?
うーん、譜読みにまだ抜けがあったとは・・・。
もう一度、向き合ってみます。

先生:
よし、次。課題曲2だ。
こちらは伴奏は付けての練習だ。

♪~

先生:
ふむ、こちらもだいぶ練習したようだな。
テンポも上がってきているし、運指もなめらかになってきている。


こんな感じで、今回はあっさりとレッスン終了。
不気味なくらいあっさししすぎて怖いくらいです。
先生に努力は認めてもらえましたが、深いつっこみがない分
「課題は自分で見つけて克服してこい」という風に解釈しました。

1月は課題曲を集中攻略してきましたが、
今後は分散(課題曲、自由曲、全8曲)を毎回レッスンした方がいいというアドバイスも受けました。おそらく次の段階に進んだものかと思われます。
つまりそれは、さらにハードルがあがったことを意味する訳で・・・。

不安を払拭するためには、今は練習あるのみです。



フルートレッスン1月3回目です。
基本グレード試験6級対策編なのですが、ちょっとした相談からクリニックへ発展しました。


Horiver:
最近毎日練習してますが、音が汚いのです。
曇った音というか、息の音が混じるんです。

先生:
どれ、吹いてみなさい。

Horiver:
♪~

先生:
・・・なるほど。よし、実験をしてみよう。
口を脱力してみようか?

Horiver:
えええ?いつも唇をひいてスマイル気味にするようにと指導されていた記憶が・・・?

先生:
実験だから、いつもの逆をやってごらん。
唇は脱力気味に。

Horiver:
・・・大丈夫かなあ?
♪~~
あ、ちゃんと音が出る。しかも、吹きやすい。

先生:
おそらく唇の筋力が発達してきて、いつものようにやると締めすぎになっているんだ。
だから今の脱力で無駄な力みがなくなったんだ。
それと、息のスピードはもっと早く。
次の実験だ。
フルートに当てる唇の位置をもっと上にあげてみようか?

Horiver:
えええええ?こんなに?
これじゃあ音なんて出るわけが・・・。
♪~
出た!しかも綺麗だ!

先生:
今日のベストポジションはそこみたいだね。
フルートは体調、気温、環境などで良い音が出る場所は毎回違う。
固定されたベストポジションはない。
良い音が出るところがベストポジションだ。


Horiver:
ここ最近で一番綺麗な音ですよ。(興奮気味に)

先生:
ついでにお勉強だ。
フルートはどこから音が出るかわかるかな?

Horiver:
えっと・・・穴の手前?

先生:
正解はここだね。(付箋の矢印のとこ)

ここに向かって息を吹きかけるんだ。
半分は楽器の中に、もう半分は楽器の外に出るような感じで。
君はだいぶ技術は上がってきているので、歌口の左右バランスは問題ない。
あとは上下バランスを調整して良い音を出すように心がけるんだ。
構える時に息を吹く場所を確認し視線を合わせておけば打率もあがるはずだ。

Horiver:
綺麗な音で練習すると気持ちいいですね。



という訳で、レッスン時間の半分を使い、音の探求をしていました。
びっくりするくらい綺麗な音が出て感動しました。
他にも息の大きさは手のひらに10円玉とか、ねちねちタイムについても話をしましたが、これはまた別な機会に紹介します。

次回、「決戦、課題曲2番勝負」乞うご期待!





たまには数学の話でも・・・。

49番目にみつかった素数。
過去最大の2233万8618桁!
桁数なので勘違いしないように。
ちなみに数字の羅列をzipで配布しているようですが、10MBあるそうです。

数字の羅列をみなくても階乗で表せば一行で事足ります。

(2^74207281)-1

この桁数の階乗を日常生活で使うことはありませんけどね。



もうひとつ。
何故かこのブログの検索上位にラングレー問題が浮上。
おそらく原因はこの画像かと・・・。



私もまとめサイトでみてました。
角度を求める問題ですが、この図形・・・そうラングレー問題ですね。
コマ大でも出てきました。その兼ね合いで検索にかかったのでしょうね。

一見簡単そうに見えますが、補助線の入れ方知らないと痛い目をみます。

だれか、この画像の元ネタ知っている人がいたら教えて下さい。



前回の動画投稿をして得たもの。

・自分が感じていた音と、録音の音が違いすぎる

・テンポ感が思ってた以上にずれていたこと

・ロングトーンが絶対的に足りない

・録音している時のミス率が異常に高い


ソロでの音楽なので、自分の音と向き合うことになるのがこんなにも新たな発見があるとは思わなかったです。動画投稿している普通に上手いというのは、かなり上手い人だと思います。

ただ上手いからといって再生数が伸びるわけでもないようです。
フルート動画で、とてつもなく上手い人の動画でもこんなに少ないの?というのがありました。
その人を調べてみると、レッスンプロの方でした。
きっと魅力が足りなかったのだと思います。
では、その魅力とはなにか?

自分にはまだその答えは出ていません。

ただ、今後も動画を作り続けることで、自分を晒すことで、
技量を上げることに役立つことがわかりました。
今後も恥を捨てて演奏し続けます。

今はただ、ひたすらにグレード試験という山を越えることに専念するだけです。




・・・吐きそう。
今度は自分の下手くそさに呆れてです。

グレード試験対策の練習ばかりだと気が滅入ってしますので、
息抜き的に動画をつくっていたら・・・全力投球していました。
演奏技術と編集技術がどちらも未熟なことが原因です。

打ち込みとフルートで演奏です。
もう疲れきったので詳細は別な記事で書きますが、録音技術も大切ですね。
何度撮り直したことか・・・。
簡単な曲を選んだつもりなのに、意外な課題が見つかって驚いています。
自分の演奏は耳で嫌というほど聞いていますが、こうして録音して聞くとまた違ったものが見えてきます。

とりあえず寝ます・・・。