最後に坐すは絶望 | 数楽と音学と音楽

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音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。

ヤマハ フルート演奏グレード6級への日々の練習です。
 

・・・完全に見誤っていた。


最も難しいのは課題曲2でもポロネーズでもなかった。
最後に紹介する課題曲3の本当を姿を目にした時、絶望が私の全てを飲み込んだ・・・。



そう、深遠を覗く時、深遠もまたこちらを覗いていたのだ・・・。





中二病全開の出だしですが、昨日は相当堪えました。
インテンポで練習してみたら・・・

「あ、これは駄目だ」

これしか出てきませんでした。

他の曲が簡単だというつもりはありません。
地道に一歩ずつ積み重ねた結果、届きそうなところまで見えてきました。
でも、この課題曲3は別次元でした。
練習を積み重ねても届く気がしない。
完全に実力不足という現実を吹き手に突きつけます。

今までは画像にある、プエルトリラー(上部左周辺にあるwやmみたいな記号)と
モルデント(A♭M7の下にある記号)の扱い方を教えてもらい、譜面通りに吹くレッスンは受けていました。但し、そのテンポはインテンポ(Modearate)に比べかなり遅いものでした。
予習も兼ねて課題曲全てをインテンポで取り組み始めてみたら、課題曲3はとんでもない化物へと変貌しました。

難しいってレベルじゃない。
確実に吹き手を殺しに来ています。
実力がないものは容赦なく潰されます。

・・・潰されました。

最近しごかれてレベルアップしてきたからこそわかる。
間に合わない・・・。

よくもまあ、恐れを知らないお馬鹿な私が、挑戦することを先生は認めてくれたものです。
去年の段階で。
私が先生の立場だったら、フルートテキスト3を修了するまで受験させませんよ。


楽器から手を離ししばらく考える。


気分転換に、youtyubeで自分が好きな曲や、綺麗な子の動画を眺める。

目線をディスプレイに、思考は課題曲3に固定する。

「今出来ないということは、まだ伸び代があるということじゃないのか?」

「これから越えるべき限界が見えたのだ」

「こんなところで立ち竦んでいる訳にはいけない」


完全に壊れてます、はい。

今年は1月から色々ありすぎて、自分が何者だったのかわからなくなってしまいました。

以前の自分の発想では出ないものばかりです。

技量があがるのなら悪魔と契約したっていい。
技術に飢え、表現力に渇望し彷徨う。

この半年は生涯で一番フルートに力を入れることになると思います。

あ、フルートやめる訳ではないので、そこは勘違いしないで下さいね。
他にやることがあるんです。