今、阿修羅 みててびっくり。


『土地の登記の時期が現金支払いの時期とずれていた事実と、現金が用意できるのに銀行融資をうけた事実が、意図的な虚偽記載の状況証拠とされていたんですが、実は”権利なきみなし法人”である政治団体が土地の登記をし所有するには、共有名義にするか代表者個人名義とするしかなく、共有名義ができない場合は、代表者個人に法的権利を生じさせないために、代表者個人担保で団体名義で銀行融資を受け、個人担保を重しに、代表者名登記をするしかないとのことです。』

阿修羅 『小沢氏元秘書石川衆院議員実質無罪確定=虚偽記載の有力証拠壊滅 (太陽光発電日記by愛知・横田管工)』


だそうです。


知りませんでした。

確認は取ってませんが、コメント見ておりましたら「常識」だそうです。

まだまだ勉強が足りませんでした。

司法書士の勉強でもすればいいのかな?

私も最初は評論家等が自民党から金をもらって自民党寄りの世論形成に尽力していたと考えておりました。

ただ、こうすると一点分らないことがあります。


なぜ、昨年の総選挙で自民党がボロ負けしたのか?


もちろん国民の怒りが頂点に達しており、政権交代の原動力になった可能性は否定できません。

しかし、本気で民主党政権を阻止する気があるなら今やっているようなネガティブキャンペーンを行えば政権交代など起こりはしなかったでしょう。


世論操作の主体は自民党ではない?


寧ろ自民党は利用されていただけでもう用が無くなったために捨てられたのかもしれません。


小泉元総理(自民)・安倍元総理(自民)・渡辺氏(みんな)・舛添氏(改革)の経済政策は基本的に一致しており、評論家やメディアからも好意的に扱われていることも共通しております。

一方で麻生前総理などは漢字の読み間違いだけで散々たたかれ、鳩山総理は重箱の隅をつつかれるような批判を受け続けております。

評論家やメディアの小泉氏・安倍氏・渡辺氏・舛添氏ら(おまけに竹中平蔵氏、岸博幸氏、飯島勲氏etc)に対する持ち上げ方は常軌を逸しています。


国民の小泉構造改革に対する批判の高まりを受け、一旦新自由主義への批判をかわすため民主党を中心とする現連立与党でワンクッション置き、また新自由主義政権樹立を狙っている人間がいるのではないかと疑いたくなります。


機密費問題はさらに大きな問題を孕んでいる気がしてしょうがないのですが、考えすぎでしょうか?

単純に「金に釣られ言論を曲げた評論家やタレントはケシカラン」の問題じゃない気がします。


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いかにもマスコミが飛びつきたくなるような機密費問題ですが、新聞やテレビでは相変わらず一切盛り上がらず、嵐が過ぎ去るのをじっと待っているようです。

私が当初から指摘している「テレビは知りながら金権評論家を好んで使っていた」ということも少しは信じてもらえたのではないでしょうか?


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一点書き忘れてました。

メディアは都合悪くなると簡単に切り捨てますので、機密費評論家の皆さんも一応覚悟しておいた方がいいと思います。

評論家にお金を配る目的はなんでしょう?

こう聞かれれば「世論操作のため」と答えるでしょう。


では逆に「世論操作をするためにはどうすればよいでしょうか?」と問えばどう答えますか?

評論家やタレントだけにお金配って世論操作ができるでしょうか?


もちろん限りある機密費を有効に使うためには、ポイントポイントに配る必要はありますが、評論家とタレントだけで十分だと思いますか?


今回のことで機密費に興味をもった方々はこの点についても考えていただきたいものです。

この問題それほど浅くはありません。


以下私の勝手な妄想。


最低限抑える必要がある媒体は、新聞、テレビ、雑誌。

与える影響が最も大きいものはテレビですが、国民の信用度が最も高いのは新聞です。

評論家やタレント(キャスター含む)を抑えたところで影響を与えられるのはテレビと雑誌ぐらいで新聞は必ずしも評論家の意見に左右されるものではありません。


ならば評論家、タレント以外にも抑えるべき人間がいるということになります。

しかし、末端の記者まで買収することは困難です。

そこで活躍するのが記者クラブということになるわけです。

記者クラブに所属する会員の記事は、新聞社であれテレビ局であれ驚くほど論調が一致していることは皆さんもご存じの通りです。


内部で談合が行われているのが論調一致の理由です。

この話は以前『記者クラブ記者たちの記事が横並びの理由 』で指摘しました。


しかし、まだ足りません。

新聞各社の論説委員・編集委員クラスを抑える必要があります。


まとめると、評論家、タレント(キャスター含む)、論説委員・編集委員(またはそれ以上。)を抑え、記者クラブを利用し横並びの記事を書かせる。

毒まんじゅう仲間です。


次に考えなければならないのが、ブロック化。

毒まんじゅう仲間以外の締め出しをしなければ世論操作はできません。

結果、記者クラブ主催会見を口実に非クラブ会員の締め出しを行ってきたのです。


メディア内部にも機密費が浸食している以上、ある程度以上の立場の人(若手であっても政治部記者であればよほど間抜けじゃない限り気づいていたはずですが)は金権評論家のことも十分承知でそのような評論家を「好んで」使ってきたわけです。


私は『色々ありますが。 』の記事で、

『今回放送したTBSはよくぞ「(政治)評論をしておられる方々に盆暮れにお届け」の部分を編集せずに放送したものだというのが率直な感想。

おそらく編集を担当した人が「評論家に金が渡っているのは周知の事実」ということを知らなかったのでしょう。』

と指摘しました。


やはり、あの編集は現場の判断だったようで、野中広務氏の発言を放送してしまったことに焦りまくったTBSは、その後YouTubeにUPされていた野中氏のインタビュー映像だけを、「著作権法違反」の名のもとに削除させております。

翌日の武村正義氏の映像は残っているにも関わらずです。


削除されたということは、「TBSは評論家に金が渡っているのを知っていた」ことの状況証拠としては十分なのではないでしょうか?


以上妄想終了。


ここまでは、簡単に妄想できるのですが、問題は世論操作をして何をしたかったのか?何をしてきたか?

少なくとも自民党を勝たせ続けるのが主目的ではないと思います。

私の手持ちの情報だけでは、これ以上妄想できません。

野中氏には是非全ての真実を語っていただきたいものです。


田原氏はネット上では、ほとんど犯人扱いのようです。

私が10年以上前聞いた話の中に田原氏の名前がなかったというのは事実ですが、別に弁護する義理もありませんし、番組であれだけ偏向進行をしていたのであれば、疑われるのは自業自得なのかなと思ったりします。


一方、野中氏の真意については、なかなか核心をついた意見は無いように見受けられます。

よく言われるような「他の評論家に対する圧力」のような話であれば、田原氏の名前をわざわざ出す必要はなく、「受け取った方もいれば、受け取らなかった方もいる」で十分です。


もちろん、本人の言うように「私も年・・・」などという理由ではないはずで、これもいちいち田原氏の名前を挙げる必要はありません。

わざわざ田原氏の名前を挙げたのは、田原氏から連想される人物に対して圧力をかけたかったからでは?

田原氏との対比が目的?

これ以降は一般論として書きます。

田原氏と同じ番組によく出演し、同程度に有名だった(広い意味で)評論家。


「(当時)あんだけテレビで正義の先頭を切るようなことを言っている人」

とは、今現在

「あんだけテレビで正義の先頭を切るようなことを言っている人」(TBSの番組にて)

のことだと読み替え。

ここは複数形ではなく単数形である点も注目。

特定の個人を指しています。


さらに、「立派なことをおっしゃってる」でも良いはずなのにわざわざ「正義の先頭」という言葉を選んでいる点。

(「先頭」ここではleaderと訳してみます。)


これらから連想される人物は?

あくまで一般論として。


もちろん、野中氏のことだから一石二鳥以上のことを考えているのでしょうが、発言から読み取れるのはこの程度かと。

しかし、私の興味は誰が貰ったではなく、金に釣られてどのような発言をしたか?


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ついでにもう一点。

野中氏が初めてこの発言をしたのは4月23日(沖縄にて)(2010/04/28琉球新報 )。

わざわざ沖縄で話す必要はありません。

ならば、重要なのは場所じゃなくて日にち。

その前後の日(というか当日)中央では何があったか。


と、疑ってみたくなるのが一般人。

テーマ「機密費問題」を追加。


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