つばめがえし読了!
つばめがえしとは↓
ヤクルトスワローズファンクラブ名誉会員のさだまさしと神宮に46年通い続ける長谷川晶一が綴るヤクルト愛あふれる物語人が好すぎるチームもファンも愛らしい。「われら家族の名前はスワローズ」。つば九郎への想いも告白。ヤクルトスワローズファンクラブ名誉会員のさだまさしと神宮に46年通い続ける長谷川晶一が綴るヤクルト愛あふれる物語。人が好すぎるチームもファンも愛らしい。「われら家族の名前はスワローズ」。つば九郎への想いも告白。 〜角川公式サイトより〜
長年のスワローズファンでありさだまさしファンである私にとっては読まずにはいられない作品ですね。長谷川晶一さんに関してはtwitterやスワローズがらみのスポーツ記事で存じ上げていましたが、改めてプロフィールを調べてみたら
スワローズファンなのはもちろん、同世代であり、さだまさしのセイヤングのリスナー、さらには出版社出身という事で他人のような気がしません!
この本のライターとしては申し分ない人選です!とはいえ、この本が構想された当初はさだ師匠と共著の予定はなかったとのことです。何故共著という形になったのかの事情もまた興味深いものとなっていますので、どうぞ本書を購入の上確認してみて下さい!
読み進めていくとお二人のあふれるスワローズ愛はもちろんのことですが長谷川さんのさださんに対する愛も存分に感じられ、
さだまさしは好きだけどスワローズファンじゃないし・・・
スワローズは好きだけどさだまさしはそうでもないな・・・
そんな方々にも、スワローズの選手たちの隠れたエピソードや長谷川さんによるさだファンならではの遊びも随所で楽しめますので自信を持ってオススメ出来ます!
ところで私がスワローズファンになったのはさだ師匠の影響ではありません。
そうそれは約50年前にもさかのぼります。
ある日小学生の私はA君とB君と一緒にゴレンジャーごっこをして遊んでいました。すると通りがかったおじさんが藪から棒に「おいお前たちどこの野球チームファンなんだ?と我々に尋ねてきました。
すると
A君は「巨人!」
B君も「巨人!」
と二人とも即座に答えました。しかし私は当時野球のやの字もしらなかったので言葉に詰まり、ついつい苦し紛れに「巨人!」と答えてしまったのです。
その時の長いものに巻かれてしまった屈辱感、知ったかぶりをしてしまった自分に対する嫌悪感は今でも忘れられません(←複雑な小学一年生だな)。
そんな敗北感にも似た感情を抱えながら帰宅すると父親がテレビで野球を見ていたので、「お父さんこのチームの名前なに?」と尋ねたところ「ヤクルトスワローズだよ」という答えが。
私は「これだ!」と思いました。
昼間のゴレンジャーごっこでは私が青レンジャー役であったのでスワローズの青いユニフォームに運命めいたものを感じたのかもしれません。
それ以来一度も浮気せずにスワローズファンを続けています。
話は逸れましたが、この「つばめがえし」には何とさだ師匠の新曲であるオリジナル作品「つばめがえし」が、以前応燕歌として作られた「つばめよつばめ(アルバム惠百福たくさんのしあわせ収録)」とともついてきます!
本文中にこの曲に関するエピソードやレコーディングの様子(貴重よ)が詳らかにされているので読んでから聴くとより一層楽しめます!
ということで本日のおすすめ本のコーナー(そんなコーナーはないけど)でした!