旅は後半。
日本の観光地の中でトップクラスに行きたかったスポット。鳥取砂丘へ。
なにせ遠い。長野行きが必要に迫られた時に、車移動を考えたのはこの日の日程の為です。夜に泊まる岩井温泉の存在も後押ししました。
七釜温泉からは30分程度で到着。10時前ですがすでに灼熱の太陽が。
最寄りの駐車場は待ちもなくすぐ停められました。
そこから10メートルほど階段を登るといきなり目の前が開けます
パッと見、余裕で登れそうですよね?
登り始めると壁に見えます。足を踏み出しても、進めた分の半分以上は足が沈んでしまい前に進めません。
体重の軽い息子は余裕で登頂。きつさで言うと、備中松山城や安土城の比にならない。また直射日光、照り返しでまさに灼熱。凍らしておいた2リットルの水がみるみる間に溶けました。
本当はここで折り返すつもりが、娘が海まで行きたいと…
海岸まで降りました。また登らなくてはいけないのに
波打ち際でしばしクールダウン。しかし帰りは先程以上の登りが待っています。しかも娘がサンダルに入った砂で擦れて踵が痛いと言い出し、スタート地点まで抱っこで帰ることに。これはめまいがするほどきつかった。
足を洗ったり、いったん車に戻ってクールダウン。
リフトに乗って砂の美術館へ。乗らずとも行けるし、なんなら乗らないで行くのが正攻法です。
今年はフランスの歴史をモチーフに展示してます。毎年変わるそうです。エジプトの時来たかった。
それぞれ違うアーティストが作るために個性があります。
限られたスペースで遠近感出すようになってて感嘆
誰でも知ってるこの絵画。中央の女性は二次元でしか見たこと無いですよね?
こんな顔でした。ゴツい顔してます。
これはセットで本当に良いもの見たと言う満足感があります。ただ真夏は本当に大変。
チェックインまでまだ時間があるのでもう一箇所。
白兎神社。
古事記に出てくる因幡の白兎の舞台と言われる白兎海岸
ちなみに因幡の白兎って聞いたことあると思いますが、どんな話か覚えてない、そもそも知らんって人多いのではないでしょうか
ざっくり。うさぎがいたずらして罰として皮をひん剥かれて、たまたま通りがかった神様兄弟達が、意地悪して海に入ったら治ると嘘を教えたらよりひどくなった。パシリで荷物持ちさせられてた末弟の神様が遅れてきて治療をしてあげた。そもそも神様達はこの辺に住む美人を見に来ていた。選ばれたのは末弟だった。
神様、美人見に来たついでに死人に鞭を打つという、今だと完全な輩だったと言う話。
この内湯が雰囲気最高
ちょっと熱めの私好みの温泉
料理もうまい。一泊だけでは惜しい宿。ただ立地的にもう来れないかなと。鳥取砂丘行くなら絶対行くべき宿です。
夜は灯籠流し。宿のロビーに灯籠置いてあり、宿泊者もやらせてもらえました
ちゃんと下流で止めてたんですね。今まで延々と流れてくもんだと思ってました。