待ちに待った17年 | 風の吹くまま

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怪談を語り、ウクレレ漫談で世相を切り、落語を演じる・・・実は「聴き屋」です。

ついに、ついに正式に発表されました。

 

京極先生の「百鬼夜行シリーズ」最新作「鵼の碑」9月14日発売です。

 

 

今年は村上さんの久しぶりの長編の発売もありましたが、

この「鵼の碑」は前作「邪魅の雫」で次回作のタイトルが発表されたのが

2006年でしたから、17年間、待ちに待った新作となるのです。

 

京極さんの大ファンでありながらも、正直もう出版されることはないのではと

諦めておりました。

去年、水木大先生の生誕100周年イベントでの講演会でも

「小説書くことが大嫌いなんです」と言っていた京極さんですから(笑)。

 

実は先日、「狂骨の夢」を20年振りくらいに再読したばかりだったこともあり、

このニュースは本当に欣喜雀躍でありました。

 

あの京極堂に、榎さんに、木場修に、関口くんに、敦っちゃんにまた逢える!

個人的に好きな「うへぇ」の鳥口くんにも逢えるかな?

 

とにかく楽しみでたまりません。その前に前作の「邪魅の雫」も再読しておかねばです。

ただ、普通に1000ページとかありますからねー。たまりませんわー。

 

また聴けるかな、あのセリフ。

 

「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君」。

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