じゃんたまは好調時と地獄モードの差が明確に表れる話をしたが、一昨日と昨日でそれが如実に出た。
どちらも5半荘打って、
一昨日は44433
昨日は11121
という超両極端な成績となった。
無論ふざけて打ったわけではなく、真面目に打ってこうなった。
不調な時は自分は和了れず、どれだけ頭を使おうが相手にツモられるか安牌がなくなって振るかのどれかだ。
特に親の時はまず和了れないと思った方がいい。
さて、ではまず不調時の様子から見ていくか。
【不調1半荘目】
【2半荘目】
で、3着目の対面が平然と一発ツモ
自分が不調の時、相手の当たり牌はテンパイ直後の山か海底付近にある。
ちなみに自分の手、2m切りは少し諦めが早すぎた。
中を落として678の三色を狙うべきだった。
そして上家が最後のツモ(しかもラス7s)で跳満
またラストツモの法則か
こんなんで勝てるはずがない。
3着の目は一応あったが、上家が薄いカン6sをツモって終わり
絶対に勝てないようにできている。
【3半荘目】
対面が親に向かって7sを押して放銃
オレが親のリーチ1発目に4mを押したので現物待ちを警戒したのかもしれないがそれでも8mを切るべきだろう。7sは誰にも通っていない危険牌なのに何故切ったのか?
そもそもタンヤオ不確定の状態で鳴くべきではない。
喰いタンが下手なヤツによくある1-4、6-9残しの形だ。
下家はドラ切りなので振っても安いだろうと思ったら満貫あってラスった
なら1mを切るべきだったか・・・というヤツは結果論者だ
とにかく他家が張った瞬間当たり牌を掴ませに来る。
どれだけ危険牌であってもイーシャンテンなら鳴かれるだけで済むが、相手が張ってから当たり牌が来るので回避不能と同じ。
【4半荘目】
最初に満貫和了ってエモートを送って調子に乗っていた上家が親に振りまくって死んだ。
何もできず僅差の3位
その前の局では、上家が危険な3pをわざわざ打って親っパネに放銃。
確かにドラ受けはあるし1pで和了できず、2-5mは親に当たる可能性はあるものの、3pの方が打った時のダメージは明らかにデカいので2mを切るべき。
オレは泣く泣く567の三色を捨てて降りた。
【5半荘目】
この巡目で、その捨て牌で親満(高め跳満)聴牌は絶対に読めない。無理ゲーである。
毎回張った直後に不要牌の当たり牌を即掴まされるかツモられる。
そして好調者はタンピン三色形の手が勝手に入る。
しかも字牌を一切引かない。
次の局、これは何を切ればいいのか悩んだ。
3sを切ったが、上家が5mを通したので今のうちに2mを切る選択もあったかもしれない。2m切りならどこを引いても両面テンパイに取れるが、メンタンピンイーペーコーの可能性は消える。
下家が親に生牌の中を打つ。親の役はまず中しかない。
流石に打牌が甘い。イーシャンテンから打つな、せめて張ってから切れ。
ラス親で逆転の手を張ったが、対面が下家に振って3位終了。
対面は何故1巡待ってツモ切りリーチしたのか?
そもそもラス確だし、地獄単騎で和了りづらいし、無意味だし迷惑。
しかも二盃口聴牌を逃している(それでも逆転はないが)。
玉の間も結局運だけゲーか。
結構無謀なツッパリをする奴は多い。特に中国人に多い。
てんぼうは25000しかないんだ、
だいじにつかうべきだったな・・
ハハハハ!
次に昨日の好調モード
【1半荘目】
全く良いとこなしだったが、オーラスで張った瞬間下家が7mを掴んで逆転トップ。
これが7700だと100点届かず2着になるので満貫確定で助かった。
好調時は相手に一発目に不要な当たり牌を掴ませることができる。
とは言え普通ホンイツ聴牌濃厚の相手に対してイーシャンテンから7mのような甘い打牌はしない。
その手は7pか9pか9sを切るだろう。
【4半荘目】
ホンイツのミラーマッチだったが勝った。
ギリギリのせめぎ合いでも好調モードなら勝てる。
あと一色手のあふれ牌がほとんど出ずに張るのも好調の証。
下家のリーチは満貫までなら振れる(西入するが)ので4p押して4s掴ませて勝ち。
この5半荘でほぼ振り込みはなかった。痛かったのは4半荘目最後の6s切りぐらいか。
好調時はまず相手の当たり牌を掴まない。掴んでも大体安い。
こっちはドラや役が勝手に寄ってきて勝手にツモるか相手が掴むだけのイージーゲームでしかなく、初心者でも勝てる。
安牌もあまり残す必要はない。
逆に不調時は何をやっても無駄だ。せめてリーチに一発で振らないように安牌を残すことを意識したほうがいい。特に親の捨て牌を見て速そうかどうかは常にチェックするべきだ。まあどうせデカい手をツモられるだろうが・・・。
じゃんたまには普通モードが少なく、天国モードと地獄モードがやたら多い。
地獄モードの時にいかに被害を少なくするか(どうせラスか3位)、
メンタルを通常通り保てるか(ブチ切れて無理国士や無理清一色に走らない、一発目に不用意に危険牌を打たないなど)によって打ち手の差が出るだろう。