【ゲーム】新サクラ大戦 | ゲーム脳のクソゲー人生(ベリーハード)

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主に改造ゲーの紹介がしたい

あまりに面倒なので最近更新していなかったが、たまには重たい腰を上げて投稿してみるか・・・。

本当は発売したゲームをすぐ買ってクリアしてレビューを書くというのがブログとしては最も効果的なんだろうが、プライベートも仕事も忙しい上に面倒なので書く気力が無かった。

 

しかし全く文章を書かないというのも脳の衰退に繋がりそうなので今さらだが仕方なく書こう。

一応アフィリエイト収入も若干入っているので、あまりサボるのも良くない。

 

 

 

 

 

サクラ大戦シリーズはやったことが無いので、サクラ大戦に対する知識は無いし、愛も感じられないかもしれないが勘弁してほしい。

 

新サクラ大戦ではヒロインは5人いて、度々登場する選択肢を選んで好感度を上げていくというギャルゲーである。

戦闘面では機体に乗って敵を倒すロボットアクションゲーとなり、人間の肉体で戦うことはゲーム中ではない(ムービー中では若干ある)。

 

サクラ大戦の最低限の説明はあるので、今作から入ったオレのようなにわかプレイヤーでも普通にプレイできる。

 

結論から言うとこのゲームは良作・・・の一歩手前ぐらいの出来だと感じた。

 

この作品の特徴を箇条書きで書いていく。

 

①主題歌が熱い

サクラ大戦の主題歌は大抵の人間が聴いたことがあると思うが、今作もそれをアレンジした良曲である。

BGMも悪くない。

 

②キャラがかわええ

全員ヒロインらしさを持っていて、それぞれに魅力がある。

アナスタシアは好みではなかったのでほとんど絡みはなかったが、ギャルゲーとしてはなかなか良いぞ。

 

③戦闘・アクション面は微妙

戦闘では○ボタンが弱攻撃コンボ、△ボタンが強攻撃でフィニッシュするが、かなり単調なアクションなので飽きが来るのが早い。

特に近接戦のキャラでは空を飛ぶ敵に攻撃が当てづらいのがストレスになる。ロックオンも無いのでやりづらい。遠距離攻撃キャラなら自動的に空中の敵を狙えるので楽ではある。

敵の攻撃をギリギリで回避すると、一定の間、時間がスローになり無敵状態になるので一気にチャンスタイムになる。

□ボタンで必殺技が撃てるが、必殺ゲージが満タンでなければ使えないので乱用はできない。

主人公の必殺技が(全部当たれば)強力だったように感じた。

 

負けたことは一度もないので戦闘の難易度は低めに感じた。もう少し難しくするか、難易度設定があっても良かった気がする。

ただ、中盤に即死イベントがあって、「走れ」と言われて前に走ったら死んだことがあった。

カメラの手前側に走る必要があったので分かりづらかった。

全体的にテンポも悪い。

 

とにかく戦闘アクションは爽快感がイマイチ少なめだったように感じた。

 

 

④戦闘の操作は基本的に2人しかできない

出撃時は全員で戦ってはいるが、操作できるのは主人公の機体(固定)と、各話のヒロインキャラの機体の2機のみである。後述の華撃団大戦のみ3人で戦えるが、そんなにキャラを切り替えなくても勝てる。

いずれにしろ全員で協力して戦っている感が無いのが問題点だ。

 

⑤華撃団大戦の問題

各国の華撃団が日本に集って競い合う華撃団大戦が開催されるが、グダグダ感が強かった。

ルールは3対3のチーム戦で、5分間、仮想の敵を倒して稼いだスコアを競い合う。

これを3戦やって2本先取したチームの勝利となるが・・・。

まず第1にマッチ戦にする必要が無い。1回勝てば十分でありテンポが悪い。

さらに相手国のキャラはそれぞれ2人登場するが、3人目は顔も名前も声も一切何もない。ただのNPCが機体に乗っているだけである。

だったら2対2にしとけ!その前にキャラを3人用意しておけ!

ずっと上海華撃団が2人でしか行動していないのを見て疑問だったが、もしかしてキャラクターをデザインできていなかったのか?いずれにしてもここは大きなマイナスポイントだ。どんな事情があったか知らないが、手抜きとしか思えないからだ。

 

第2に、試合に勝ったと思ったら主催者が、「機体同士で実戦を行い、勝ったチームを勝者とする」と言い出す。だったら最初からそうしとけ!日本側は骨折り損のくたびれ儲けである。

 

最後に、致命的なツッコミがある。

この大会の開会式で、重要な敵キャラがいきなり画面に現れて、ある物を帝都に要求してくるのだが・・・。

「三日あげます。返答が無い場合は・・・世界中の華撃団本部を、ひとつずつ・・・」

と言って、開会式が終わる。危機的状況だが、華撃団大戦は5日後に開催されることに決まった。

で、帝国華撃団はそれを渡すかどうかで揉める。と言ってもそれがどこにあるか分からないという状況なのだが・・・。

ならばそれを見つけ出す・・・というストーリーの流れになるはずだが、あろうことか、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何事もなくいきなり5日後の華撃団大戦まで時間が飛びやがった!

 

 

お前ら全員死ぬぞ?敵が優しくてよかったな。

おそらく脚本を修正、削除している内に矛盾が生じたり、忘れてしまったりということなのだろう。ブログなどを書いているとよくあることだ。ゲームのストーリーはそれよりもはるかに長いのでそういったミスも出て来るかもしれないがそれにしてもこれはまずいぞ・・・。

あのお方がブチ切れるぞ・・・。絶対怒ったら怖いぞ・・・。

結果的に、後にその敵に重要アイテムを奪われるのでまだ良かったが、約束をなかったことにするのは全世界が滅びていてもおかしくはなかった。めでたしめでたし。

まあ一応何故敵にこちらの事情が伝わったかの理由は推測できるので完全な破綻ではないが、いきなり5日後に飛ぶか普通?

 

とにかく華撃団大戦のくだりはメチャクチャだった。

 

⑥重要キャラの正体

今言った恐るべき敵とは、サクラ大戦シリーズのメインヒロイン、真宮寺さくらではないかと言われている。仮面を着けているが、顔がよく似ていて、声も横山智佐である。

その正体が何なのか?それがサクラ大戦ファンにとって最も気になる見どころだろう。

このためだけにこのゲームを買ったファンももしかしたらいるかもしれない。

チャプター5以降のネタバレ・配信は禁止されているのでここでは詳しくは言えないが、実際にプレイして見届けて欲しい。覚悟があるのなら・・・・。

 

⑦フルボイスではない

一部音声のない箇所がある。

序盤にヒロインが演劇を見せるシーンでは音声が無く、バグかミュートかと思ってしまった。

 

⑧クラリスの性格が最初悪く見える

最初にあった時はこちらに気付かず本を読みふけっていて、それからの会話も少し印象が悪かった。

帝国華撃団が崖っぷちの状況にあったのでネガティブになるのも仕方ないが、序盤だけは何故かかなりキツい物言いだったので違和感があった。

 

 

 

 

 

 

 

実際はメチャクソ優しい子です。

 

まとめ

・戦闘アクションは爽快感が無い

・ストーリーも整合性が取れていない部分があると感じる

・ギャルゲーとしては好き