【ゲーム評論】大逆転裁判2 | ゲーム脳のクソゲー人生(ベリーハード)

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ゲームメインの話がしたかったが、これからは何でも言う

やっと昨日クリアした。購入してから約2カ月経っているため、今さら評価などしても遅すぎる気がするが・・・。あと追加ストーリーはまだダウンロードしていないため、完全クリアしたわけではないがこの時点で評価しようと思う。

 

このゲームは、良作であると判断する。1は単体で見ると普通だが、1・2合わせて見ても良作である。

 

前作は謎と伏線が張られてばかりで盛り上がりに欠けていたが、今作で(全てかどうか分からないが)きちんと綺麗に回収されているところが最も大きな評価点と言えるだろう。

また、ストーリーの長さも相当なものである。特に3話がアホみたいに長かった印象がある。この3話は難易度も高かったような気がするのでかなり時間がかかった。あまりにダレ過ぎて一時期放置していたこともあったので、ストーリーが長いことと矛盾指摘の難易度が高いことは必ずしも長所とは言えないが、謎を解いた達成感はあるので評価できる点と考える。

 

正直3話までは謎が多すぎてあまり気分が盛り上がらなかったのだが、4話からは全ての事件の核心に迫っていく内容になるためのめりこんでプレイすることができた。現在の事件を解決するとともに過去に起こった重大事件の真相も判明するので、展開的には中々熱くなれるだろう。

それと今作は今までと比べて犯人とトリックが分かりづらかったような気もする。犯人の目星が付かないというのは逆転シリーズではあまりないことなのだ。それに予想の付かない展開の方が衝撃は大きいのでそれも悪くない。黒幕(死神と呼ばれる人物)の正体は大体分かっていたが・・・。

 

 

本作の欠点としては、まず今も言ったが難易度が高いことである。難しいというより意地悪というべきか。今までの作品では尋問中などに主人公がヒントをちゃんと分かりやすく言って(考えて)くれるのだが、今作はヒントと言えるセリフがない場合が多い。

 

また、尋問中に証言が変更・追加された場合は大抵その部分が矛盾しているのだが、今作はその情報を引き出しておいて別の部分の証言に異議を唱えるという場面が(確か)あった(はずだ)。その場面すらも主人公は「さらに情報を引き出してみよう」などと言うだけでヒントをくれない。なので証言を聞きまくり、証人全員の様子を見たりもしたが結局引き出す情報はなく、一度匙を投げてしまったことがある。まあ矛盾に気付かないオレが悪いのだが、結局何気ない証言に矛盾があった。

つまり、確かに事件自体は気になるが、ゲームが思うように進まずテンポが悪くて気持ちが萎える部分が本作は結構多かったということだ。これが1点目。

 

もう一つは、BGMがほとんど前作の使い回しであったことだ。

1・2含めて1つのストーリーであるためBGMは同じでも問題はないと言えるが、ドラクエ11の評価でも言った通りBGM使い回しが多いのはやはり手抜きの印象が強くなってしまう。終盤だけではなく、全体的に前作のアレンジBGMなどがあれば良かったかもしれない。

とは言えカプコンのゲームのBGMは良曲が多いし、そこまで悪評するわけではない。

 

それから、このゲームのモブキャラはあまり良いキャラがいなかったように感じた。メインキャラの文句はないが、何となくモブの方は難易度のせいもあるのか、証言や仕草にイライラすることが多かったような気がするし、言動もイマイチ面白くないと感じたような気もする。あくまで若干だが・・・。

 

あと些細なことだし、追加エピソードをプレイしていないので確実には言えないことだが・・・。

このシリーズ、「成歩堂」・「狩魔」・「亜内」の名前は出て来るが、「綾里」と「御剣」に関する名前は登場しない。いや、別に出なくてもいいのだが、「狩魔」を出しておいて他のメインキャラの名字を出さないのはどうかと思った。それではわざわざ昔の話にする必要があったのか・・・ということになるからだ。

 

 

 

ん~、あまり語ることがなかったな・・・。

とりあえず星でも付けますか。

 

大逆転裁判2の評価

爽快度:★★★

熱中度:★★★

難易度:★★★

衝撃度:★★★★(衝撃の結末というほどでもないが予想できない謎・展開が多かったため)

面白度:★★★

 

良作の割に星の数が少なめだが、これは欠点と相殺しているためと考えてもらいたい。

相殺と言ってももちろん良い点の方が強いのだが・・・。

ほら、ドラクエ5なんかも幼少時代とか退屈じゃん?それと同じだよ。

 

さて、点数も付けなければ・・・。

どうしようか・・・?

 

 

 

では1・2・全体の順に採点しよう。

 

1:65点

 

2:80点

 

全体:85点

 

1はいくら前編とは言え未完結で盛り上がらず拍子抜けした。

だが1の最大の見どころはツンデレ少女・ジーナ=レストレードがデレる部分であることは言うまでもなく決定事項である。異議は一切受け付けられない。

 

 

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2は基本的に良作だが改善すべき部分もないことはない。

ああ書き忘れたが、2の見どころも正義の道に目覚めたジーナの活躍である。

彼女がいるだけでこのシリーズの点数は10点は上乗せされる。

異論はないな、レディー?

 

良作合わせると、伏線が綺麗に回収されたため評価は上がる。平均点などは関係ないのだ。

 

・・・といったところか。

2を買うと1とサウンドトラックも一緒に付属されていたので、大逆転裁判シリーズを始めたいというプレイヤーはそれを購入するべきだろう。

 

というわけでこのシリーズ、2までやる覚悟と時間があるならプレイする価値は十分にある。

短い文章だが評価はこれで終わりだ。

 

 

 

オレはこれからこのまえかったロックマンゼクスをプレイしてみる。

 

おまえはきたいのしんさくゲームをチェックしておいてくれ!

 

またあおう・・・

 

しぬなよ・・・