地域価値創造コンサルタント 須田憲和 -36ページ目

地域価値創造コンサルタント 須田憲和

地方自治体と連携した官民パートナーシップにより、地域の価値を創造する活動を展開。地域活性化、地域振興、まちづくり、ブランド構築、農商工連携、6次産業化推進、協議会運営、PR戦略、観光推進、再生可能エネルギー、各種セミナー講師、ファシリテーター等。ブログ

 東日本大震災で被災したある地方自治体の再生会議に参加させて頂いています。

 詳細については、まだまだ詰めなくてはいけない事項がありますが、個別施設の課題に対する施策ではなく、波及効果を期待できる施策をしなくては単なる復旧に終わってしまう事から、新しいまちづくり、新しい価値をつくる為に検討を重ねています。

    $地域価値創造コンサルタント 須田憲和

  自治体にとって、被災前の状態に戻す(復旧)活動は、すぐに予算が降りて対応できますが、少しでも違う形になると、もはや至難の業です。

 都市開発法、農地法を睨みながら、自分たちのやりたい事をどこまで実践できるか、取組みたいモデルプランができても、思わぬところで制限を受けてしまいます。

 場合によっては構造改革特区申請もありうるのですが、現在の被災地域において、その企画を自治体主導でやり遂げる体力はありません。

 そのような中、住民が安心して生活できる環境づくりを第一に考えながら、新しい特徴を持ったまちづくりの為に、様々なアイデアを出していくのですが、縦割り行政の中では対応できない為、関係部署に集まって頂き、プロジェクトとして対応する事になります。

 担当部署により抱えている課題は違うのですが、横串で波及効果のあるプロジェクトを創生することが必要であり、今回はそのモデルプランを作成する事に光が見えてきました。

 私たちのチームにおいても、感じることなのですが、限られたメンバーで議論をしても必ず行き詰りますし、アイデアに限りがあります。しかし、常に前向きに挑戦し、あらゆる可能性を探っていることで、新しいアイデアと経験を持った人々が不思議とチームに加わって来て頂けています。

 「自分達で難しいなら、できる人を巻き込む」これは教科書通りの言葉ですが、自治体からすると、簡単にはいきません。後から、なぜ、あの会社に声をかけた? なぜ、あの団体に委託した?等々、公平性の立場をどう確保するかという事に頭を痛めます。

  なので、まずは、検討会議を作り、NPOでも民間でも巻き込んで徹底的に議論をして、それぞれの人脈(経済、政治)を使って進めていくのです。

 具体的な議論内容については、掲載できませんが、このような取り組みにスピード感が備われば、官民連携の成果として他の事例においても多様化できると考えています。




東日本大震災で被災した宮城県亘理町での再生合同会議の様子を河北新報様に取材頂きました。
2012年10月12日

$地域価値創造コンサルタント 須田憲和

 ある地域イベントの中で、住民や参加者へ振舞う「地元産品を使った鍋料理」の製作にチャレンジしています。

 コンセプトは、「地元の人々に親しみを持ってもらえる料理、新しい気付き」です。
理想としては、地元の方が地元料理として日常的に料理して、何気なく食卓にならび、自らが食する。という事であります。

 一時的に外向けのおいしい料理を作っても、地元の人が日常的に食さないのであれば、地域に馴染んだものとは言えませんし、旅行者も地元の人が食べない料理には、魅力を感じないと思います。それは、単なるブームとして終わってしまいます。

     $地域価値創造コンサルタント 須田憲和

 低コスト、かつ、地域で簡単に手に入る農産物を使用した料理である事が条件なのですが、これが、思ったより難しいものです。

 地域特産の農作物として、幾つかの食材候補がありますが、単にそれを混ぜ込むだけでなく、普通とは違った料理方法・カット等をする事で、「こんなやり方があったんだ~。」「私も家でやってみよ~。」という感動を導きたいものです。

 ■ 味付けにしても、味噌味? 塩味? 醤油味?・・・・
 ■ 入れる食材にしても、他の素材と合う?合わない?・・・
 ■ 煮ている間に食材から出てくる水分で薄くなる?・・
 ■ 鍋に入れる順番を間違えると、最初の方の食材が溶けてしまう?・・・
 ■ 子供の味と大人の味の違いはどっちに合わせる?・・・・
 ■ 熱いうちは良いけど、冷めたら固まって食べる気なくならない?・・・・
 ■ その食材は高いよ?・・・・
 ■ それ、地元食材と違うんじゃない?・・・・

他にもたくさん、いろいろな事を考えなくてはいけません。

無論、プロの料理人に任せて、全てをコーディネートして頂くのが一番早いのですが、まずは自分たちで挑戦してみて、どうしてもわからない所や工夫が必要な場面になった時に、プロの方のアドバイスを頂くという形で進めたいものです。
 
     $地域価値創造コンサルタント 須田憲和

 試行錯誤を繰り返し、試作品を試す度に様々な意見が飛び出し、ぎくしゃくする事も多々あります。
一般的に行われている机上の議論や意見交換では、さほど白熱する事もないのですが、料理に関しての味や食感については、人によって千差万別であるが故に、結構きつい意見もでてくるようです。

 しかし、それを乗り越えてこそ、「地域つくりのチーム」ができると考えます。
 
 いつも何気なく料理を頂いていますが、普段あまり料理をしない方は、いざ自分で同じ料理を作ろうとしても、本当に難しく、味噌汁も旨くできないと思います。

 チーム作りをするのも難しい事ではありますが、今回、私は自分でも料理をしてみて、本当に難しいと感じ、おいしい料理を提供してくれている人に感謝の気持ちを持つ事ができました。
 
 やはり自分でも、口だけでなく実際にやってみる事で、全ての事に対して真摯になり、感謝と尊敬の気持ちを持たなくてはいけないと改めて思いました。
 
 ちなみに今回のプロジェクトは、成功させなくてはいけませんので、更にメンバーで再考し、月内のイベントにむけて改めて成果発表できるようにがんばります。

ともあれ、普段料理しない方は、試しに何か作ってみるのも、いいものですよ・・・



 海外都市との提携や国内都市同士の提携など、都市交流は様々な形で行われています。
 交流都市、姉妹都市、親善都市などの言葉が使われていますが、本質的には、相互交流を目的とした提携という意味になります。(都市だけでなく、県・町も含まれます)

 昨年の東日本大震災以降、各自治体では、災害時応援協定などを念頭においた提携が活発に行われています。

 これは、ほぼ同じ規模の自治体、広域災害が発生しても影響を受けない地域同士、経済圏が違うもの同士が、災害時に人や物をお互いに補完しあう事を目的として提携をしています。

 このような交流のみならず、提携には様々な形態があります。

 提携の根拠は、大きく分けると以下のように分類できます。
● 自然環境や歴史、文化が似ている。
● 地域産物・有名武将など共通点がある。
● 行政規模が酷似している。
● 防災連携を想定した協力体制、備蓄物資や人的支援の補完。
● 住民組織同志での交流がある。
● 首長による交流がある。
以上が概論ですが、相手先は国内・海外の両方が対象となっています。

 今回は国内都市間における提携について考えます。

 提携による交流の方法は、多種多様ですが、住民レベルで実感できる簡単な事例としては以下のような物があると思います。

① 地域の子供達が一年おきに相手地域を訪問して、地域の祭りやイベントに参加する児童交歓会や、大人を中心とした祭りやイベントへの相互参加といった市民交流。

② ○○市体験バスツアー、○○町農業体験ツアーなどの市民交流。

③ △△町の旬な魚を提携先の○○市の住宅街にある大きな公園で、目の前で焼いて振舞うイベント。

④ また、変わった取り組みでは、首都圏側にある商店街の空き店舗を利用して、提携地域のアンテナショップを出すことにより、新たな集客やイベントを開催。マンネリ化した商店街に、あたらしい風や動きを与える事にチャレンジしている所もあります。

⑤ 商店街のサービス券なども、近隣地域の施設や購買割引券ではなく、お互いの地域の観光クーポン券を発行したり、産物贈答品の購入券などを提供しあう事もビジネスに波及する有効な手立てと思います。

 他にも多数ありますが、以上のような事例を見てわかるとおり、住民同士の連携を通じて、地域の帰属意識を高め、イベントを通じた文化的な交流をする事で、新しい活力や地域特性、事業を共に作り上げていると言えます。
 
 広い意味では、「広域連携の基礎」とも言えるかもしれません。

 私の知人で、ある地方議会議員の方は、地元での活動(そっちのけ?)以上に、一生懸命に他の地域へ市民交流を働きかけ、自らの地域住民へ市民・文化交流を通じた楽しみを提供しようとがんばっている方がいます。

 確かに一市民として見た時には、自分の住んでいる地域が、様々な地域と連携してイベントや交流をし、そこに参加できたら、とても楽しいと思いますし、自分の町に対する愛着心も生まれてきます。

 やはり、地域連携は一般の住民同士が連携を始めるのも大事ですが、このように議会議員の方が先頭を切って活躍されている地域は、本当に素晴らしい交流を形にしており、他の住民の方からすると、うらやましいと思います。

 一般的な都市交流は、自然環境や課題が比較的似ている地域同士が提携する事が多いのですが、自然環境が全く反対という地域同士の提携もあります。(A市は、内陸にあるので山地はあるが海がない。B市は海に面しているが山がない)

 地方自治体としては、通常の自治運営だけでなく、住民に感動や活力を与えるきっかけ作り、事業の創造をする事も仕事のひとつですし、地元に密着した議会議員の方々にも、どんどん、外へ向かっていただき、率先して活動して頂きたい事案でもあります。
都市交流には経費が掛かりますので、予算が必要です。ですので自治体はもとより議会議員の方にも理解をして頂き、活躍してほしいと思います。

 自分の地域内で地域社会の発展に邁進することも大事ですが、ほかの地域との交流により、新しい文化・価値観を育むという事も魅力がありますし、そこに地元の芸術家や音楽家を入れ込むことで、住民と豊かな生活環境を創造するきっかけにもなります。

 自分の町を良くする、活気を持たせる為にも、他の地域へ出向き、宣伝と連携を模索し、お互いが
win winになれる交流を促進して欲しいと思います。

 そのような議員や自治体職員は、自然と、住民からの期待も大きくなり、地域に欠かせない人と思われるはずです。


姉妹都市とは(Wikipediaより)



今回は、いつもと違い、ちょっと気分転換のブログです。

日本中で活躍している「ゆるキャラ」達が、東京の味の素スタジアムに集合しました。
私も応援している青森県十和田市のゆるキャラ達も青森から遠征して来たので会いに行ってきました。

 このイベントは来年の国体が、東京都で行われる事を記念して、開会までのカウントダウンをするというもので、その応援に全国のゆるキャラが集まりました。
   $地域価値創造コンサルタント 須田憲和

 たくさんのゆるキャラが集まることから、ギネスに挑戦という事で、ギネス社からも認定員が派遣され、厳格に1体、1体、声を掛けながらチェックしていました。
合計263体のゆるキャラが集まり、決められた区画の中で10分間耐えましたので、見事、ギネス記録更新となりました。
   $地域価値創造コンサルタント 須田憲和

ちなみに十和田市のゆるキャラは、「十和田にんにん」「十和田ねぎん」「十和田ねばっち」「十和田ごんぼう」の4名で、ちょうど枠の左下あたりにいます。

   $地域価値創造コンサルタント 須田憲和

   $地域価値創造コンサルタント 須田憲和

 ゆるキャラは、人のこころを和ませますので、見ているだけで、やさしい気持ちになりました。中には、笑ってしまうような動きをしているのもいて、楽しかったです。
 これから、またそれぞれ、地元に帰り、それぞれの仕事について、地域の子供達やお客様へ、「ゆるゆる」するのでしょう。
 また、みんなで会えるといいね。と言っているような感じでした。

 こと、地域活性化については、ゆるキャラの投入がブームとなっていますが、その運営と地域への融和は、苦労している所です。

 人気が出ないからといって途中でやめる訳にもいきません。細くても継続してやり続ける事が必要です。
 「何のために」「どこをターゲットとして」「どうやって」推進するのか、また、「性格・環境などのキャラ設定」等の軸をブラさない事が重要です。とくにキャラクターには、人格がありますので、性格や動き方などを突然、変更する事はできません。

★話は変わりますが、現在、
「ゆるきゃらグランプリ2012」がWEB上で行われており、全国のゆるキャラが600体近く、エントリーしています。

 これは毎日、自分の好きなゆるキャラを投票できる仕組みになっており、投票数が一番多かったゆるキャラが優勝となります。

 良ければ、のぞいてみてはいかがでしょう。

各県別に分かれているのですが、たぶん最初の感想は、「こんなにいるの?」だと思います。

 中には完成度が高いものもあります。高得点を上げている所は、組織形成により投票のお願いをしているのでしょう。

 ある市役所のホームページでも、ゆるキャラグランプリに地元のゆるキャラへの応援お願いします! と、TOPページのセンターに入れているところもあります。

 エントリーしているのは地域おこしの為に、取り組んでおられる皆様なので、周りの人が盛り上げて応援してあげることで、さらに、頑張ろうという気持ちになると思います。

 よければ応援している青森県の「十和田にんにん」へ清き一票おねがいします。

 これに限らず、みなさんも、地域活性化で頑張っている人への応援、宜しくお願いします。