昨年度、宮城県から「まちづくり課題研究支援事業」として支援を頂き、数回の意見交換会を開催しておりました。その連携のおかげもあり、いよいよ今年度は具体的な施策を実施する為に活動を開始しております。
今までは自治体幹部との会議を進めておりましたが、やはり、「まちづくりの主体は地域の方々」ですので、地域内にある各種団体や企業の方々との意見交換を複数回にわたってお話しさせて頂いております。
■ 第1回 意見交換会
【日時】2014年7月16日(水)16:00から18:00
【場所】宮城県村田町役場
【参加者】地元の商工会青年部の方々、婦人部の方々と役場からは地域産業推進課、企画財政課まちづくり推進班の方々
様々な分野における意見交換をさせて頂きました中で、今回は豆チリについての紹介です。
【婦人部の独自開発 豆チリ】
・商工会婦人部の方々が10年前より研究開発している「豆チリ」という商品があります。
これは、地域特産の「紅花」を使って炊いたご飯に、同じく村田町特産の「そらまめ」を使った「チリ(ピリ辛)」ソースをかけてドライカレーのようにして食べます。
手間がかかる為、年間に数回しか地元の人でもお目に係れないのですが、毎回、人気のようです。
若い人でも満足できるように「とんかつ」を乗せたものを試食させて頂きました。
トンカツを乗せると、「豆チリ」から「カツチリ」に名前が変わります。
ソラマメ入りの甘辛いチリがとてもおいしいです。
地域グルメとして、食堂やレストランに協力頂きながら、食べられる機会を広げたい感じですが、単独での活動には限界があるので、協力者になって頂ける方とチームを作ることが必要のようです。
ただ単に宣伝するのではなく、どういうシーンの時に、この「豆チリ」「カツチリ」が食べたくなるのか、お客様が食べたくなるシーンも提案していくことが重要です。
他にもお酒を使ったギフトの作り方や村田町の産物を合わせたグルメセットなど、多くのアイデアをご紹介させて頂きました。
これから、お付き合いさせて頂くなかで、何とか形にしていきたいと考えております。