最近、私の中でフィギュアスケート熱が高まってきたせいか、気になったプログラムをちょいちょい観ているのですが、
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今日特に気になった曲
アダージェット
(交響曲第5番 第4楽章)
マーラー作曲
この曲を使っているプログラムを見つけたので、まとめてみようかなーと思いつきました。
そもそもこの曲は、マーラーの代表作とも言える作品で映画「ヴェニスに死す」の最後で使用されて一躍有名になりました。
マーラー42歳の時に完成した作品で、この年に結婚したことを考えると、曲調よりも明るい未来を示した作品として作曲したものなのかもしれません。
この曲で1番記憶に新しいのは、みなさん町田樹さんの引退プログラムだと思います。


この町田樹さんの最後のプログラムは、自分自身をひとりの人間として俯瞰して見つめたスケート人生を描いているような芸術スケートという印象を持ちました。
町田樹さんは、曲をそのまま使うことで、より曲の持つイメージ通り、音をフィギュアスケートで表現しただけですと言っているようでしたね。
それだけ音楽そのものを町田樹なりに表現しているのだなぁと。
元男子シングル選手なので、その表現の中には滑っている人間1人しかいないような、少し孤独を感じるような感じも受けました。
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そして、同じ曲を使って愛するパートナーを亡くした悲しみを余すとこなく表現したプログラムがこれです。
1人で滑っていても、もう1人の人間を一生懸命探している様子が、映画顔負けの演技で本当に泣けてきます。
こんなプログラム、よく途中で泣き崩れることなく滑りきったなぁという印象です。
このプログラムをみていると、フィギュアスケートは音声がなかった時代の活動写真のようだなぁとも思いました。
声はないけど、何が言いたいのか分かる。
そんなプログラムが、後世に語り継がれるのではないかなと。
そして、新しく見つけたのがこも演技。


ご存知の方は多いと思いますが、2010年バンクーバー五輪のアイスダンスで金メダリストとなったスコット・モイア&テッサ・ヴァーチュ組の演技です。
こちらは競技会使用なので、かなり編集されていて、原曲より明るめの曲調部分を使用しているようでした。
衣装はまるで、白鳥の湖でもやるのか
というくらい白を主張していますよね。
リンクに入ってからも、甘い雰囲気を醸し出していてうっとりしてしまいます。
アイスダンスだからか、愛の讃歌的な曲にも聞こえてくるようなプログラムでした。
こも2人は、アイスダンスの良さがバッチリ出る相性の良さを感じます。
平昌五輪でも金メダルを取ったカップルですが、8年前でもさすが金メダルという他を寄せ付けないオーラがありました。
先日体操の内村航平さんが、平昌五輪の羽生結弦選手のことを「金メダルを獲りにきたオーラを纏っていらっしゃった」と印象的な発言をしていましたが、
このカップルもまさにそんな感じでしたね。
オーラという意味では、やはり2018年平昌五輪の時の方が凄かったですが
ここに3つのアダージェット が揃ったわけですが、曲が素晴らしいからか3様で素晴らしいなと思いました。
曲というのは、シーズン中ずっと聴くことになるので、スケーターにとって本当に大切なものだと思います。
曲が素晴らしいと、曲に負けないようなプログラムを披露したいという気持ちに練習中からなるのではないでしょうか。
また、オーケストラ曲というのは弦楽器が主音になっていることが多いので、スケートの「滑る」という動作と合うのかなぁとも思っています。
新体操だと滑るという動作がないので、合いにくい。
そんな競技独自のニュアンスがあるのかもしれません。
音楽の解釈という視点から、フィギュアスケートを観るのも楽しいのでオススメです

ではまた



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