小嶋隆史の「小さな会社の経営法則」ブログ -2ページ目

選挙で勝つには、

①地盤(地元の既存支持者)②看板(知名度)③鞄(お金)

の3つのバンが必要だといわれています。

 

これら3つが少ない新人候補(弱者)が、

すでに3つを持っている既存候補(強者)にどうやって勝つのか、

勝った例を考えてみると「接近戦」が分かってきます。

 

ちなみに、議員にとって本来必要な「政策立案能力」(商品)がかなり優れていたとしても、

新人が、既存候補と同じような選挙活動をしていたら勝てないでしょう。

 

「商品が良くても営業のやり方がまずいと売れない」のは経営と同じです。

 

<ランチェスターでマザーズ上場!横井社長との対談YouTube>

https://www.youtube.com/watch?v=0gmwGIiEagI

 

今回は戦い方について。経営では営業のイメージになります。

 

経営効率を考えて大会社は「間接戦」をしてきます。

間接戦の一つは、多段階流通です。

完成品メーカーの場合だと卸などの中間業者をいれる販売形態です。

大きなメーカーにとって、卸の販売網を使うことで、

一気に商品を流通させることができるので、非常に効率的なのです。

 

小さなメーカーにとっても、これは一見魅力的に映ります。

しかし、最終消費者に届く前に、卸はブランド力のある大きなメーカーの商品を積極的に扱い、小さなメーカー商品に力をいれないので、結局は売れないという結果になります。

 

小さな会社が販売を他社に代行させることも、間接戦になります。

 

横井社長の言われるように、

「よっぽど、他にないような商品、お客様が欲しいと思える商品でない限り」

効率的に見える間接戦は、弱者にとっては危険なのです。

 

間接戦の2つめは、マスメディアを使った広告です。

すでに有名な大会社の商品であれば、

「不特定多数」相手に一気に認知度が上がりお客をつくれるでしょう。

しかし、知名度のない小さな会社の商品はどんなにその品質が良かったとしても、

なかなか振り向きもされないのが現状です。

 

そこで、弱者は中間業者を省きダイレクトにお客に販売する

「直接戦」が原則になります。

 

そして、そのやり方は「特定少数」の顧客相手に向けら、

強者との競合関係が少なくなるため販売もしやすくなり、

商品の良さも伝えやすくなるのです。

 

もちろん、

チラシなどの広告も小さな会社にとって必要な場合はありますが、

そこにはチラシをまく範囲を絞って回数を多くするとか、

紙面の工夫などが必要になります。

 

後発で大きくなった化粧品メーカーは、

カタログ通販、TV通販などの直接戦をしかけました。

そして、インターネットの普及により、小さな会社にとっても

直接戦を仕掛けるきっかけができました。

が、ネットはネットで競争が激しいようです。

 

 

「接近戦」は、

営業マンがお客のいるところにこちらから出向き近づいていく

イメージです。

そうすると営業マンとお客の一対一の人間的な関係が出来ります。(一騎打ち戦)

このような個別な関係が出来上がれば、

大きな会社の圧力を避けることができ販売もスムーズにいきます。

 

横井社長が言われるように、

「大手がやろうとしているのは、

その商品を使いたいという(心をくすぐるような)ブランド化で、

小さな会社は、一人ひとり、ファンをつくっていく、

商品のファンもそうだけど、その前に人と人の関係によってファンをつくっていく」

 

強者は上から一気に対し、弱者は下から一人ひとり切り崩していく。そんなイメージです。

 

実際、小さな会社はお金がないので、

創業当初は接近戦を懸命にやらざるを得ません。

ただ、少し余裕が出てくると、どんどん間接戦に重きが置かれだし、

一気に効率的にお客をつくろう、に向いだします。

そしてファンだった人が離れだすこともあります。

 

横井社長が言うように、この「一気に○○」が曲者なのです。

戦い方の基本軸はあくまでも「接近戦」で、

それを補完するために間接媒体を利用する

と考え方の軸を定めておかなければ、

「効率化」や「一気に」の罠にはまってしまいます。

 

当然ながら、人的な接近戦はコストがかかり「非効率」になります。

「戦略とは何か」のところで述べたように、

全体としては効率的な経営システムができていなければよき戦略とは言えません。

 

強者の戦略の方はかっこよく、魅力的です。

弱者の戦略は「どぶ板感」がでて、やりたがる人は少なくなります。

 

選挙でもこちらから出向いて、

一人ひとり握手して地道な努力をして、

小さな会合をいくつもこなし、

関係の強い支持者をつくった人が最終的に勝つようです。

 

横井社長が言われるように

「(一斉送信のSNS等で)そのときだけ、メッセージが来たりしても、

何だってなるけども、

(接近戦で)すごく頑張っている姿を見せられると応援したくなる」

 

接近戦とは、「お客を味方につける戦略」でもあるのです。

 

PS.

急速なデジタル化により、

デジタル上でも一騎打ち的な戦いができるようになりました。

弱者でも活用できるところは活用すべきだと思います。

 

デジタル化は大手も積極的に利用します。

弱者は「どぶ板感」アナログ価値をださないと、

差別化にならないので使い方に工夫が必要です。

 

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太陽の光を、虫眼鏡を使って一点に集中すれば紙に火をつく、

こんな実験を小学生の時にしたように

「弱いエネルギーでも、範囲を狭めて集中すれば大きな力が生まれる。」だれもが知るところでしょう。

 

「集中が大切だ」とよく言われます。

ただ、事業に集中して成果を上げる会社は少なくなっていく。

 

(短期間にマザーズ上場を果たした

ユニフォームネクスト横井社長との対談YouTube動画)

https://www.youtube.com/watch?v=ICvWivhJ5T4

 

1914年10月2日に、

「集中の法則・N2乗法則」という論文がイギリスの科学雑誌に掲載されました。書いたのはW.F.ランチェスター(先生)。ランチェスター法則と「集中」という言葉は、切っても切り離せないのです。

 

その中に、後にランチェスター(第2)法則と呼ばれる微分方程式が数学的に導かれ、

「戦闘力は兵員数の2乗に部隊の武器効率を掛け合わせたものに比例する」

と説明されています。

 

(数字が苦手な方ごめんなさい、下の結論だけでも)

 

例えば、武器効率が同じであれば、

10人の部隊と5人の部隊が戦闘した場合、

前者には100という力が生まれ、

後者は25という力が生まれる、ということです。

 

兵員数の比では2;1ですが、力の比では4:1、

兵員数の少ない方からみると、

兵員数の比は1:0.5、力の比では1:0.25になり、

力が半減するともいえます。

 

要は、兵員数の少ない方は「予想以上に」大きなダメージを受けるわけです。

 

仮に10という兵員数を5と5に分けて、「2正面」で戦った場合、

本来100という戦闘力になるところを、25+25=50の「半分」しか力を発揮できず、

3と3と4の「3正面」にした場合は、

9+9+16=34で「3分の1」しか力を発揮できません。

 

結論は、

「兵員数(戦力・資源)を分散させず、できるだけ集中さろ!」ということです。で、これが経営でも当てはまるのです。

 

横井社長が言わるように、これを聞いて「絶対そうだ」と思えるか、

意外にこういったところに、

ランチェスター戦略が使いこなせるかどうか

の分かれ目があるようです。

 

横井社長は言います。

「色々な会社を研究してみて気が付いたことは、

事業を2つに分けた方が売上は上がるかもしれない、

しかし利益がのこるのは1つの事業に集中している会社だ。」

 

「あれもこれもやるのは良くない」

それで本当に強いものができるのか、1位ができるのか?

 

経営競争で上位に行く社長、圧倒的1位をつくる社長は、

実はここの気づきが早いのだと思います。

一つの事業だけでも意外に複雑にできていて、

他社を凌駕する差別化はそんなに簡単にはできない。

 

目標に対して、

戦力の集中、思考の集中、時間の集中がいる。

 

分散すれば、それだけ多くのロス(在庫、広告、人件費、教育費等)が発生することを知っています。

ただこれは目に見えないため、意識しづらいのです。

 

それから、竹田ランチェスターでは、

もともと知名度もなく、少ない経営資源しかない小さな会社は

「時間資源」を活用せよ、と教えます。

 

特に、創業期、現状よりまだまだ上位に行きたい会社は、

飛行機が、離陸し上空に向かうときのエネルギー消費量が安定軌道時の約4倍、ということから、時間を√4倍(2倍)が必要になります。<年間1850時間×2=3700時間以上>

なぜ√かというと成果は2乗倍になるからです。

 

横井社長も、「滅茶苦茶働いていた」というように、

上場できるような会社は成長段階では、

時間資源を大量投入しています。

 

この2乗法則を有効につかうことが、

短期で成長できる大きなポイントになるのだと思います。

 

ここまでお読みくださりありがとうございました。

 

PS.

「水滴石を穿つ」という諺があるように、

昔から「集中」の大切さを説かれ、

今でも

自己啓発系の「集中力の高め方」的な書籍が売れている様に、

古今東西「集中」の大切さは、多くの人によって語られています。

 

ランチェスター(先生)は先の論文のなかで、「集中という言葉は、

精神的集中と物理的集中が混同され、あいまいに取り扱われている」と述べています。

 

ランチェスター法則はあくまでも物理的な法則で、

自分の都合や気合などの情緒(精神)が入りこむ余地はありません。

原因と結果をシンプルに示しているだけです。

 

このシンプルさをシンプルに受け入れる人ほど集中でき、

「あーだ、こーだ」主観や精神面を混在させようとする人ほど

結局、余計なことまで考えるので

集中できていないような気がします。

 

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「差別化が大事だ」経営では良く使われる言葉です

 

ランチェスター的に「差別化」を語れば、

(YouTube動画)

https://www.youtube.com/watch?v=aATxqH9ZMRA&t=248s

 

弱者の戦略では、まず意識しなければならないのは「大手との差別化」になります。

大手は「経営の効率化」を推進していくので、

そこから生まれるスキを、弱者は突くといった発想です。

 

まず、目標(商品や地域、客層)を違えていくことになります。

会社を経営していれば、「効率化」は重要項目ですから、

規模の大きな会社ほど、

都市部や市場規模の大きなところから効率的にお客をつくることを考えます。

 

小さな会社は、「大手との戦いを避ける」ことの方が、優先度が高くなるので、

まず大手の行きたがらない、やりたがらない、極論すると大手にしたら面倒くさい商品や人口の少ない地域を選ぶ、ということになります。

 

次に、戦い方や運営の仕方を大手と違えていくことになります。

戦い方については、こちらからお客に近づく、

お客から見て大手よりも常に近い存在と思われる接近戦や

顧客対応をより個別対応(一騎打ち戦)にもっていく、

小ささを活かしてスピード対応するなどです。

 

ユニフォームネクストさんがやられているように

ネーム加工や、お客様からの問い合わせに対し、すぐに専門スタッフが対応する、

アマゾンから見ると非効率で、マネしようとは思わないはずです。

 

弱者は「お客と係わるところを効率化せず、逆に手間暇をかける」ということが差別化につながるわけで、アナログ的な親しみといった人的価値を加えるほど差別化は効いてきます。

 

がしかし、効率化は大切だということは弱者である小さな会社も同じで、「効率化」と「手間暇」の二律背反の関係を両立させなければならないところに、一段深い知恵が要求されるのです。戦略の略は知恵を表していることを思い返してください。

 

これを両立させるためには、競争相手と比較してどこまでやるかの見極めと、

「目標の絞り込み」「重点化」「集中」「軽装備」「仕組化」などの効率化を推進する原則が必要となり、全体的には効率的な経営システムをつくらなければならないのです。

 

ランチェスター的差別化として

他社がマネできない追いつけないくらい、卓越した「顧客価値」をつくりあげることも上げられます。

 

顧客価値とは、かつて吉野家でいわれていた「うまい」「安い」「早い」のようなもので、

他社に抜きんでた、まさに横井社長が言われるような「お客様から選ばれる理由」です。

 

言葉でいうのは簡単ですが、他社に抜きんでた「卓越さ」が求められるため、決して侮ってはいけないところです。

 

横井社長は、それをどのようにして作り上げたのかを語っています。

「顧客対応を良くしようとして、

分かりやすいホームページを、時間をかけて丁寧につくった。」

「大事なところは外注ではなく、自分たちでやった。」

そのことによって、「商品知識の深さや、教育の仕組化など、

他者にマネできない独自のものが出来上がった。」

 

弱者の差別化は、「時間」「知識の内部蓄積」が大切な要素になってくること、そしてそれらが独自性のもとになっていることを示されました。

 

横井社長が言われるように、「いいアイディアを思いついて、一機に市場をつくりたい」的な相談はよくありますが、一般的にヒットする商品は5年から7年かけて苦労して生み出されたものが多いように、研究開発にどれくらい時間をかけてきたか、を初めて問うた方が良いのかもしれません。

 

大手は小さな会社が1年かかることを、資本力で一機に3ヶ月でやりきり、

中小の経営者は1年でできると自信をもって言ったはずなのに、たいがい3年以上かかっています。あくまでもイメージですが。

 

「準備に時間がかかるものほど、大手が出づらくなる、ので差別化が効いてくる。」

横井社長の言われた言葉は、まさに金言です。

 

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

PS.

弱者は時間をかける、そんな悠長なーと思われる方も多いかもしれませんが、

ユニフォームネクストさんは短期間に成長し上場会社になりました。

この逆説が弱者の戦略の面白いところです。

 

 

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「戦略と戦術の違いを理解していない経営者が多い」

それが、業績が上がらない最も根本的な問題だ!竹田陽一先生の言葉です。

 

戦略の分かりやすい例として、

「どの山に登るか」、これは目標の決定で、

「どのルートでどうやって登るか」、これが戦略だと。

 

(YouTube動画)

https://www.youtube.com/watch?v=i8ZJ91NMDbQ&t=211s

 

ただ、これで戦略を理解したかというと、経営戦略は少し難しくなってくるので、「分かったようで理解していない方」が多くなってきます。

 

経営戦略のイメージは、目標を達成させるために、横井社長の言われるように「競争相手と差別化する上で、選びやすさやアフターフォローで1位になるために何をするといった具体的対策が経営全体を通して、だれがどのようにやるか、細かなところまで決まっている」、まさに実現可能な段階にまで深まっている状態をさします。

 

ソフトバンクの孫正義氏は著書「孫の二乗の法則」の中で、

「ビジネスの現場における戦いは最後の仕上げであって、実際に火ぶたが切られる前に、戦いの九割方は終わってなければならない。」と述べています。

 

現場の戦い(戦術)の前工程が「戦略領域」です。経営者の練りに練られた思考によって「すでにほぼ仕上がっている」状態になっていなければならないというのです。

 

竹田ランチェスターでは、戦略と戦術のウエイトは86:14とされ、

「着眼大局・着手小局」といわれるように、戦略の「対象範囲」の「広さ」と「奥深さ」、そしてその「重み」は最初にイメージしておいてもらいたいところです。

 

そのイメージを持っていると、逆に弱者の戦略の本質やそれぞれの原則の意味が深まってきます。小さな会社で、「勝てる状態が細かなところまで構想」できるのは、自ずと小さな範囲であったり、身近なところであったりするわけです。逆にイメージできていない戦いは、強者の戦略(不特定多数を相手にした間接戦や確率戦)になりがちなのです。

 

戦争で負けると多くの人命を失い損害を被ります。経営でも負けると大きなロスが発生し、利益が残らないという現実に遭遇しますが、このメカニズムは目に見えず分かりにくいために戦略も戦術もどうでもよくなってしまいます。

そうならないためにも、少し理屈っぽくなりますが、戦略を深めて理解していきましょう。

 

①戦略とは「全体の勝ち方」

売上目標に対して営業マンをどれくらい採用するか、だけでは戦略ではありません。部分だけで全体ではないからです。

 

経営戦略における全体とは、

・商品、営業、組織、財務など竹田ランチェスターで言われる「経営の8大要因」全てが整合性をもった状態で、効果的に目標達成に向け、連動し、競争相手以上に顧客の支持を得る、つまり全体を通して勝てる状態になっているか。そんな感じです。

 

②戦略とは「勝ち方のルール」

ルールとは勝つための方程式、勝ちパターンといわれるものを想像すればよいでしょう。

実は、ユニフォームネクストさんのように、急成長する会社にはこれがあります。

 

どのような市場で、どういったやり方をすれば、どれくらいの期間で勝てるか、一定の法則性を見出しているので、飲食ユニフォームNo.1からの横展開が可能になりユニフォーム全体での通販市場でNo.1になりました。

 

③情報・デー分析・仮説検証なくして戦略なし

顧客や競争相手の情報収集や自社のデータ分析は必須です。このような作業は面倒で、すぐに利益を生むものではないので、自分の思い込みだけで、上手くいくと思っている方もかなり多くでてきます。が現実そうなってない方が多いようです。

 

個別企業の戦略においては、100%の成功保証がない未来の打ち手にもなるので、勝てる確率を上げ、確信が持てるようになるように戦略原則や事例研究や、実験(仮説・検証)する必要もでてきます。こういった戦略的作業を通して「勝ち方のルール」も生まれてきます。

 

④よき戦略とは「普通の人を使って成果を上げる仕組み」

横井社長が言われるように「全体の売上目標を掲げ、営業マン毎に販売目標を決めて、後は売ってこい!」は戦略ゼロです。

 

仕組みとは、できるだけ人が介在せず、あるいは人の能力に頼らなくても動く一定の継続性のあるシステム。もちろん、経営は人間の活動ですので販売員の能力も大切です。接客業など人の能力が売上を大きく左右する業種もあるでしょう。

であれば横井社長の言われるように、いい人材が入る差別化された仕組みや教育・訓練の効果的な仕組みを社長は考えておかなければなりません。

 

④戦略は論理、左脳に汗をかく仕事

先述したように、戦略の対象範囲は広く深く、頭をフルに使う分野です。脳を使うのはかなりのエネルギーを消費するので、面倒くさがる人が多いようです。

 

ただ対象が複雑だと感じると脳は活動をすぐに停止するので、できるだけ単純化しておかなければなりません。そのためには重点分野とそうでないところの区分け、適切な構成要因分解、できるだけウエイト付けや数値化していくなど、竹田ランチェスターがとっている手法が参考になります。

 

重要な「問い」に対しては、自社の「回答」を準備しておくとよいでしょう。例えば、「顧客はなぜ自社の商品を買うのか」に対して、「①○○(50%)、②△△(30%)、③××(20%)」のように。戦略は「その市場で3年後に本当に1位になれるのか」という問いを頂点とした、根拠を示す論理構成になります。

 

⑤戦略の語源は「将軍の術」、戦術は兵士の術

語源にもとづいて経営に当てはめれば、戦略は社長の経営術、戦術は従業員の役目にそった技術になります。小さな会社の社長は営業マンとして動いたり、経理の作業を確認したり、資金繰りに奔走したりしますが、それ自体は戦術です。

 

⑥戦術の延長線上に戦略はない

小さな会社の社長は日中の戦術業務に追われて、戦略領域の仕事ができなくなるのが実態です。休日を使ってでも戦略時間をとる必要があります。

 

 

横井社長は以前講演で、普段は時間戦略を続け、休みの正月はいつも寝込んでいたといわれていました。次年度の計画が実現可能な状態になっているのか、と普段から問い考え続けていたからだと思います。

 

正直面倒だ、と思われた方も多いと思います。が、「人が面倒とおもうことに勝機あり」と弱者の戦略は教え、身に付いた戦略力は「会社を2乗倍で成長させていく」ことをランチェスター法則は説き、横井社長は実現されています。

 

PS.「①正確さ、②簡潔さ、③分かりやすさ」が、何かを表現する際のポイントだとだいぶ前に学びました。難しいのは、3つの要因は二律背反の関係にあるのです。。。

その点、竹田陽一先生の経営の表現の仕方はグンを抜いています。

そして、「われの未熟さを感じるばかり」です。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

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どの市場で勝負するか、ここはかなり大事なところなので前回に引き続きのテーマです。

 

https://www.youtube.com/watch?v=a_55MjO30C4&t=3s

 

市場選定の基本的な考え方は、

市場規模を小さく限定し、お客を特定少数に絞り込んでいく、ということです。

 

①範囲は絞り込む

市場の範囲は、自社の経営資源量とセットで考えなければならないので、経営規模が小さな会社は、必然的に目標とする範囲は狭くなります。

 

絞り込みの手法としては、市場を細分化していくわけですが、

商品の細分化としては、種類(靴下専門等)、価格(高級品等)、素材(無添加等),サイズ(大きなサイズ専門等)、機能(電話だけの携帯等)、用途(プロ用、ギフト用等)、工程(メンテナンス専門等)など様々なやり方がでてきます。

 

地域は比較的分かりやすく、県、市町村、さらに地区、都市部の場合は○○丁目や学校区など、できるだけ人の行き来を考え一つの商圏となっている単位で考えていきます。

 

業界・客層は、保育園専門とか美容室専門の○○、小企業専門とか。客層は男女、年齢、単身・家族世帯、出身地、特定の悩み、趣味・マニア、少し難しくなりますが価値観、ライフスタイル等があります。

 

そして、細分化した市場をどういう基準で評価するか、は次になります。

 

➁勝ちやすきに勝つ

・一定の需要があり

・競争相手に強いところがなく、どこも弱い

・自社で勝てる能力を有している

という3つの条件を満たすと、勝ちやすい市場ということになります。

 

勝てる能力があるか、については、

一つは量的に十分なヒト・モノ・カネがあるかですが、

もう一つは質的な能力になり、この評価は意外に難しくなります。自分を過大評価しすぎる人は注意しなければなりません。

 

・現在強いものをより強くする(新しいことに取り組むよりも、まず考えるべきこと)

・長年取り組んできたこと(それだけにノウハウ蓄積がある)

といったところから取り組んでいくと失敗が少なくなります。

 

横井社長が飲食店ユニフォームを最初に選んだのは、「福井県で飲食店ユニフォームですでに強くなっており、メーカーや仕入先からの情報も豊富にもっていて、そういった強みを活かそうと思った」と言われています。

 

宝はすでに手のひらの中にある、と言われるように、身近で親しい顧客、身近で良く知っている場所、自分自身の経験など身近なところから発見するようにしていきましょう。

 

また、

・人がやりたがらない、行きたがらない、といった大勢の人と逆の発想をすると競争が少なくなるので勝ち易くなります。

 

③目標は一つに絞り、資源を集中させる

ただでさえ少ない資源を分散させることは、小さな会社にとっては禁物です。

ランチェスター法則については後述しますが、成果は市場に投下した資源量の2乗で説明でき、本来10ある資源量を2つの目標に分散させれば、5+5に分かれ、成果は25+25=50となります。10を一つの目標に集中すれば、成果は100です。

 

こうことはなかなか気づかないので、売れるものは何でも売る的な発想だと、横井社長が言われるように、「利益が残らない経営」になってしまいます。

 

経営を分散させ利益が残らないと、次の展開への投資が遅れ、ノウハウの蓄積も他社に後れを取り、成長の2乗曲線に乗れなくなります。

 

④捨てる勇気

横井社長がネット販売を始めた当初、Tシャツのプリントサービスを行っており、それが結構売れていました。しかし、それを辞めました。「結果を出す人は辞めれる人」「捨てると絞った目標に対する覚悟が決まる!」金言です。「見切り千両」と昔から言われ、捨てるということは成功するための大切な経営者の資質です。

 

結局、あれもこれもやりながら「集中」はできないのです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

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前回、「1位づくり」が必要だということを学びました。

 

では、どうすれば1位になれるの?売上は少ないのに小さな会社なのに本当にできるの?という疑問が必然的にわいてきます。

 

ランチェスター戦略には、「強者の戦略(大会社用)」と「弱者の戦略(小さな会社用)」の2つがあり、「弱者の戦略」に上記の解決策があります。

 

まず大切な原則として、「小規模1位主義・部分1位主義」というものがあります。市場規模を小さく限定して、まずそこでNO.1になるということです。

 

「ランチェスター戦略、 小規模でもいいので1位をつくる」(YouTube動画)

https://www.youtube.com/watch?v=vZyHzgwP44Q&t=2s

 

地域でいえば、いきなり日本一とか、○○県1位とかを目指すのではなく、

会社の規模に合わせて、○○市とか○○町といったように1位の対象範囲を絞り込むということです。

いいかえれば、今の戦力(要員数や能力)を検討した上で、3年~5年かけて1位になれる範囲を設定するということです。

 

対象とする範囲は「商品」「地域」「客層(業界)」です。

よく「市場」という言葉を使いますが、

戦闘では「戦場」に当たり、経営では「地域と客層」とまずは考えればよいでしょう。

商品は「武器」。まずどんな武器を使い、戦場をどこにするのか、

この決定は非常に重要な将軍の役目になります。

 

竹田ランチェスターでは、「商品」「地域」「業界・客層」を3大目標と呼び、この決定が最重要なところだとしています。

 

最初から富士山を目指すのではなく、近くの自分が登れる山の頂点に立つ。

頂上まで登りきった自信やその過程で得た知見が、

さらに高い山を登る原動力になってきます。

最初は小さくてもいいので、ここは必ずやり切らなければなりません。ただ、小さいと思っていたけどもNo.1になることが意外に難しいことも分かってきます。

 

と、ここまでは、すでにランチェスター戦略を勉強されている方にとっては、ごく当たり前の内容だったかもしれません。

 

がしかし、戦場と違い「市場」は目に見えず、様々な設定が可能で、その中で最良のものを選ぶのはことのほか難しくなります。

 

多くの人は決めきれずに、近くの小山の裾野周辺でウロウロしている状態になり、結局目先の売上を追いかけ、NO.1意識はいつのまにか消えていく。。。

 

そうならないためにも、短期間にマザーズに上場された横井社長でも「簡単ではなかった」といっている様に、この決定には本来時間が掛かるし、かけなければならないところです。

 

考察しなければならないところをいくつか挙げると、

 

①絞り込みと将来を見越した需要量の関係

・当たり前ですが、絞り込んでも一定程度の需要量がなければ経営として成り立ちません。

特に地方での小口ビジネス、成熟から衰退期に入っている商品を扱っている場合は気をつけなければなりません。横井さんの参入したネット販売市場は急成長期だったことも成長を押し上げた要因だったと思います。

 

・横井社長が、「ラーメン屋のユニフォームに絞ったが、それは絞り込み過ぎだった」といわれるように絞り込みの「程度」が効果的かどうかはやってみないと分からないこともあります。後付けですが、数こそ多いものの個店レベルの多いラーメン店で、当時ネットで購買する店主がどれだけいるか、ということも考えなければいけなかったのかもしれません。

 

③競争相手との関係

・強い競争相手がいるところは避ける。

横井社長が当初、「病院の白衣に絞ろうか、と迷った。もしそこに参入していたら1位になるのに時間が掛かり過ぎてしまったであろう」と言われます。

 

・勝ちやすきに勝つ

飲食業のユニフォームは「競争相手はどこも小さく価格競争に陥っていた」と言われるように、実は市場が一定程度あって競争相手がどこも小さなところは、競争相手が全くないニッチ過ぎる市場よりも成長しやすくなります。ただし、勝ち方を研究している実力のある社長にとっては、ですが。

 

④3大目標の整合性

商品の特性と地域や客層が適合性していることはもちろんのこと、絞り込むといっても「商品を絞れば地域・客層は少し緩やかに」、「地域を絞れば商品・客層は少し緩やか」にといったコツがあり、都市部や地方でも範囲の狭さは変わってきます。

 

その他、「現状のビジネスの延長線上でやる」のか「新たなビジネスモデル」をつくってやるのか、とか、経営者個人の将来像と現実的な目標との関連など、本気でNO.1を目指そうと思う人ほど検討課題がたくさんでてくるでしょう。

 

また、実際に目標を定めようとする際に、自社の戦力を過大評価しすぎたり、情報が不足していたり、絞り込むためのカットできないなどの問題も出てきます。

 

戦略はとらえどころがないもので、向上心と研究心、試す余裕、最後は決断力、そういったものが大切になってきます。

 

小さな1位をつくるということは、「将来展開を見据えた強い最小単位」でもあります。そのあとはグンと成長しやすくなるのです。最初は色々と迷いもあるでしょうが、ぜひトライしてもらいたいと思います。

 

長文になってしまいました。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

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ランチェスター戦略といえば、

といかく、NO.1戦略。1位を目指す!ということで知られています。

 

「YouTube配信動画」

https://www.youtube.com/watch?v=U01g6XDn-hk

 

ではなぜ、NO.1にこだわるのか?

 

まずはなんといっても、利益が残るのです。横井社長が言われるように、1位になって利益がグンと残りだすのです。その根本理由は、「1位にお客が集中」してくるからです。

 

お客を集めるのに多くの会社は苦労し、経費の6~7割くらいかけています。が、思ったように利益が残らない。お客を集めやすくなれば当然多くの利益が残るようになります。

 

竹田陽一先生は、「1位優位の原則」として次の3つを挙げられています。

 

①1位経費割安の原則

…1位の会社が一人のお客を見つけるコストが最も安くなります。

 

②1位紹介の原則

…1位とは特定の範囲にお客を密集させるので、口コミや紹介が発生しやすくなります。

 

③1位集中の原則

…市場から撤退する会社のお客は、1位の会社に流れていきます。

 

なぜ1位の会社がお客から選ばれやすくなるか、

を考えると、横井社長が言われるように「ここで買っとけば間違いない」といった購買の際の「安心感」「信頼」が一番の要素となるでしょう。

 

企業間競争の視点で考えれば、まさに天体の引力のように、

「占有率の高い会社が低い会社の顧客をじわじわと奪っていく」ということも覚えておくとよいでしょう。結果、どの市場も「占有率上位の会社による寡占化」へ向かいます。

 

上位ほど利益が残り、その利益を次の商品やサービス開発、営業部門強化に向かわせることで、常に有利な状態で戦いを進めることができるのです。その有利な状態を最も体現できるのが1位の会社なのです。長期的、大局的に市場を見ていく際に必要な観点です。

 

さらに、占有率で「1位、26%以上、2位との間に10:6の差」の条件を満たせば、従業員一人当たりの経常利益は、2位の会社の3倍になるといわれます。

10;6(1.7倍)の差は、1位、2位の逆転が難しくなる安定ラインとして、またよく「圧倒的1位」といわれる圧倒的の数値基準として、竹田ランチェスターでは使われます。

 

とにかく「1位をつくる、2位ではダメ」

 

市場占有率は「顧客からの支持率」だとも言えます。お客から選ばれる1番の会社になる!

と考えれば、2位を目指す人はいないですよね。

 

1位の会社は従業員さんが誇りをもって働きだします。ユニフォームネクストさんにお伺いした際に感じます。1位の会社は「会社としての存在価値」が明確になり、それに自信を持てるからだと思います。

 

「小さいからうちはムリ」と思うのではなく、まずは「できる」と思うことが大切です。

 

横井社長が会社をついだ時点では従業員さんも3、4名くらいだったと思います。そこから上場までされて、小さな会社でもできることを証明されました。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。どういった1位をどうやってつくるのか、

 

「小さな会社のやり方考え方」については次回以降のお話になります。

 

「ユニネク・ビズチャンネル」

https://www.youtube.com/channel/UC5P4uO-vCVmgBp-OOMBR9EQ/videos

 

PS.なかなか分かりやすく喋るのは難しい。。。けど頑張ります!

チャンネル登録のご協力お願いします。

北陸は朝晩少し寒いくらいで、短パンとTシャツでは寝れなくなってきました。ずいぶんと秋らしくなってきました。

 

久しぶりのブログです。

 

さて、福井市にある「ユニフォームネクスト」の横井社長とYouTube始めました。

 

ユニフォームのネット販売の会社で、2017年にマザーズ上場を果たされた会社です。竹田先生がセミナーの時に来ているLanchesterのロゴ付きYシャツを制作した会社といったら分かる方もいるかもしれません。

 

思い起こすと、10年ほど前に北陸から10数名で福岡に出向き、中洲の古川社長やハガキの小串さん、そして竹田先生のお話を聞きに行きました。その中に横井社長はいらっしゃいました。当時はまだネット通販を始めて数年で、従業員数10名以下の会社だったと思います。

 

それから、急成長しだしたということで2013年11月に行った「ランチェスター法則100周年北陸大会」で登壇してもらいました。その時は数年前と違って、だいぶ社長としての雰囲気が変わってきた感じでした。その後上場宣言をされ数年で上場。

 

横井社長は見た目も若く、外見は普通のどこにでもいそうなイケメン社長です。

 

ただ、思考の中身は「竹田ランチェスター」です。

 

そんな社長とYouTubeやれることをありがたく思います。

YouTubeで話す内容ももちろん、「ランチェスター戦略」。

 

私も勉強会を15年やってきて、「勉強はしているが実践できていない社長」をたくさん見てきました。

 

私たちが学ぶ「原理原則」は同じですが、その捉え方、解釈の仕方、実践までの方法論は人それぞれで、そこに「成功していく人」か「足踏みしている人」かの違いがでるのでしょう。

 

ぜひ、横井社長がランチェスター戦略、その原理原則をどういうふうに理解し、経営に落とし込んだのかを一緒に学んでいきましょう。

 

「原理原則」は何度も何度も繰り返し反芻しないと使えるまでになりませんせん。とはいえ中小企業の社長は忙しい。。。

 

ということで、

「いつも身近にランチェスター、気づかぬうちに“量稽古”」

 

1回10分程度、週2回くらいの頻度でお送りする予定です。

 

(ユニネクビズチャンネル)

https://www.youtube.com/channel/UC5P4uO-vCVmgBp-OOMBR9EQ

(1回目配信分)

https://www.youtube.com/watch?v=G8whHaELRTY&t=1s

 

PS.

この配信は横井社長から協力依頼があり、目的はユニフォームを購入している様々な業種の法人顧客への経営の一助になればとしてということでした。私としてはちょうどオンライン化を模索中だったので即答OKした次第です。

 

で、さすがは上場企業社長、やるからには登録者1000名を当面の目標にしましょう、と簡単に言われ、いつまでかと聞くと「年内は遅いんで。。。」

 

ぜひ「チャンネル登録」のご協力をお願いします。

普通の感覚で経営すると強者の戦略になってしまいます。

■竹田陽一先生は言われます。

「強者の戦略が使えるのは

業界1位の会社で、
少なくとも県単位の範囲で、
26%以上の占有率を確保し、
2位との間に10対6以上の差をつけている会社に限られる。
 

この3つの条件を満たしている会社は、

1000社中5社ぐらいしかない。

弱者の会社が間違って強者の戦略で経営すると、
従業員1人当たりの年間粗利益が「50万~200万」も少なくなる」と。

□ランチェスター戦略を取り入れる際、
自社が「強者」なのか「弱者」か、
立場によって、使う戦略が変わってくるので、
まず、競争における立ち位置を明らかにしておかなければなりません。

先生の説明から分かるように、

1位以外は弱者、ほとんどの中小企業は弱者です。
しかし、弱者という言葉が嫌だと、

感情的な反発を持つ方もいるようです。
見栄っ張りの社長ほど。。。

言葉の響きよりも、大切なのは、
業績を含め、競争相手と自社の戦力を比較した上で、
自社の立場を冷静かつ客観的に見られるかどうかなのです。

弱者であれば、強者の考え方が入り込むことは禁物です。
弱者は経営全体を弱者の戦略で

統一させておかなければなりません。

強者と弱者では、考え方がまるで逆なので、
その反対をイメージすれば弱者の戦略に近くなります。

そういう意味で、強者の戦略を知っておく意義があるでしょう。


①強者は市場規模の大きい大衆相手の商品を重視する
⇔弱者は市場規模の小さな特定少数の商品を重視する

■先生は言われます。
「強者の原則を商品に置き換えると、
保管がしやすく、遠いところでも全国自由に運べる商品になる。

次に、『使用頻度の高い商品』になる。
規格化され、大量生産が出来なくてはならない。
例えば、

インスタント食品、トイレットペーパーや洗剤などの日用品、、、」と。

□市場規模が大きい、見込み客がたくさんいる市場は一見良さそうに思えます。
もちろん、それ自体は悪くはありません。
が、戦略家は次の段階を考えておかなければなりません。

規模が大きな市場→魅力的だが多くの競争相手がいる。
さらに大きな市場→強くて大会社がいる。
→そういう市場で自社の戦力で勝てるのか?

前述した通り、ランチェスター戦略は、
「1位づくり」を目的に置いています。
勝って占有率を上げていかなければなりません。

大衆相手の大市場を狙うことは資本力、

知名度のある大会社(強者)にとって、
効率的に儲けられ有利になりますが、

その反対の小さな会社ほど不利になり、
思った以上に

顧客獲得コストが掛かかり利益が出ない状態になります。

小さな会社ほど、特定少数相手に
手間がかかる、非規格品、保管しづらい、〇〇専用、
特殊用途、手作りで少量しか出来ない、オーダーメイドなど、

上記のイメージに近づけた商品で、

市場規模をあえて小さくしていくと、
大会社はやりたがらないので、
その圧迫がなくなり、利益が出やすくなります。

ただ、注意点は、
手間がかかること自体はコスト要因になるので、
全体の生産性を上げる知恵と工夫がいります。
実はここからが本当の意味での戦略なのです。


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※その他、お問い合わせ、実践交流会申し込み、配信停止依頼は、用件をお書き頂き、このメールに返信してください。

 

ランチェスター法則

■1914年10月にイギリス人のエンジニアW.F.ランチェスターは、
その年7月に勃発した第1次世界大戦に刺激を受け、

次の法則を発表しました。



・第1法則 攻撃力=兵力数 (量)×質(兵士技能と武器性能)
・第2法則 攻撃力=兵力数2(量)×質(武器性能と兵士技能)

このなんでもない2つの公式の研究から、
経営には2種類のやり方があることが分かりました。
それが「強者の戦略」と「弱者の戦略」です。

□第1法則は刀や槍を使った古代の戦闘で、
第2法則は重機関銃など射程距離が長くなった
近代兵器を用いた戦闘で成立する法則です。

ランチェスターは、古代の戦闘と比べ、
武器が進化した近年の戦闘は、
・初期兵力数の差が結果に大きく影響し、

少ない方は思った以上に損害を受ける。
・兵力を集中させることが大切だ、と説いています。
想定以上に、兵力数の「2乗」の影響を考えなければダメだと言いたかったのです。


強者と弱者の戦略へ発展

□この法則を経営に応用するには、
・現代の企業間競争は第2法則が成立しているという前提で、
・兵力数を、ヒト・モノ・カネなどの「経営資源量」として置き換えます。

そうなると、経営資源(量)の少ない小さな会社は、
資源が豊富な大会社、しかも2乗で高まった攻撃を受け、
多大な損害を出すことになります。
 

この場合の損害とは、経営努力に対し成果が見合わない、
要は利益がでないということです。

では、小さな会社はどうすればよいのか?

そこで、第1法則に目をつけることになります。
 

つまり、意図的に第1法則が成立するような戦いにもっていくこと。
そうすれば、努力に対する成果は資源の大小に関わらず同じです。
それが、弱者の戦略に発展していきます。

ここで、2つの法則が成立する条件を整理しておくと、
第1法則は、古代の戦闘、
①刀、やりなど(射程距離が短い兵器)を使うので、
②相手に近づき(接近戦)
③特定の相手と一対一の戦い(一騎打ち戦)になった場合に成立。


第2法則は、近代以降の戦闘、
❶重機関銃、戦車など(射程距離が長い兵器)を使うので、
❷相手とできるだけ離れて(間隔戦)
❸集団に向けて放射し確率的に損害を与える戦い(確率戦)になった場合に成立。


武器の特徴と戦い方が全く逆さまになっていることが分かります。

ただ、昔の戦いにもっていけばいいという訳ではありません。
戦略を考える上で、大切なのは、上記の武器や戦いが有利に働く
④戦場を選ぶ、ここが極めて大事です。戦闘では、
 

第1法則の場合は、障害物の多い山岳地帯や敵を分断しやすい谷筋など、
第2法則の場合は、見通しの良い平野部が有利になるでしょう。

このイメージを経営にすり合わせると、
・直接的に戦う相手は、経営の場合は顧客で、
・武器は商品、戦い方は営業、戦場は市場(地域・客層)です。

小さな会社の場合は第1法則をイメージするので、
①遠くに運びづらい、相手を特定もしくは少数に向けた商品(専門品、特殊用途品など)
 

➁こちらから相手に近づき

(訪問販売の様に物理的に、親しみを持たれるなど心理的にも)
 

③一対一関係がつくれる営業形態で、

(対面販売の様に、人対人の関係)
 

④大会社が入りづらい、小さな市場を狙う、となります。

大会社の場合(強者の戦略)は、
規模の大きな市場を狙い、不特定多数を相手に、
大量生産大量消費型の汎用品で、マスメディアを使ったり、中間業者を入れたり、
間接型の営業形態をとる、ということになります。

上記は、強者と弱者の戦略の概念形成をザっと説明したものなので、
次回以降、特に弱者の戦略について丁寧に説明していきます。


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