10月25日の北陸ランチェスター実践交流会は、千葉から
さかもとこーひーの坂本社長をお呼び、講演をしていただきました。
さかもとこーひーは、コーヒー豆の専門店です。通販と地元で販売をされています。
坂本社長は、「1人当たり粗利益」を業界平均の2倍出される実力派社長。
社長歴は、27歳で独立して、千葉市に紅茶のお店を作ったことから始まります。
当時のお店は、ランチタイムで満席になるくらいお客が入っていたそうですが、思ったほど利益が残らない、そして、おかしいと、気づいたことから経営の勉強会が始まったそうです。
その中で、「売上が上がらないのは、お客に必要とされてないってこと」という気づきが生まれました。それとともに、お客に必要とされるには、まず、お客を知らなければならないという思いも強く、「客待ちの商売」の限界も感じてきたそうです。
その後、38歳で現在のさかもとこーひーを始められます。
お客づくりの中核は、ハウスリスト(顧客名簿)です。
一人一人のお客を知るためですが、名簿の数が一定量増えるたびに売り上げが上がることを実感していきます。
また、竹田先生のハガキの本との出会いもあり、お礼ハガキを出していきます。
今では、定期ハガキを含め、ひと月1,500枚以上出されているということですから、驚きです。
そして、「どの商売でも長くやっている店は、裏ではがきを出していたり、お客を訪問をしたりして努力している」と言われます。
坂本社長自身、味にこだわりがあり、「コーヒーはフルーツだ」というくらい職人気質です。
こだわったコーヒーを日常的に飲む人は周囲にそれほどいなかったため、通信販売に進出します。
通販の良さは、顧客名簿が自動的に入ってくるところです。名簿の数もどんどん増えていきます。今では売上の3分の2を占めるほどだそうです。
もちろん、地域も大切にされ、「おいしい入れ方を教える」というコンセプトで、地域の方々との接点を増やしていくと、徐々に地域のお客が増えてきたそうです。
そして、「地域で1位は集中効果がある」と言われます。
通販は足し算で増えていくけど、地域は良い評判とともに2乗曲線で増えるというわけです。
こういった考えを持つには、長期的視点、戦略的視点がないと、なかなかできないことだと思います。
その他、お客を主語にした考え方、客層分析や紹介ツールの作り方等、非常に参考になる事例を具体的にお話しいただきました。原理原則通り!
坂本社長ありがとうございました。
ご参加いただいた方々、ありがとうございました。
お疲れのところ、懇親会にもおつきあいくださいました。
特に北陸のお酒を絶賛されていました。
次回の実践交流会は、竹田陽一先生の講演です。
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