どんな人がランチェスターを勉強しているの? | 小嶋隆史の「小さな会社の経営法則」ブログ

本日は、顧客戦略の昼、夜ダブル勉強会でした。


どんな人が、ランチェスターを勉強しているか,本日の参加者をご紹介。


今日の参加者は、昼は2社

■住宅会社社長

大手フランチャイズ(大手の中でも弱者)に加盟するも苦戦。本部のチラシは強者のやり方、自分は弱者だと気づき、地域を絞り、自ら手書きのオリジナルチラシを作成、フランチャイズから送られるイメージ中心カッコイイ系のカタログにあえて手書きの吹出しを入れ、ひと手間かけ、見るお客の印象に残るオリジナルカタログをつくるアイディアとイイことはすぐ実行する社長。しかも、本部仕様のクロス(壁紙)は健康に悪いので、あえて社長の地元福井の和紙を使ったクロスを顧客に提案している。

2ヶ月くらい前に、基本コースの戦略社長塾を受けたばかりとは思えないくらい、変革力があるのは感服。


■タイヤ付け替え保管サービス会社社長

大手がひしめくタイヤ業界、生き抜くために自然に弱者の戦略を実行してきた社長。大手がやらない、手間のかかる顧客出張サービスで差別化。営業手法は接近戦。こういう社長は感が鋭い。とにかく、動きも早い。バイタリティーに溢れ、60歳超えているとは思えないし、見た目も若い創業者。

薄利多売方式は地域戦略が重要。


夜2社

リホーム&住宅会社社長と息子さんと社員数名



竹田ランチェスターのファン。もう1年半くらい勉強している。「戦略はランチェスターだけでイイ」と言い切っていただく。客層の差別化で、競争の激しいリーフォーム業界でも勝ち残っている。創業者気風のある社長で、物事の真理を見抜く力がある。こころの勉強も精力的にされ、人間的な魅力がある。こんな社長なので、社員のレベルは高い。顧客へのお礼状の仕組み化はすばらしい。


■旗加工販売業社長

100年の歴史をもつ老舗の数代目の社長。旗加工自体が衰退期に入っているために苦戦。前向き、実直さ、一生懸命さはすばらしい。老舗だけにその責務は、本当は他人は分からないかもしれない。



ついでに、顧客戦略の勉強会の内容を少し紹介。


目的は、顧客対応で地域NO1を目指す。

競争の法則であるランチェチェスター戦略の中では、珍しく人間性の部分にも係わる戦略。

竹田陽一先生により、従来の販売面だけが強調されたランチェスター戦略から脱皮した戦略。経営の本質に迫り、そこから導き出された顧客観(お客100:自社0)に立つ徹底した顧客中心の経営戦略。


経営の本質はお客づくり→経営で最も大事な活動は、お客活動(お客に好かれ、気に入られ、喜ばれ、忘れられない)→経営で最も価値ある知識はお客について知ること。→経営で優れた人はお客に関心をもつ人。


顧客観の意味は深い!お客の都合100に対し自社(自分)の都合を0にする。(要は滅私、宗教観にも通じる)

もともと、人間には自尊本能、利己的遺伝子が備わっているので我がでてしまう。それが、お客の良いと思う商品と自分が良いと思う商品のズレが生じる原因。


ありがたい精神訓話で終わるのではなく、目に見える形(戦術)に落とし込む。会社にいながら精神修行もできる、はがき1000通行。朝30分のお客時間など。


ビデオの中でこの難しいテーマを、竹田先生があまりにも平易な言葉で、分かりやすく説明しているので、1,2回聞いたくらいでは、その深さ、大切さを見逃してしまいがち。それくらい分かっていると思ってしまう人は危険。分かっていないことを自覚する必要あり。(物的証拠は、実践できているか、あるいは、お客からの紹介の量は多いか)


30回くらい聞いて、顧客戦略の全体像が見えてくるし、深い意味が見えてくる。(量稽古これが真実)