森順治のプロフィール | ジョン・コルトレーン John Coltrane

森順治のプロフィール

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コルトレーン、ヘロインを断つ 目次


ジョン・コルトレーンのプロフィール(take1)


森順治2011年11月~12月のライヴ・スケジュール

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森順治(もりじゅんじ、1953年4月21日-)は、フリー・ジャズ及びフリー系の即興のマルチ・リード奏者。アルト・サックスをメインにバス・クラリネット、フルート、ソプラノ・サックスを使用。フォーク、ロック系のバンドとの共演もあり。




森順治アルト・サックス-Junji Mori profile




来歴


北海道根室市出身。中学生の時にフォークに触れ、ギターを始める。高校ではフリー・ジャズも聴き始めるが、当初はギターによるフォークの弾き語りを指向していた。1972年、高校卒業後上京し、アルバイトで金を貯めてはヒッチ・ハイクで日本全国を旅して回る。



1974年頃、アルバイトで入ったジャズ喫茶の八王子アローンを拠点にフリー・ジャズを開始、梅津和時、原田依幸らと行動を共にし、1976年に集団疎開が、1977年には生活向上委員会大管弦楽団が結成され参加。1976年12月には集団疎開『その前夜』をレコーディング。集団疎開、生活向上委員会の一員として活動しつつ、ソロやユニットで初台の騒(がや)に出演。1978年頃には渋谷のアピアで友部正人、遠藤ミチロウらと共演。遠藤とはぐゎらん堂にデュオで出演。



1980年、生活向上委員会大管弦楽団、ファースト・アルバム『This is Music is This!?』のリリース後に脱退。ドラマー天野主税(あまの・ちから)とのデュオを開始し、1981年、京都でのライヴを収録したアルバム『×2 - Φ』(ダブル‐ファイ)をリリース。


1982年頃、高校以来の友人でアローンでもしばらく一緒だったギタリストの榊原康博と日野を拠点にデュオで活動、自主製作のカセット・テープを何本かリリース。



同じく1982年、人形劇団かわせみ座 (山本由也主催)の音楽を担当。以後90年代末まで続けられ、フリー・ジャズの現場から、またサックス・メインの演奏から暫く離れる。


かわせみ座での人脈から金井勝 の短編映画『夢走る』(1987年)で音楽を担当、『一本勝負の螽斯(キリギリス)』(1988年)には出演、アルトを吹いた。


またかわせみ座と並行し、ラオスの子供たちに絵本を送るプロジェクトに関わり、パントマイムのあさぬまちずことみつまめ遊戯団としてラオスをツアー、1993年を皮切りに何度か訪れる。



1990年代半ば、ギタリストの斎藤デメと出会い、中原宙&デメ・バンド に参加、サックス・メインの演奏活動に戻るきっかけとなる。中原宙&デメ・バンドの対バンで出ていた尾嶋優(現jimanica )と知り合い、2000年から00年代半ばまで moai に参加。


2001年頃、フリー・ジャズのサックス奏者、堀切信志とサックスのデュオを開始、フリー・ジャズの現場へ復帰する。更に翌2002年頃、ドラマーの大沼志朗 と出会い、翌年 M.A.S.H.が結成され参加。それらに並行して2006年から2009年までは森自身の仕切りによるセッション、多摩音楽講 を開催、いわゆる「フリー・ジャズ」に留まらぬ多様な即興を試みる。


現在も継続中の堀切信志とのデュオ、大沼志朗との活動(M.A.S.H.、Double Snares Kick等)、中原宙&デメ・バンド、そして近年は雨宮拓とのデュオ(或いは池上秀夫のベースを加えたトリオ)、以上4つのパーマネントなユニット、或いはバンドでの活動に加え、原田依幸の大怪物団、山崎比呂志、ヒゴヒロシ、宅“シューミー”朱美等、それぞれのグループ、セッションへも随時参加。




略年譜


・1953年 4月21日 北海道根室市に生まれる。
・1966年 13歳 中学に入ってフォークを聴き始める。
・1968年 15歳 ジャックスのEP盤「からっぽの世界」を購入。
・1969年 16歳 榊原康博と出会い、ジャズを聴き始める。
・1971年 18歳 中津川フォーク・ジャンボリーへ行く。
・1972年 19歳 上京。アルバイトしつつ日本全国を旅して回る。
・1974年~75年 21歳~22歳 アローンを拠点にフリー・ジャズの演奏を開始。
・1976年 23歳 集団疎開結成。12月24日、アルバム『その前夜』録音。
・1977年 24歳 生活向上委員会大管弦楽団結成。アローン閉店。騒(がや)に出始める。
・1978年 25歳 友部正人、遠藤ミチロウと共演。
・1979年 26歳 生向委、11月11日放送NHK教育テレビ「若い広場」に出演。12月、生向委『This is Music is This!?』を録音。
・1980年 27歳 生向委脱退。

・1981年 28歳 7月、天野主税(ds)とのデュオ『×2 - Φ(ダブル・ファイ)』をライヴ録音。
・1982年 29歳 榊原康博とのデュオで活動。人形劇団かわせみ座で音楽担当開始(90年代後半まで)。
・1983年 30歳 ソロ・アルバム『よいしょこらしょ』録音。
・1986年 33歳 金井勝監督の短編映画『夢走る』(発表は87年)の音楽担当。
・1988年 35歳 金井勝監督の短編映画『一本勝負の螽斯(キリギリス)』に出演、アルト・サックスを吹く。
・1993年 40歳 パントマイムのあさぬまちずこと「みつまめ遊戯団」を組み、ラオス・ツアー。以後2年おき程で数度行われた。

・1990年代半ば過ぎ 40代前半 斎藤デメと出会い、中原宙&デメ・バンドに参加(継続中)。
・2000年 47歳 尾嶋優の moai に参加(~2004年?)。
・2001年頃 48歳 堀切信志と出会い、サックスのデュオを開始(継続中)。
・2002年頃 49歳 大沼志朗と出会う。
・2003年 50歳 大沼志朗の M.A.S.H. に参加(継続中)。
・2006年 53歳 「多摩音楽講」開始(~2009年)。中井庸友監督の映画『ハブと拳骨』で2曲に参加。11月、梅津和時とのデュオ・ライヴ。
・2007年 54歳 9月、『M.A.S.H. at the "airegin" yokohama』vol.1&2 を録音。
・2010年 57歳 6月、『M.A.S.H. at the "Knuttel House"』を録音。10月、原田依幸とのデュオ・ライヴ。
・2011年 58歳 2月、原田依幸+山崎比呂志とのトリオ・ライヴ。5月、井野信義が加わった「井野M.A.S.H.」の初ライヴ。




ディスコグラフィー


・その前夜 / 集団疎開 LP、1976年12月24日録音(1977年リリース)
・This is Music is This!? / 生活向上委員会大管弦楽団 LP、1979年12月3、4、6、7日録音(1980年リリース)


・×2 - Φ(ダブル・ファイ)/ 森順治+天野主税 Duo LP、1981年7月11日録音(1981年9月15日リリース)(?)おいしい空気DISK'02

・live at the open air - 1 / Jun & Vara(森順治、榊原康博 Duo) カセット・テープ、1982年
・live at the open air - 2/ Jun & Vara(森順治、榊原康博 Duo) カセット・テープ、1982年
・It May Sound Strange, But... / Jun & Vara(森順治、榊原康博 Duo) カセット・テープ、1982年
・Live At The Tunnel '82 / JUN & VARA CD、(HMO-107) 
・よいしょ こらしょ / 森順治ソロ 1983年録音、CD、2000年リリース、(HMO-108)


・短編映画『夢走る』 1987年、金井勝監督、タイトルバックで尺八を吹く。(『金井勝の世界』DISC4に収録)
・短編映画『一本勝負の螽斯(キリギリス)』 1988年、金井勝監督、ラスト・シーンに出演、アルトを吹く。(『金井勝の世界』DISC4に収録)


・duo tone / 森順治+IWAO MASA(p) CD、2000年(KCD-003)

・大丈夫 / 中原宙&デメ・バンド CD、2000年録音、2001年1月1日発売、Fussa Rythm Lavel

・即興ナイト / 森順治、清水浩、他 CD、X年、(aoneko 008)
・quartet-logue / 森順治、堀切信志、清水浩、池上秀夫 CD、2002年3月9日録音、大磯「すとれんじふるうつ」、(aoneko 017)


・MOAI;1 / MOAI CD、2002年4月~5月録音

・M.A.S.H. / M.A.S.H. CD-R、2005年3月1日、横浜リトル・ジョン


・映画『ハブと拳銃』 2006年、中井庸友監督、キャバレーのシーンでアルトを吹く(吹き替え)。


・多摩音楽講Vol.1 CD-R、2006年8月25日
・多摩音楽講Vol.2 CD-R、2006年10月23日
・多摩音楽講Vol.3 CD-R、2006年12月13日
・多摩音楽講Vol.4 CD-R、2007年2月25日
・多摩音楽講Vol.5 CD-R、2007年5月25日
・多摩音楽講Vol.6 CD-R、2007年7月28日


・M.A.S.H. at the "airegin" yokohama volume one / M.A.S.H. CD-R、2007年9月1日
・M.A.S.H. at the "airegin" yokohama volume two / M.A.S.H. CD-R、2007年9月1日


・多摩音楽講Vol.7 CD-R、2007年10月20日
・多摩音楽講Vol.8 CD-R、2008年3月?日
・多摩音楽講Vol.9 CD-R、2008年4月5日
・多摩音楽講Vol.10 CD-、2008年5月2日
・多摩音楽講Vol.11 CD-R、?
・多摩音楽講Vol.12 CD-R、2009年4月15日


・Free Live at Jazz Time / Double Snares Kick、CD-R、2009年10月3日、12月12日

・M.A.S.H. at the "Knuttel House" / M.A.S.H.、CD-R、2010年6月25日

・Live at Stardust / 森順治+堀切信志 Sax Duo CD-R、2010年9月20日

・unknown / China Cats Trips Band CD、2011年




関連項目


大沼志朗
堀切信志
雨宮拓
中原宙&デメ・バンド
原田依幸
梅津和時
山崎比呂志
ヒゴヒロシ
宅“シューミー”朱美
尾嶋優(jimanica)
China Cats Trips Band
かわせみ座
金井勝
友部正人
遠藤ミチロウ



森順治ディスコグラフィー


森順治バイオグラフィー


〈1〉中学まで…フォークとの出会い

〈2〉高校~上京

〈3〉八王子アローン、クインビー、草野球と忌野清志郎

〈4〉集団疎開、生向委、騒(がや)、友部正人、遠藤ミチロウ

〈5〉天野主税とのデュオ、榊原康博とのデュオ

〈6〉かわせみ座、金井勝作品、みつまめ遊戯団ラオス・ツアー

<7>中原宙 and デメ・バンド、尾嶋優のmoai、堀切信志、望月+沫山、そして大沼志朗―フリー・ジャズへの復帰

<8>多摩音楽講、於武蔵小金井アート・ランド

<9>現在、そして…



森順治2011年7月~8月のライヴ・スケジュール




ジョン・コルトレーンのプロフィール(take1)


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