すっかりさぼりがちになっていましたが、また夜磯シーズン到来ということで、少しずつ溜めていた成果を記事にしていきます。
今回は昨年の冬に行った三浦半島の夜磯の様子です。
ビーチコーミングと書いたものの、貝の成果としてはめぼしいものはなかったので生き物写真をお楽しみください!
まずは定番?のタコノマクラ。
この日は大小4~5体くらい見かけました。
寒い時期ですが南方系のハナビラダカラは外套膜も出ていて元気そう。
にょろんと長いヒザラガイ。ケムシヒザラガイという種類のようです。
卵を抱えたミスガイも発見。直接海底に卵を産むのではなく、一度外套膜の上に塊を作るんですね。
岩の裏もめくって生き物チェック。
カニダマシの仲間は臆病なのでこうしないとなかなか出会えません。
1cmあるかないかのカゴカキダイの稚魚も見つけました。体が透明ですが特徴的な色合いがあるので分かりやすいですね。
タカノハダイの幼魚もいました。このくらいのサイズだとかわいらしいです。
タコはたまに見ますが、イカは珍しい!
捕まえる前は透明で青く光ってみえたのですが、観察ケースに入れてみるとよく見るイカの見た目に。
シラスにしては大きめの透明な魚も発見!
シラウオとも違うようで種類分からず…。
この外套膜は!
少し撫でると殻を見せてくれました。ツヤツヤのチャイロキヌタ。
少し深いところに似たような外套膜の貝を発見。こちらは…
網で掬ってみるとなんとカミスジダカラでした!
生きている貝を見るのは初めてです、嬉しい!
観察ケースに入れてじっくり眺めてみました。
チャイロキヌタとは殻も似ていますが外套膜もそっくりですね。
打ち上げでもなかなか見かけない貝なので、貴重な生きている姿を見られて良かったです!
生き物観察の合間にタイドプールで貝拾いしたものの収穫はなし。
でも初めて生きているカミスジダカラが見られて大満足の夜磯になりました。
次回も去年行って来たビーチコーミング旅行の成果をまとめる予定です!