いつの間にか年が明けてしまいましたが、まだ溜まっている遠征結果があるので少しずつ整理していきます。
今回もGoToキャンペーンを使って、初訪問となる沖永良部島に行ってきました。
沖永良部島は沖縄那覇空港で乗り継ぎが必要です。
那覇空港で出発時に見かけたジンベエジェット。残念ながら乗ったのは普通の飛行機でした。
羽田から4時間以上かかってようやく沖永良部島に到着。
あいにくの天気ですが、人は少なく貝拾い日和!
大きな島ではないので島を一周しながら気になる海岸をチェックしていきます。
少しずつ晴れてきて南国らしい雰囲気になってきました。
晴れれば海の色も綺麗なエメラルドグリーン!
晴れていると景色が綺麗なのですが、冬とは思えない日差しと暑さで貝拾いには少しキビシイです…。
打ち上げはこんな感じ。 めぼしいものが少なくなかなか厳しい…。
そんな中、模様残りのジャノメダカラを発見!
これまでボロしか拾えていなかったので一歩前進です!
良い貝が拾えたのであとはのんびり生き物観察。
オキノエラブヤマタカマイマイに入ったナキオカヤドカリ。
沖永良部島ならではの出会いです。
立派なサイズのムラサキオカヤドカリも見つけました。
道端にはサキシマフヨウが咲いていました。
冬にこんな花が咲くのが南国らしくて良いですね!
島を一周して貝拾いをしましたが、少し物足りない収穫だったのでこの後ホテルで仮眠し、夜の引き潮を狙って初の離島夜磯に繰り出すことに…。
その成果は次回の記事にまとめる予定です。
沖永良部島での収穫。
大物その1。
サラサバテイ、ゴマフイモ
リュウキュウアオイ
殻皮が残った丁度良いサイズのサラサバテイが拾えました。
リュウキュウアオイはいつか合弁を拾ってみたい貝の一つです。
大物その2。
ジャノメダカラ、サメザラ
ジャノメダカラ、模様が残った状態のものは初拾いです!
大きい貝なので、人が少ないところでないとなかなか出会えない逸品ですね。
サメザラは合弁のものが拾えました。
ジャノメダカラをアップで。
模様が残っていますが、薄くて少しピンボケしたみたいになっています。
口側はまだ艶が残っているので、ジャノメダカラは摩耗が早いのかもしれません。
次はFDに出会えますように…!
タカラガイコレクション。
クチムラサキダカラ、ハナビラダカラ、キイロダカラ、ヤナギシボリダカラ
ゴマフダカラ、ウキダカラ、チドリダカラ、サメダカラ、ツマムラサキメダカラ、チリメンダカラ
色々な種類のタカラガイが拾えました。良い状態のものは少なめですが、タイミングが合えばかなり期待できそうな収穫です。
中くらいの巻貝。
サヤガタイモ、コンペイトウガイ、コグルマ、アシヤガイ
ナツメガイ、アマガイモドキ、マルシロネズミ、ヤサガタムカシタモト、ムカシタモト
アシヤガイやナツメガイは似た貝で珍しいものがあるので、見かける度に拾ってきてしまうのですが、今回も良く見かけるやつでした…。
小さめ巻貝。
ホラダマシ、ウネレイシダマシ、アツムシロ、マメウサギ
イトカケシロネズミ?、ハイイロヨフバイ、キナフレイシダマシ、ナガシマヤタテ
大きい貝はあまり拾えませんでしたが、このくらいのサイズの大きさの貝はちらほら打ち上がっていました。
打ち上げの種類が豊富なのでこの辺りは豊かな海が広がっているのでしょうね。
微小貝。
コシダカナワメグルマ、クルマチグサ、ゴマフヌカボラ、コンシボリツノブエ
チョウチンフデ、ツノイロチョウチンフデ、チヂミフトコロ、マメオトメフデ、シラタマガイ類
ツノイロチョウチンフデはこのサイズを拾うのは初めてです。
微小貝にはまた違った良さがありますね…!
二枚貝。
ウミアサガイ、アコヤガイ?
ゴシキザクラ、リュウキュウマスオ
ゴシキザクラは初拾い!
殻頂の赤い模様が特徴的です。
モダマとその他。
ヒメモダマ、マルミワニグチモダマ、ハマナタマメ
タマゴウニ、アズキガイ?、パンダナマイマイ
モダマも色んな種類を拾うことができました。
いつか植えてどんな芽が出るか見てみたいですが、もったいない気がして試せずにいます。
沖永良部島の貝拾い、少し時期が外れていたのか打ち上げは少なめでしたがジャノメダカラを拾えたので良かったです!
ご飯も美味しい所が多く、また時期を変えて訪れたい島でした。
次は沖永良部島での夜磯で見つけた生き物中心に紹介する予定です。