沖縄のビーチコーミング、3回目はいつものA&W浜です。
相変わらず風景写真はないので、今回の旅行で唯一晴れ間が見えた瀬底大橋の写真を代わりに載せておきます。
冬でもこの海の青さ!
今回も早い時間を狙って行ったのですが、釣り人や貝拾いをする人がちらほらいて浜の人口密度は高め…!
でも先客がいてもまだまだ貝が拾えるのがさすがA&W浜です。
ここでは旅行中何度か訪れて、合計4時間くらい貝拾いを堪能しました。
A&W浜での収穫。
大物。
ホソスジテツボラ、シャジククダマキ、ベニタケ
アンボンクロザメ、ヒメタガヤサンミナシ?
これまでテツボラは何度か拾っていましたが、ホソスジテツボラは初めて。
ヒメタガヤサンミナシ?はタガヤサンミナシのようにも思えるのですが、雰囲気がちょっと違うような…。
イモガイコレクション。
ヤセイモ?、クロザメモドキ、ハルシャガイ、?(コメント欄でユキゲイモ(ウツクシミナシ)と教えていただきました、初拾い!)、ミカドミナシ
イタチイモ、アカシマミナシ、ソウジョウイモ、ニシキミナシ、アジロイモ
ソウジョウイモ、以前も怪しい雰囲気の貝を拾ってはいましたが、これは間違いないと言えそうな雰囲気のものをやっと拾うことができました!
そして、上段右から2つ目のイモガイ、特徴的な模様なのですぐ見つかると思ったものの、図鑑やネットで探しても似た貝が見つからず…。
2019/04/04追記
コメント欄で教えていただいたユキゲイモ、アップにしてみました。
上品な雰囲気のイモガイですが、近海産貝類図鑑だと随分印象が違っていて見つけられずでした。
画像検索すると似た貝が出てくるので、怪しいと思ったら画像検索、大事ですね…!
中くらいの巻貝。
マキザサ×2、ヘソアキトミガイ、ヒラマキカタベ、シオボラ
メオニノツノガイ、チヂミバショウ、イチョウガイ、トンボガイ、ベッコウフデ
チヂミバショウ、イチョウガイとここの浜ならではの貝が今回も拾えました。
ヒラマキカタベは拾ったことがあったような気がしたのですが意外にも初拾い。
小さめ巻貝。
マンジュウガイ、コソデガイ、マクラソデガイ、トウマキ、サツマビナ
トゲレイシダマシ、トンボイモ、マルシロネズミ、クチベニオトメフデ、ヒトスジツノクダマキ
コソデガイは小さいながらもしっかりした作りで頑丈そうです。
そしてトンボイモ、初拾いで良い状態のものが拾えました!
トンボイモをアップで。
口が少し欠けていますが綺麗なものが拾えました。
イモガイの中でもすっきりした見た目です。
トンボガイと似たような形なのでこの名前なのでしょうか。
2019/04/04追記
コソデガイもアップにしてみました。
最初はソデボラ科の何かの幼貝かと思ったのですが、この大きさでもしっかり成貝のよう。
ちょっとくたびれていますが重厚な感じとミニチュア感があって好きです!
さらに小さめ巻貝。
マユフデ、チャスジツクシ、クロオトメフデ、コガラシフデ
ヤスリオトメフデ、ヒナマクラ、ヘコミマクラ、リュウテンサザエ
ヒラセトヨツガイ、ゴマフダカラ、ハラブトシャジク、カスリクダマキ
A&W浜ではいつ来ても初拾いの貝があるので拾える種類の豊富さに驚かされます。
くたびれ気味ですがヒナマクラはころんとかわいらしい形!
もっと小さめ巻貝。
カンムリオトメフデ、?、イガフデ、ウネイササボラ
マルフトコロ、トゲムシロ、ハイイロマクラ、ユメマツムシ
イガフデは拾った時はコガラシフデと思ったのですが、よく見ると縦肋が名前の通りイガのようにとがっていました。
小さいけどお気に入りになりそうな貝です!
2019/04/04追記
イガフデ、アップにしてみました。
コガラシフデに似ていますが、肋が繋がらずトゲのようになるのが特徴のようです。
確かに、全体がイガイガしていて名前にぴったりな印象。
フデガイ科の貝にしてはワイルドな雰囲気があります…!
二枚貝。
リュウキュウナデシコ×2、チサラガイ×2
ヒメニッコウガイ、アシガイ、トンガリベニガイ
ソメワケグリ、ハナヤカワスレ、フナガタガイ
アシガイはぼろぼろですが綺麗な色合いだったので拾って帰ってみたら、なんと初拾いでした。
トンガリベニガイは嬉しい合弁です!
ソメワケグリ、名前に反して染め分けられていないものもあるんですね…!
今回のA&W浜は大物が少なくじっくり探したのが良かったのか、初拾いの貝をいくつも拾うことができました。
持ち帰ってから調べてみて新たな発見があるので、この浜ではどんな貝でも拾ってくるのが良さそうです!
次回は微小貝メインで拾った21世紀の森ビーチの収穫をまとめる予定です。