間が空いてしまいましたが、沖縄でのビーチコーミング記事、1回目の成果が凄すぎて他が霞んでしまうので、2回目はいくつかの浜の拾い物をまとめてご紹介します。
まずは定番の瀬嵩!
合弁の大きな二枚貝が存在感を発揮していました。
いつもは向こう側まで見に行っていたのですが、この日は満潮時に来てしまい渡れず…。
瀬嵩は引き潮時間に来ないとダメですね。
サンゴ欠片はいつも通り凄い量が打ち上がっていたものの、貝は少なめでした。
この日の収穫。
大きめの貝たち。
トサカガキ、ヒメショクコウラの欠片、ヨコワカニモリ
オオヌノメガイ、ザルガイ科の何か?
ヌノメガイは拾ったことがありましたがオオヌノメガイは初拾いでした。
ヒメショクコウラは見えている面しかない欠片です…いつか完品を拾いたい!
右下の二枚貝はゴマフザルかと思ったのですが、放射肋の数が30本しかありません。(ゴマフザルは37本前後あるようです)
小さめの貝たち。
ベッコウバイ、シロシノマキ、チリメンイモフデ、ツノイロチョウチンフデ(2022/01修正 チョウチンフデでした。)
小さめの貝も全然落ちていなくてやっと見つけたのがこの4つでした。
でもツノイロチョウチンフデはあまり見かけないので嬉しい拾い物です!
次は以前良いものが拾えたイメージのある安部の浜へ。
こちらも穏やかな波で、打ち上げ自体少なめな感じでした。
寒くなる時期を狙ってきたのですが、ちょっと早かったのかもしれません。
ここでの収穫。
巻貝。
サヤガタイモ、カヤノミガイ、アツムシロ、ネコノミミクチキレ
ホソスジウズラタマキビ、クサイロカノコ
今回もクサイロカノコがいくつか拾えました。
行く度に拾える貝があると、生態系が想像できて面白いです。
二枚貝。
リュウキュウバカガイ、リュウキュウナミノコ
カノコアサリ、カブラツキガイ
二枚貝はちらほら落ちていたのですが、ほとんどこの4つのどれかという感じでした。
次はここ。前回ホネガイが拾えたので今回も拾えないかと来てみました。
来て早々に欠けのないホネガイを発見!
他にも前回のように大きめの貝がごろごろしていたのでじっくり選んで持ち帰ることにしました。
こういうのも宝探しのようで楽しいですね。
ここでの収穫。
大物。
ホネガイ×3
大きいものは口が欠けてしまっていましたが、名残惜しくてお持ち帰り…。
小さいものはオカヤドカリが入ったらかわいいような気がしますが、動きにくいかな~。
巻貝。
スイショウガイ、ナガミノムシ、ミノムシガイ、キリツノマタ?
ミスジミノムシ、アサイトマキフデ?、オオオビフデ、ムラサキヨフバイ
ここの貝は全体的に色あせていて化石っぽいので調べるのが難しいです。
キリツノマタ?とした貝は形は似ているものの、肋間が黄色くなっているので怪しいです。
二枚貝。
ヒレインコ、ウミギク
とげとげしていてちょっと良いなーと思って拾ってきた貝、どちらも初拾いでした!
この貝は色が抜けてしまっていますが、ヒレインコは画像検索で見るとキレイな色をしているようなのでそちらもいつか拾ってみたいです。
最後は風景写真を撮るのを忘れてしまったのですが、西原きらきらビーチです。
毎回沖縄に行く度に立ち寄ってみても、全然貝がなくてもう拾えなくなってしまったのかと思っていましたが、今回は新鮮な打ち上げも含めていくつか貝が拾えました。
ここでの収穫。
巻貝など。
アラスジアマオブネ、ホラダマシ、ヒロクチダカラ、サケツノガイ
ベニヤカタガイ、アワムシロ、シイノミミミガイ?、ウスイロナツモモ
ベニヤカタガイはぼろぼろですが色がキレイに残っていたので拾ってきてしまいました。
シイノミミミガイは形はそっくりなのですが、図鑑だと軸唇に2つ歯がある、と書いてあります。
この貝は1つだけしかないように見えるので?です。
二枚貝など。
リュウキュウバカガイ、ヒラアナゴウ
ニッコウガイ科の何か?、ヒメニッコウガイ、シロスジナデシコ
左下の貝、いつも分からないのですがあるとつい拾ってきてしまいます。
ここでまとめた浜は全体的に打ち上げ少なめだったのでちょっと物足りない成果でした。
沖縄ビーチコーミングの記事まとめはあと2回くらい続きます!